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子ども 近視予防 7

おはようございます。中国政府は香港国家安全法案
を可決・成立しました。国家とは何でしょうか!?

さて、強度近視の人は近視でない人に比べて緑内障3.3倍、網膜剥離21.5倍、近視性黄斑症40.6倍になります。「今まで見えていた駅の標識が見づらい」という時には近視が進行している可能性があります。成人になってそういう症状が進んできた時は要注意です。そして「柱や物がゆがんで見える」「段差がわからず転びそうになる」ような症状は網膜の中心部の黄斑部というところが障害された時に起こる症状です。強度近視の合併症として黄斑変性黄斑出血というものがあります。

このような場合は眼科専門医を受診していただいた方がイイです。 眼球の伸びというのは、本当に身長ののびと同じように完全に止めるとか、短くするということはなかなか難しいです。ただ将来的には、そういった眼球の伸びそのものを抑える治療というのも可能になっていくと考えられています。

現時点での治療としましては、合併症を起こした時に黄斑変性に対して注射、あるいは網膜剥離・分離では網膜の手術を行います。そういった合併症に対する治療法が主体になります。屋外活動やアトロピンについても大人での有効性が実証された研究はありません。大人でできる対策としては定期的な眼科の受診しかありません。

近視の進行学童期〜小児期に大部分を占めます。近視の発症率を低くするための科学的根拠に基づくと1000ルクス2時間/日という予防策が示されています。屋内では昼間でも300ルクス、窓際でも800ルクス程度なのですが、屋外では木陰でも数千ルクス、日向は数万ルクスになります。

1日2時間以上屋外で遊ばせて明るい光を浴びることが近視予防につながります。特に小学生のいるご家庭では、とりあえず休みの日には木陰でも十分な明るさがあるというふうに考えられていますので、木陰でかまわないので屋外に出て遊ばせることも考えてあげてください。勉強や塾などとのバランスのとり方次第で近視は予防できます。   〆

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子ども 近視予防 6

おはようございます。昨日は梅雨の合間の晴れ。
また、しばらく梅雨らしい天気が続くようです。

さて、近視の治療法にはアトロピンという目薬をさして抑制する方法や、オルソケラトロジーという就寝時に装着するコンタクトレンズがあります。これは子どもの近視には最適とされています。またガボール・アイという方法もあります。これはガボールパッチという白黒のしま模様を使った視力回復法です。

ガボールパッチは1971年にノーベル物理学賞を受賞したデニス・ガボール博士が考案したしま模様で脳の視覚野に作用して処理能力を上げる効果があります。カリフォルニア大学など世界トップクラスの研究機関で有効性を実証する試験結果が報告されている視力回復法です。

スマホやパソコン業務などの至近距離での作業増加に伴い、大人になってから近視が初めて起こる成人発症近視や、あるいは近視が通常は体の発育が止まったら止まるはずですが、それ以降も続いてしまう成人進行近視が問題となっています。眼球の組織が引き伸ばされ、それが悪化して近視の度数が進むと、より目が長くなったり、あるいは眼球の後ろが変形してしまう状態になります。

こうなると眼球の後ろの網膜や視神経といった非常に重要な神経組織が傷つけられ失明の原因になります。視神経の障害による緑内障黄斑変性などが起きる可能性が高くなります。近視が強くなると、失明につながる病気の危険性が高まることが分かっています。強度近視の人は近視でない人に比べて緑内障で3.3倍、網膜剥離は21.5倍、近視性黄斑症は40.6倍になります。   つづく・・・
 

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子ども 近視予防 5

おはようございます。2020年上半期
コロナ禍”であっという間に過ぎました。

さて、世界で最も近視率が高いシンガポールでは国の近視予防プログラムでゲーム時間を減らすなどしまして、近視の子どもを5%減少させることを達成しました。台湾では法律を改正して対策を始めて7年後、視力0.8未満の小学生の割合は5%以上減少しています。また中国でも国で数値目標を掲げています。スマートフォンやパソコン1日1時間までにしたり、宿題の量を管理するなどの通達を出しまして、子どもの近視を毎年、最低0.5%減少させるとしています。

