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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
メラノーマ 4

おはようございます。今日の最高気温は18℃の予報。
氷雨が降り冷え込む模様です。初冬の香りがします。

さて、皮膚ガンには「ほくろのガン」とも呼ばれるメラノーマ悪性黒色腫)があります。メラノーマは皮膚ガンの一種で、見た目はほくろとよく似ています。メラノーマは足の裏や手のひら、爪、顔、胸、腹、背中など様々な部位にできます。また眼球、鼻や口の中、肛門部などの粘膜にできることもあります。悪性黒色腫の原因はまだ明らかになっていませんが、紫外線皮膚への摩擦・圧迫といった外からの刺激が関係していると考えられています。日本では1年間で人口10万人あたり1〜2人発症するといわれています。50歳代から増加し、60〜70歳代に最も多く発症します。厚労省の調査による日本におけるメラノーマの患者数は約4,000人です。

ほくろとメラノーマを区別する方法「ABCDルール」があります。A (Asymmetry)左右非対称です。メラノーマは左右非対称の形をしていることが多く、左右非対称ならメラノーマの可能性があります。B (Borderless)辺縁不明瞭です。ほくろの辺縁がはっきりしているのに対し、メラノーマの辺縁は不明瞭です。これもガン細胞の多様性によるものです。C (Color)色調です。メラノーマは真っ黒の部分と薄い部分が不規則に混在し色ムラができます。色調が単一かどうかはメラノーマとほくろを見分けるうえで重要な要素になります。D (Diameter)直径です。メラノーマかどうか一番わかりやすい項目として大きさがあります。メラノーマはガンですので時間とともに大きくなります。その直径が6〜7mmを超えるとメラノーマの可能性大です。

確定診断には切除して病理組織検査をします。「ABCDルールに当てはまらないから大丈夫」と素人判断せずに、心配なほくろは皮膚科専門医に診察してもらうことが大事です。メラノーマは数年前まで「抗ガン剤も放射線治療も効かない怖いガン」と考えられていました。近年は免疫チェックポイント阻害剤を含む新規薬剤が登場して効果が期待できるようになりました。2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑博士の研究成果によるガン治療薬がオプジーボです。これも免疫チェックポイント阻害剤です。ガンに対する第四の選択肢となる免疫療法を提示した功績は、国内外の研究者から高く評価されているのは、ご存じの通りです。オプジーボが最初に日本で保険適用薬として認可されたのは、2014年7月、メラノーマに対しての使用認可でした。その後、オプジーボが効くのは、メラノーマだけではなく、2015年12月に厚労省は切除不能な肺ガン(非小細胞肺ガン)の治療にオプジーボの使用を認可しています。その適用範囲は拡大しています。メラノーマは早期発見できれば治すことができるガンであることを知っておきましょう。  〆

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メラノーマ 3

おはようございます。先日、豊洲を車で通りました。
あの辺は随分変わりました。でも高潮とか大丈夫!?

さて、皮膚ガンには「ほくろのガン」とも呼ばれるメラノーマ(悪性黒色腫)があります。メラノーマは皮膚ガンの一種で、見た目はほくろとよく似ています。ほくろとメラノーマを区別する方法「ABCDルール」があります。ABCDルールは医学部生が皮膚科で勉強するメラノーマとほくろの見分け方です。医師国家試験でも頻出されるそうです。ABCDルールを基準にほくろを観察すれば、メラノーマかどうか見分ける手助けになります。ただし、あくまでもこの方法は診断の補助に使うものです。疑わしいほくろは早い段階で皮膚科専門医の診察を受けることをオススメします。

A (Asymmetry)左右非対称です。メラノーマは左右非対称の形をしていることが多く、左右非対称ならメラノーマの可能性があります。B (Borderless)は辺縁不明瞭です。ほくろの辺縁がはっきりしているのに対し、メラノーマの辺縁は不明瞭です。これもガン細胞の多様性によるものです。C (Color)色調です。メラノーマは真っ黒の部分と薄い部分が不規則に混在し色ムラができます。色調が単一かどうかはメラノーマとほくろを見分けるうえで重要な要素になります。

