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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
新型コロナウイルス 伝統医学で考える 1

おはようございます。昨日、確定申告に行ってきました。
毎年、この時期がせわしなくて… 取り合えずホッ!!

さて、2019年12月に中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症COVID-19)は、武漢市を中心に大規模な流行が認められ、日本を含めた世界各国で患者報告数が徐々に増加傾向にあり、毎日情報が更新されています。中国の国家衛生健康委員会は2020年2月18日の時点で感染者は累計で72,436人です。19日では中国本土の死者が累計2004人に達したと発表しています。まだまだ感染者数および死亡者数は増加傾向にあります。一方、19日の時点で日本では感染者数は615人、死亡は1人です。

 世界保健機関(WHO)テドロス・アダノム事務局長は今回のコロナウイルスによる肺炎について、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないと指摘しています。80%以上の患者は軽い病状で回復しており、肺炎や呼吸困難など重症になるのは14%程度、呼吸器不全、敗血症性ショック、多臓器不全などで重篤になるのは5%程度、致死率は2%としています。

厚労省によると、新型コロナウイルス感染症の症状は、風邪の症状や37.5℃以上発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)。そして強いだるさ倦怠感)や息苦しさ呼吸困難)があることをしています。

2020年2月18日、杉並区和田にある立正佼成会附属佼成病院でも入院患者から新型コロナウイルスの感染が確認されています。感染拡大を防ぐために外来診療は休診しています。当院も同じ杉並区にあり、ここまで新型コロナウイルスがここまで近寄って来たかと爆発的な感染の広がりに危惧しています。 ところで東洋医学では新型コロナウイルス感染症をどのようにように捉えているでしょうか。  つづく・・・

| 鍼 灸 その他治療法 | 12:49 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
「ハリトヒト。」に掲載されました

おはようございます。今週末はもしかして
例年、降雪量が多い地域は暖冬で少ないようです。

さて、2019年3月からwebマガジン「ハリトヒト。」が始動しています。鍼灸師さんでも、まだまだ知らない人もいるかもしれません。鍼灸師キャリアパスを考えるきっかけになりたいと有志が集ったことが始まりだそうです。キャリアパスとは、目標とするポジションやキャリアに向かって必要なステップを踏んでいくための順序や道筋を意味します。


編集部のメンバーは、全員、日々臨床をしている現役鍼灸師さんです。本業のかたわら取材や制作活動をしています。メンバーを突き動かすのは、鍼灸と鍼灸師たちへの興味、そして鍼灸師たちの言葉を残していくことへの情熱。活動を続けていくことで鍼灸師をはじめ、鍼灸業界に携わるヒトたちの言葉や実態を記録しています。

この「ハリトヒト。」のターゲットは鍼灸業界でキャリアパスを考えている学生初学者です。迷える?鍼灸学校の生徒や初学者の道しるべとなるであろう鍼灸師さんたちをピックアップしてインタビュー形式で書かれています。取り上げられた鍼灸師さんのインタビュー記事、マンガ、おすすめ選書をwebにアップしています。そしてクラウドファンディングで資金を集め、随時、製本化もされています。すでにvol.1〜2がアマゾンなどでも購入できます。

創刊1年目にインタビューされたみたいで、どうやら小生の鍼灸業界でのキャリアパスに興味をもってもらったようです。「ハリトヒト。」の発起人である津田昌樹先生とは大学院のゼミ仲間に紹介してもらい面識がありました。学会で一緒に数度ご一緒させていただきましたが、覚えていただいていたようで、企画段階でインタビューしたい人の中に挙げていただいてたようでうれしいです。そしてインタビューに来てくれたのが、鍼灸専門学校で同じクラスだった卜部さん(旧姓・滝沢さん)でした。ということで自分のキャリアパスが学生や初学者に役に立つかはわかりません。面白いことも言えていませんが、よろしかったら読んでみてください。  〆

| 鍼 灸 その他治療法 | 13:43 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
室温アップで頻尿減少 2
おはようございます。東京は今冬は一度も
結氷していません。全国的に暖冬傾向です。

さて、産業医科大北九州市立大などの研究グループによる5年間にわたる大規模調査があります。この研究は医学・建築環境工学の専門家でつくる一般社団法人日本サステナブル建築協会の委員会が2014年度から国土交通省の助成を受けて行ったものです。

研究グループは18年度までに4500人超の住環境や体調を調べ、比較可能な1300人程度のデータを分析。窓の改修やエアコン設置、断熱材の活用などで、冬季室温就寝前3時間平均2.5度以上高くなると、室温が大きく変わらない人よりも過活動膀胱(軽症以上)の有病率が約4割減少。また、起床時の室温が低い年齢が高いほど高血圧になることも分かってきました。つまり家の室温が2.5度以上高く暖かいと、夜間頻尿が減り、血圧低下の効果があるというのです。

世界保健機関(WHO)が2018年に出した「住宅と健康に関するガイドライン」も、冬季の最低室温18度以上とするよう勧告しています。また英国保健省(HHSRS)の寒さに関する評価によると、人が健康でいられる温度は21度前後16度以下になると深刻な健康リスクが高まるとしており、「英国住宅法2006年改正」では基準を満たさない賃貸住宅の大家さんに対しては、改修・閉鎖・解体命令などが下されます。

こうち健康・省エネ住宅推進協議会伊香賀研究室による共同調査では、70代女性の住宅を断熱改修したところ、起床時の平均室温が8度から20度に上昇しました。その結果、起床時の血圧が有意に下がり、高血圧と診断されていた女性の血圧が正常値に改善されたと報告しています。