日本の文科省は視力低下に対する有効な対策、各家庭、学校で出来ることについて、明確な答えを持っていない状況です。どういう対策が有効なのかについての調査を行っている状況です。この結果を得て、2020年度には対策を決めて各家庭や学校に周知していくようです。専門家は一番の問題は日本に近視の学童がどれだけいるのかという基礎データがないと指摘しています。学校保健の現場では裸眼視力検査は行われていますが、実際の屈折度数、目の長さの眼軸長度測定といったデータが取られておらず、視力障害の子どもが近視または乱視なのか原因が分からない状況です。

近視対策は個人や学校任せにするのではなく国を挙げて行うべきとの指摘があります。近視が深刻な問題となっているにもかかわらず、国として対策をとっていないのは韓国日本だけです。予防策はすでにあるのですから、後は政府が真剣に近視の問題と向き合うかだけの問題です。近視は非常に重要な課題です。このままでは未来はありません。将来を見据えて取り組む必要があります。 現時点の2018年度で小学生34.10%中学生で56.04%高校生67.23%が近視であり増加傾向にあります。近視の進行は学童期〜小児期に大部分を占めるので、とりあえず休みの日のは木陰でも十分な明るさがあるというふうに考えられていますので、木陰でかまわないので屋外に出て遊ぶことが大切です。  つづく・・・


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子ども 近視予防 4

おはようございます。明日は休みなので
都知事選挙期日前投票に行きます。

さて、なぜ近視予防に効果があるのでしょうか。オーストラリア国立大学イアン・モーガン教授のチームは、環境によって目の変化が起こりやすいヒヨコを使い光の効果を検証しました。その結果、明るい光を長時間浴びたヒヨコの眼球は暗い室内にいたヒヨコに比べ伸びが大幅に抑えられていたのです。明るい光を浴びたヒヨコの目を調べてみるとドーパミンという物質が検出されました。眼球の伸びを抑える効果があるとされています。ドーパミンが近視の発症を抑えたと考えられています。

モーガン教授は近視の発症率を低くするための科学的根拠に基づいた1000ルクス2時間/日という予防策を示しています。屋内では昼間でも300ルクス窓際でも800ルクス程度なのですが、屋外では木陰でも数千ルクス、日向は数万ルクスになります。ですから1日2時間以上屋外で遊ばせて明るい光を浴びることが近視予防につながります。

日本の対策はどうなっているのでしょうか。近視の児童が約8割の都内の小学校では教室内の明るさは窓際でも800ルクスと、予防に効果があるとされる目安の1000ルクスを下回っていました。近視の予防には児童期の屋外活動を最優先で実践する必要があります。しかし、学校側は屋外に出る時間を、これ以上増やすことは難しいとしています。休み時間は通常、合わせて1時間程度。体育や登下校などの時間を足しても毎日2時間を達成するのは困難だとしています。

タワマンと呼ばれることが多い超高層マンションの室内は周囲に日差しを遮る建物がないです。南向き住戸は室内に入る日差しが多く、明るいことこの上ないです。実際の超高層マンション室内で明るさを計測した結果、直射日光がまったく入らない廊下は380ルクスでした。

カーテンを開けたリビングの窓際直射日光を浴びた状態では2万8000ルクスレースのカーテンを閉めた状態でも10000ルクスでした。さらにレースのカーテンを閉め、窓から5メートル離れた場所でも1000ルクスでした。北向きの住戸でも窓際では3600ルクス、窓から3メートル離れた場所でも1000ルクスでした。 超高層マンションの室内は明るく子どもの近視予防に有効かもしれません。  つづく・・・


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子ども 近視予防 3

おはようございます。治療院のアマリリス
も今季は終わりかな。来年もよろしくです。

さて、世界で最も近視の割合が高い国のひとつがシンガポールです。20歳以下の近視の割合が増加し、今では8割以上に達しています。シンガポールでは国が150億円以上の予算を投じ研究が行われています。ここで開発されたのが近視の進行を抑制する効果が世界で初めて示された目薬です。

