● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
診療費改定のお知らせ

2019年10月から実施される消費税改定
および、昨今の診療材料費の高騰に伴い、
開院以来据え置きしていました診療費を、
同年10月1日より改定させていただきます。

      (旧診療費) (新診療費)
一般診療費 6000円→6500円
逆子の灸  3000円→3500円
小児はり  3000円→3500円
※ 初診料は3000円のまま据え置きします。

患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、
今後もより一層の診療の向上に努めて参りますので、
何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

            恬愉堂鍼灸治療院 院長

| - | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
【号外】がん進行に交感神経影響
おはようございます。相変わらず蒸し暑いです。
残暑お見舞い申し上げます。夏の疲れは大丈夫!?

さて、岡山大医学部の神谷厚範教授(細胞生理学)と福島医大医学部付属生体情報伝達研究所生体機能研究部門の小林和人教授(59)らの研究チームは、2019年7月、英科学誌「Nature Neuroscience」電子版にがん組織内に自律神経が入り込み増殖や転移を促進しているとの研究結果を発表しています。

自律神経は脳からの命令(電気信号)を臓器に伝え、働きを調節するケーブルの役割を担います。ストレスなどで活発化する交感神経と、リラックス時に盛んに働く副交感神経があります。疫学ではストレスががんの進行を早めるとされるが、がん組織に自律神経がどう入り込み、どう作用するかは未解明でした。

研究チームは人の乳がん組織を分析し、がんの増大に伴い自律神経ががん組織に入り込むことを発見。患者約30人のがん組織を解析した結果、交感神経の多い人は、少ない人に比べて術後の再発死亡率が高い傾向がありました。さらに遺伝子操作して局所の自律神経機能を調節する技術を確立。乳がんを移植したマウスに同技術を使い交感神経を刺激すると、がんが増殖して転移も増えた一方、交感神経を除去すると増殖や転移は抑制されました。自律神経の操作により、がんを抑制する新たな治療法の開発につながる可能性があるというのです。

がん治療は手術、抗がん剤、放射線治療が主ですが、抵抗性を持つがんも多いです。神谷教授は「ストレス軽減し、心を平穏に保つことがん予防・抑制に役立つことを示す結果。神経を操作する新たな治療法につなげたい」としています。研究には福島医大から小林教授、加藤成樹講師(41)が参加。がん組織に入り込んだ交感神経に的を絞り遺伝子を注入し、機能を調節する特殊技術(ウィルスベクター)を提供し研究の成功に協力しました。小林教授は「脳分野の研究で培った技術でがん治療という異なる分野に貢献できたことは意義がある」と語っています。

がんと自律神経の関連が示された研究結果です。自律神経失調症の方も鍼灸治療を受けに多く来ます。この辺の研究も進むとイイですね。  〆

<参考記事>
・がん進行に交感神経影響
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000002-fminpo-l07
| ガン 難病 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
【号外】ペットボトルde熱中症予防!!

暑中お見舞い申し上げます。
熱いので熱中症に要注意です。

さて、「ペットボトルで熱中症予防だから、ペットボトルで首を冷やせばイイんじゃない!!」と思う人も多いことでしょう。しかし、効率的に体内の熱を放出するには別の方法がイイのです。米国スタンフォード大学で体温を下げる方法を研究してきたクレイグ・ヘラー教授は手のひら冷やすことを推奨しています。

実は手のひらには動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう:Arteriovenous Anastomoses、AVA)と呼ばれる特別な血管にあります。AVAは皮膚では手足の末端、顔の一部だけに存在し、体温調節に機能を特化した特別な血管です。手の場合、甲側ではなく、手のひら側にあり、足では足裏と指、顔では耳、まぶた、鼻、唇と、皮膚の薄い末梢に多く、皮膚表面から約1mmと毛細血管より少し深いところに1平方センチ当たり100〜600個存在します。拡張時の直径は毛細血管の約10倍。つまり、流体力学の法則から流れる血流量は1万倍にもなります。一方で完全に閉じると血流量はゼロになります。

AVAとは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で普段は閉じています。ところが体温が高くなってくるとAVAが開通し、一度に大量の血液を通します。そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻っていくのです。AVAは体の隅々まで熱を運ぶために、手足の末端に多く存在しています。寒い時は体幹を冷えから守るため収縮して末梢への血流を減らしますが、暑い時は拡張して手足の血流を増やすことで多量の熱を環境へ放散します。つまり手のひらはまさにラジエーターなのです。ある研究によると「首・脇の下・そけい部」などの動脈拍動部を冷やしたときよりも、AVAの多い「手のひら・足の裏・ほほ」の3点を冷やした時の方が体温を低下させるという結果が得られています。

なぜペットボトルが有効なのでしょうか? 保冷剤など冷た過ぎるとかえってAVAを閉じてしまう可能性があります。AVAを最も効果的に働かせるには15℃ほどの温度が最適です。冷蔵庫から出してすぐや自動販売機で買ったばかりのペットボトルは温度がおよそ5℃と少し低めです。しばらく時間がたって適温にするか、ハンドタオルで包むのもイイ方法です。適温のペットボトルを手に握り15分ほど冷やすと効果が持続します。またペットボトルにできる結露が手のひらについて、それが蒸発する時の気化熱によっても手のひらが冷えます。さらに手のひらを冷やすと同時に水分補給もできます。

ペットボトルで手のひらを冷やす方法は、症状が起きる前の予防法です。もし、すでに熱中症が疑われる症状が出ている場合、手のひらだけでなく、首・脇の下・脚の付け根を含めた全身を速やかに冷やすことが重要です。呼びかけに応じないなどの緊急時には救急車を呼び、適切な医療処置を受けるようにしてください。高齢者さんだけでなく、若年層も熱中症で死亡する事例も多く報告されています。今夏も油断禁物です。  〆

| 健康法 | 16:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
【号外】蚊 根絶!?