今回の調査で、国内では特に九州に冬季18度以下の家屋が多いことも確認されており、産業医大の藤野善久教授(公衆衛生)は「『大きくて広く、風通しのいい家が良い』という価値観は高度経済成長期に形成されたとみられる。こうした価値観を変え、高気密、高断熱の住宅普及を進める必要がある」と指摘しています。北九州市立大の安藤真太朗講師(建築・都市環境工学)は「寒い住宅で暮らす背景には、家屋の老朽化独居高齢者の増加といった社会的な要因もある。寒くても我慢すると健康に良くないことを国民の共通認識とすることが大事だ」と述べています。

日本は長寿国です。病気になりにくく健康で長生きの大きな要因は医療の発達と考える人も多いでしょうが、実は住環境が良くなったことと寿命延長は比例しています。健康は薬ではなく家が大きな要因なのです。気候変動が激しくなっている昨今、寒さだけでなく、暑さ対策も重要になっています。  〆

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・室温アップで頻尿減少 1
| 健康法 | 09:14 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
室温アップで頻尿減少 1
おはようございます。今朝は未明に震度4の地震。
震源地は茨城県南部の内陸型です。これも怖い…

さて、過活動膀胱(OAB:Overactive Bladder)は症状によって定義される疾患です。尿意切迫感が必須症状で、通常は頻尿(何回もトイレに行く)や夜間頻尿(就寝後何回もトイレに起きる)を伴い、場合によっては切迫性尿失禁(急に強い尿意が起こってトイレまで間に合わずに尿がもれる)を伴う疾患です。つまり尿意切迫感があれば過活動膀胱が疑われます。

日本では排尿障害に対する疫学調査が行われており、過活動膀胱は40歳以上の男女の14.1%、すなわち約1,040万人の方が過活動膀胱に罹患していることが示されています。また、その約半数が尿失禁(切迫性尿失禁)を伴うことも示されています。 過活動膀胱の病因は様々です。脳血管障害、パーキンソン病、多系統萎縮症、認知症などの脳や、脊髄損傷、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、脊髄腫瘍、頸椎症、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症などの脊髄の神経疾患が過活動膀胱の原因となります。しかし、神経疾患がなくても前立腺肥大症に合併することもあり、加齢による膀胱機能の変化も原因となり、さらに明らかな原因疾患のない(特発性)の場合もあります。

過活動膀胱は症状に基づく病気ですので自覚症状の評価が最も重要です。尿意切迫感の症状があれば過活動膀胱と診断されますが、頻尿や切迫性尿失禁を伴っていればより確実です。過活動膀胱の診断や重症度を評価するために患者さん自身が記入する質問票・過活動膀胱症状質問票(OABSS)を用います。全質問の総合点数が3点以上であれば過活動膀胱と診断されます。また総合点数が5点以下であれば軽症、11点であれば中等症、12点以上であれば重症と判定に用いる場合もあります。

この過活動膀胱の頻尿が室温をアップすると減るというのです。  つづく・・・

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・室温アップで頻尿減少 2
| 健康法 | 09:48 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
ゲノム編集 妊娠禁止 2

おはようございます。世間は3連休です。
てんゆ堂本日13日(月・祝)も診療します。

さて、2019年12月4日、厚労省の専門委員会は遺伝子を効率よく改変するゲノム編集を人間の受精卵に施して子どもを誕生させることへの規制強化を求める報告を大筋でまとめました。ゲノム編集技術を人間の受精卵に使い、子宮に戻す臨床利用について禁止するための法規制を含んでいます。

ゲノム編集は狙った遺伝情報を変えられる技術です。従来より格段に使いやすい手法が2012年に登場し、農水産業や食品開発などの研究に使われています。一方、この技術を人間の受精卵に使って人為的に容姿や能力を変えるデザイナーベビーへの応用につながるとの懸念が指摘されていました。

ゲノム編集技術で受精卵の遺伝子を変えて子宮に戻すことは安全性が担保されておらず、世代を超えて影響が出る可能性があると指摘しています。実施できないようにするため強い規制を伴う制度が必要としています。委員からは罰則付きの法規制が必要だという意見も出ています。

またゲノム編集の他、ウイルスなどを用いて遺伝子を改変する従来の遺伝子組み換えなども規制対象とします。一方、ゲノム編集は受精卵の段階で遺伝子の異常を修復し難病を防ぐ技術として期待されていると指摘しています。遺伝性の病気の治療法の開発のために子宮に戻さずに行う基礎的な研究の発展は妨げず、臨床応用が認められる可能性は技術の進歩や国民の理解を踏まえながら継続的に検討していくこととしています。つまり現在は目的外の遺伝子を改変する危険性がありますが、将来こうした問題が解消され、社会の理解が得られる場合もあり得るとして、子どもの誕生が許される可能性について引き続き検討するよう求めています。

2017年、米科学アカデミーなどは安全性を確保したとしても能力や容姿を操作する目的での遺伝子改変は認めない報告書を公表。貧富の差が社会的な格差を一層広げかねないなどとしています。受精卵へのゲノム編集による妊娠・出産およびその後の成長・発育において、健康上の問題、技術的な問題、安全性の問題、倫理的な問題、人権問題などがあります。

今年、小生が流行語大賞にノミネートして欲しかったのは「ゲノム編集」です。食品から病気まで幅広い分野で、このゲノム編集が話題になりましたよね〜!? 来年はオリンピックイヤーです。皆さんにとって実り多き年になりますようにお祈りしております。本年もブログ「日日是好日」をご愛読いただきまして、ありがとうございました。  〆

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