この目薬は検査薬として使われているアトロピンをもとに作られています。アトロピンの濃度を薄めて使用すると副作用もほとんどなく近視の進行を遅らせることができます。400人の子どもを対象にした研究結果では、アトロピン未使用のグループは3年で度数が平均1.6悪化したのに対し、使用したグループでは5年が経過しても、平均1.4でした。子どものうちに治療し、悪化する時期を遅らせれば大人になってから深刻な近視にならずにすむ可能性が高くなるのです。

臨床研究ではアトロピンを使った子どもたちは、使わなかった子どもたちに比べて、2年以上、視力の悪化を遅らせることができたとされています。小学生の頃に少しでも進行を遅らせることができれば、強度近視になる手前で食い止めることにつながると考えられ、2019年8月から日本でもアトロピンの安全性と有効性を確かめる治験が始まっています。

さらに近視を予防する研究も進んでいます。20歳以下の約8割が近視の台湾では、全ての小学校を対象に屋外にいる時間を増やすという政策を進めています。もとになったには子ども約700人を対象にした研究です。明るさ1000ルクス以上の光を週11時間以上浴びた子どもは近視になりにくいことが分かっています。1000ルクスは屋外でなければなかなか達成できません。一般的に屋内では300ルクス程度窓際でも800ルクス程度です。一方、屋外では日陰でも数1000ルクスに達します。

台湾政府は近視にならないようにするには子どもの頃からの対策が重要だと考え、2011年から子どもの屋外活動を増やす取り組みを始めました。2013年には法律を改正して体育の授業を週150分屋外で行うことを義務化し、そのほかの授業も屋外での実施を推奨しています。1000ルクス、2時間/日を目標に掲げています。首元には光センサーをつけ、学校では浴びた光の量と時間も管理しています。対策を始めて7年後、視力0.8未満の小学生の割合は5%以上減少しています。   つづく・・・

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| 顔・目・頭・脳の病気 | 09:27 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
子ども 近視予防 2

おはようございます。梅雨らしいジメっと
とした毎日です。しかし紫陽花はキレイです。

さて、日本では視力1.0未満の子どもたちが増加傾向にあります。2018年、過去最悪レベルに達しました。2018年度で小学生34.10%中学生56.04%高校生では67.23%となっています。小さい子たちが近視を発症させてしまっている率が高いのです。また、2019年8月、慶応大学医学部のグループの研究結果を発表しました。東京都内のある小中学校の子どもたちを調査したところ、小学生689人のうち76.5%が、中学生では727人のうちのほぼ全員、94.9%近視だったのです。

世界的に見ても近視は急増しています。オーストラリアなどのグループが2016年に発表した試算では、アジアを中心に近視の人口は増え続け、2050年にはおよそ48億人。その時代には世界の人口が97億人になると予想されていますから約半数が近視になると予測しています。世界保健機関(WHO)も「深刻な公衆衛生上の懸念」を表明し緊急の対策の必要性を指摘しています。

一口に近視といってもレベルによって「弱度近視」「中等度近視」「強度近視」に分かれます。近視の度合いを分けるのは、裸眼の視力ではなく屈折度数(D、ディオプター)で、-6.25D以上の状態だと強度近視に分類されます。これに対し、中等度近視は-3.25D以上-6.00D以下、弱度近視は-0.50D以上-3.00D以下となっています。

強度近視の症状は目にモノを近づけないとはっきり見えないことだけではありません。強度近視では眼球が伸びたことで外からの光の刺激を受け取る網膜が薄く引き伸ばされます。網膜の下に脈絡膜という層が薄くなり、眼底と呼ばれる目の奥の部分に変化が起きる可能性もあります。将来的に網膜剥離のリスクがあり定期的な経過観察が欠かせません。失明する可能性はゼロではないのです。

強度近視には遺伝的な要素と環境的な要素のどちらも影響していると考えられていますが、詳しいことはまだ明らかになっていません。近視は怖い病気なのです。定期的に眼科での検診を受け、目の健康状態を確認しましょう。見え方に違和感がある場合は速やかに眼科医に相談するようにしましょう。専門家は失明につながる病気のリスクにさらされる子どもが増えていることに危機感が募ります。30〜50年後が心配です。   つづく・・・
 