暑中お見舞い申し上げます。
夏なので厄介な蚊の記事をアップします。

さて、米国のミシガン州立大学(Michigan State University)ミシガン州立大細菌学・分子遺伝学部の奚志勇(Zhiyong Xi)教授などの研究チームはを実質的に全滅させることに成功した研究結果を英科学誌『ネイチャー(Nature)』に発表しています。

実験の対象となった蚊は、ヒトスジシマカ(学名:Aedes albopictus)と呼ばれる制御が特に難しい種類です。一般にヤブカと呼ばれるこの蚊は、ジカ熱デング熱などの感染症の主要な媒介生物となります。研究チームは蚊を実質的に不妊化する放射線と、蚊の卵を生存能力のない状態にするボルバキア(Wolbachia)と呼ばれる細菌株の2つの個体群制御技術を組み合わせ、中国・広州(Guangzhou)を流れる川の中州にある2か所の実験区域で2年間に及ぶ実験を行いました。広州はヒトスジシマカが原因でデング熱の感染率が中国国内で最も高くなっている場所だそうです。

ボルバキア細菌株を用いる個体数制御は、ボルバキアに感染した雄と感染していない雌との間にできる卵を成長させないことで機能するため、感染させた雄だけを野外に放出する必要がありました。同じボルバキア菌株に感染した雄と雌同士が交尾すると、この手法に対して耐性のある雌が生まれる可能性があり、手法の有効性は低下してしまいます。しかし、感染した雌を放出させないのは難しく、通常は0.3%ほどの雌が混入してしまいます。研究チームはこの問題を克服するため、実験室内で飼育するボルバキア感染蚊に低レベルの放射線照射を施しました。放射線は雌を不妊化しますが、雄は生殖可能な状態を保つ程度に調節したようです。

結果は、ふ化した蚊の卵の数94%減少し、生存可能な卵が一つも記録されなかった期間も最長13週間に上りました。また、捕虫器で捕獲される雌の数が83〜94%減少し、6週間にわたって一匹も雌が不検出でした。地元住民の蚊に刺される割合が97%近く減少したことも今回の実験結果を裏付けています。より多くの蚊を地域に放つ実験計画に当初は懐疑的だった住民らも、今回の成果を受けて考え方に変化が生じているということです。 奚教授はマラリアなどの病気を媒介する蚊に対しても、今回の手法は利用可能と考えており、次の段階では都市部の環境に適した極めて効果的かつ実践的な放出戦略を考えているそうです。

2019年5月、学術誌『サイエンス』には遺伝子組み換えによってクモの毒を作る機能を備えた菌類が、マラリアを媒介する蚊を短期間に確実に駆除できる最新の研究が発表されています。アフリカのブルキナファソで行われた実験では、45日間99%の蚊が死んだとされています。研究チームによると、この研究は蚊の絶滅ではなくマラリアの拡大防止を目的にしています。マラリアは、マラリア原虫を宿した蚊に血を吸われることで感染が広がる感染症です。世界中で年間2億1900万件の感染例が報告され、毎年40万人死亡しています。

世界保健機関(WHO)もマラリアをはじめとした熱帯病への取り組みを強化しています。2019年5月にはアフリカで世界初のマラリアへのワクチン接種開始しています。予防に効果があれば、国連が目指す2040年までの制圧へ大きな一歩となりそうです。日本も徐々に亜熱帯化しつつあります。蚊による感染症問題も注視する必要がありそうです。  〆

| 風邪 呼吸器疾患 感染症 | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
【号外】気象病の対策

こんにちは。梅雨の時期ですから、
ちょっと気になる記事をご紹介します。

さて、医師などでつくるウーマンウェルネス研究会(東京)は2019年3月、首都圏の20〜59歳男女609人を対象にインターネットで調査を実施しています。「梅雨低気圧の時に不調を感じる」と答えた人は、女性59%男性は43%。女性を年代別でみると、20代69%で最も多く、次いで40代の61%30代の56%でした。20代女性で、梅雨の時期に特に「肩こり」を感じると答えた人は9割に上っています。この調査では梅雨の時期には低気圧の影響で、女性の多くが肩こりなどの不調を感じることがあります。実に20代の7割が症状を訴えているというのです。

低気圧で特に女性が不調を感じやすい理由について、せたがや内科・神経内科クリニック久手堅司院長は、筋肉量の少なさや貧血などの要因があると指摘しています。雨と晴れ間との寒暖差、長雨による多湿などでも女性は自律神経バランスが崩れ、肩こりなどが悪化しやすいとしています。

低気圧女子の処方せん』の著書がある気象予報士の小越久美さんは、「肩こり以外にも、腰痛生理痛などが低気圧の影響で引き起こされる女性も多い。夏は台風などの低気圧や、局地豪雨の前後で起きる気圧変化にも注意してほしい」と話しています。

同研究会は、蒸しタオル、温熱シート、ストール肩・首元温めることや、耳たぶの上を水平方向に引っ張るなど、耳周りのストレッチで血流を良くする対策を呼びかけています。  〆

<参考記事>
・読売新聞「肩こり・腰痛・生理痛など、低気圧が影響」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00010000-yom-sctch

<関連記事>
・気象病 1〜5
・自律神経免疫療法 1〜3
 

| 首痛 肩コリ 手の痛み | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
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