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| 顔・目・頭・脳の病気 | 09:28 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
子ども 近視予防 1

おはようございます。東京以外は新型コロナ
ウイルス感染症が随分と落ち着いてきました。

さて、視覚というのは、人が生きていくうえで外界の情報を得る一番大きな手段で、約80%を視覚から得ています。それが障害されて見えないという状態になりますと社会生活に大きな影響を及ぼします。 近年、近視が世界的に急増しており、2050年には世界人口の約半数の約50億人が近視になり、約1割に相当する9億人強度近視に至ると見積もられています。

また多くの疫学研究の結果、たとえ軽度でも近視中高齢期緑内障網膜剥離近視性黄斑症などの失明に繋がる眼疾患の発症リスクを加速度的に上昇させることが判明しました。さらに近年の研究で目の機能が低下すると認知症うつ病動脈硬化など様々な病気の危険性が高まる可能性が明らかになってきています。

そもそも近視はどのようにして起きるのでしょうか。眼球体の成長に伴って大きくなり、前後方向にも伸びていきます。しかし遺伝的な要因生活環境などが影響して眼球が過剰に伸びると目の中で焦点がうまく合わず、物がぼやけて見えてしまいます。これが近視の正体です。特に小学校高学年の間に著しく進行。多くの人は20代前半で進行が止まりますが、一度伸びてしまった眼球は元には戻らないため子どもの頃からの対策が重要だとされています。

しかし近視による視力の低下は「眼鏡やコンタクトレンズで矯正できるはず…」と思っています。一般的に”たかが近視”と思われており定期的に検査するという意識が薄く、自覚症状もないことから先延ばしにする傾向があります。「近視が進んでいるかな」と思って眼科に行っても近視の矯正が出来なくなるとは、まったく思っていないのです。

眼球が伸びると目の奥の組織などが引き伸ばされて傷つきやすくなります。将来的に緑内障や網膜剥離など失明につながる病気を引き起こすことがあるのです。特に近視が進行して程度の強い強度近視と呼ばれる状態になると失明に至る危険性が跳ね上がるとされています。   つづく・・・

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| 顔・目・頭・脳の病気 | 10:04 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
頭痛 治療と予防 3

おはようございます。台風が過ぎて蒸し暑いですが、
どこか秋っぽい感じです。お彼岸も間近かですね〜。

さて、頭痛が起きるタイミングをつかむために頭痛ダイアリーを活用するのもイイでしょう。専門医の間で指導されている方法です。日記には頭痛があった日やその程度、頭痛が起きた前後の行動などを記録していきます。医療機関に持って行けば診断にも役立ちますし、人それぞれ違う頭痛の誘因(原因)を見つけることができます。誘因を避けることで頭痛を予防することも可能になるのです。日記は日本頭痛学会のHPからダウンロードできます。自分にとっての適切な服用タイミングがつかめない場合は医師や薬剤師に相談し、自分に合った適切なタイミングをみつけましょう。

片頭痛の予防や緊張型頭痛の緩和に役に立つものとして頭痛体操は実際の医療現場で指導されているものです。ガイドラインでも推奨されています。
頭痛体操 1)両肘を水平に上げる。2)足を少し開く。3)顔は正面をむいたまま。4)体を左右に回す(2分行う)。
頭痛体操◆1)腕をリュックを背負うように前に回す。2)服を脱ぐように後ろに回す(6回行う)。片頭痛の方は頭痛があるときは決して行わないように注意してください

これまでの服薬という頭痛の治療法の発想を大きく転換させて「そもそも痛みをおこさせない」という予防の考え方が一躍注目を集めて大きな成果をあげています。これからは予防医学です。歯科でも予防が主になっています。鍼灸治療も古来からある未病という考え方があります。治療→予防というのが次世代の医療の根幹となります。 〆

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頭痛 治療と予防 2

おはようございます。今日は敬老の日で祝日ですが、
てんゆ堂診療しております。所用で少し早く終了します。

さて、月に2回以上の強い頭痛、日常生活に支障がある、アロディニアなどの症状があれば、頭痛専門外来、神経内科、脳外科などの医療機関を受診してみてください。トリプタン系薬剤などの予防薬が適応になる場合があります。

片頭痛が重くなるとアロディニアというサインが出る場合があります。アロディニアは通常であれば痛くはないはずの刺激を痛みと感じる症状で頭痛の前後に起こります。主に顔や頭などの頭部に発生するのが特徴で「化粧をしたとき」「髪を触ったとき」「眼鏡をかけたとき」 「コンタクトレンズを入れたとき」「イヤリングやネックレスなどのアクセサリーをつけたとき」などにピリピリとした痛みが起こります。こうしたアロディニアがあると特効薬のトリプタン系薬剤も効かなくなる場合も多いためアロディニアを感じる場合は早めに受診をしてください。

トリプタン系薬剤は前兆期に服用しても効果は期待できません。トリプタン系薬剤は頭痛が始まり、それが片頭痛の痛みであると確信した軽度のうちに服用すると高い効果が得られます。片頭痛がひどくなってからでは、通常なら痛みを感じない程度の刺激でも痛みを感じるアロディニアという症状があらわれ、薬剤の効果が十分には発揮されません

またトリプタン系薬剤でも飲み過ぎると薬剤の使用過多による薬物乱用頭痛の原因となりますので注意が必要です。「大事な会議で頭痛が起こると困るから」と早めに服用したり、逆に「お守り代わりにしてつらくなるまで我慢」したりしないで、片頭痛と確信したそのときに適切なタイミングで服用しましょう。  つづく・・・

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頭痛 治療と予防 1

おはようございます。今日と明日は10月半ばの気温のようです。
巷では3連休の方も多いでしょうから台風の進路も気になります。

さて、頭痛の時は、どうしていますか!? ほとんどの人が鎮痛剤を飲むでしょうか。片頭痛の方の中には最初は頭痛薬が効いていたのに、やがて効きが悪くなってしまう方が少なくありません。それどころか、痛みの強さも頻度も少しずつ激しくなって、生活に支障が出るほどまでに悪化してしまうことがあるのです。

頭痛にもいろいろな種類があるのですが片頭痛は何らかの刺激により脳血管拡張され血管の周囲を取り巻く三叉神経刺激を受けると神経ペプチドと呼ばれる痛みの原因となる物質が放出されます。すると血管の周りに炎症が起こり、それがさらに血管拡張を促し、三叉神経への刺激を高め、その刺激が大脳に伝わることで片頭痛の症状があらわれます。

頭痛に対する治療薬の中でも市販の鎮痛薬はすでに起こってしまった炎症を抑えるのが主な働きです。頭痛になってすぐに頭痛薬を飲んでも脳へのダメージはゼロではないことです。短時間でわずかな痛みでも、何回も繰り返しているうちに脳が痛みを受け取りやすくなってしまうことがあるのです。これを薬剤性頭痛薬物乱用頭痛と言います。

市販薬などの痛み止めで対処ができなくなっている片頭痛にお悩みであれば予防薬で改善できる場合があります。予防薬は市販薬ではなく病院で処方してもらう薬です。その代表がトリプタン系薬剤です。

トリプタン系薬剤は痛みを引き起こす根源である血管と三叉神経の両方に作用します。脳の血管に作用して、炎症を抑え拡がりすぎた脳の血管を元に戻します。また三叉神経からの神経ペプチドの放出を抑え込みます。さらに三叉神経が受けた刺激の情報が大脳に伝達されるのをブロックすることで片頭痛だけでなく、吐き気、嘔吐、光過敏・音過敏などの症状も抑えます。片頭痛の根本的な原因をピンポイントで抑える片頭痛に特異的な治療薬です。上手に使えば市販の鎮痛薬では効果がなかった頭痛を改善することができます。現在、日本で使用できるトリプタン系薬剤は5種類で、その剤形には錠剤、口腔内速溶・崩壊錠、点鼻薬、注射薬があります。   つづく・・・

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