D (Diameter)
Diameterは直径のことです。メラノーマかどうか一番わかりやすい項目として大きさがあります。メラノーマはガンですので時間とともに大きくなります。その直径が6〜7mmを超えるとメラノーマの可能性大です。診察では大きさを測り、1ヶ月後、半年後と経過をみていき、ほくろが大きくなってくるようなら要注意です。大きさを判断するのに一番お手軽なのは鉛筆だそうです。鉛筆の直径がだいたい7mmありますので、鉛筆の裏側を押し当てて隠れるかどうかチェックすると簡単にわかります。

近年では「ABCDEルール」とするものもあります。
E(Evolving)
Evolvingは変化することです。大きさが拡大し色・形・症状が変化してきます。比較的短期間(約1〜2年以内)に次のような変化があれば要注意です。色の変化として、一般に薄い褐色が濃い黒色に変化する場合が多くあります。また色調に濃淡が生じて相混じったり、一部色が抜けてまだらになることもあります。大きさの変化として、1〜2年以内の経過で直径2〜3mm程度の色素斑(しきそはん)が5〜6mm以上になった時は注意すべきです。短期間に目立って大きくなるものは要注意です。形の変化としては、色素斑の辺縁がギザギザに不整になったり、しみ出しが出現したりすることがあります。色素斑の一部に硬結(こうけつ)や腫瘤(しゅりゅう:かたまりのできもの)が出現した場合は要注意です。さらに硬さの変化として、一般にほくろは均一な硬さをしていますが、その一部または全体が硬くなってくることがあります。そして爪の変化として、爪にできる場合はほかの皮膚と違い、爪に黒褐色の色素線条縦のスジ)が出現し、半年〜1年くらいの短期間に色調が濃くなってスジの幅が拡大してきます。進行すると爪が割れたり、色素のしみ出しが出現することがあります。  つづく・・・

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メラノーマ 2

おはようございます。昨日は臨時休診でしたが、
今日から通常診療です。「秋深き…」しみじみです。

さて、皮膚ガンには「ほくろのガン」とも呼ばれるメラノーマ悪性黒色腫)があります。メラノーマは見た目はほくろとよく似ています。日本では1年間で人口10万人あたり1〜2人発症するといわれています。50歳代から増加し、60〜70歳代に最も多く発症します。また発症数は少ないものの20〜30歳代にもみられます。漫画「巨人の星」に出てくる星飛雄馬の初恋の人、美奈さんはメラノーマができた指で夜空を指し「死の星」と表現しています。実際、その後若くして命を落とすストーリーになっています。

ほくろとメラノーマを区別する方法「ABCDルール」があります。ABCDルールは医学部生が皮膚科で勉強するメラノーマとほくろの見分け方です。医師国家試験でも頻出されるそうです。ABCDルールを基準にほくろを観察すれば、メラノーマかどうか見分ける手助けになります。ただし、あくまでもこの方法は診断の補助に使うものです。疑わしいほくろは早い段階で皮膚科専門医の診察をうけることをオススメします。

A (Asymmetry)左右非対称です。メラノーマは左右非対称の形をしていることが多く、左右非対称ならメラノーマの可能性があります。B (Borderless)辺縁不明瞭です。ほくろの辺縁がはっきりしているのに対し、メラノーマの辺縁は不明瞭です。これもガン細胞の多様性によるものです。

C (Color)
Colorは色調です。メラノーマは真っ黒の部分と薄い部分が不規則に混在します。辺縁不明瞭と同様にメラノーマ細胞がつくるメラニンの量はガン細胞ごとに異なります。その結果、メラノーマには色ムラができます。色調が単一かどうかはメラノーマとほくろを見分けるうえで重要な要素です。また、メラノーマは自然消退することがあります。免疫細胞に攻撃された結果と考えられています。自然消退した部分は普通の肌色に戻ります。メラノーマには黒の濃さに違いがあり、ときどき黒い中に肌色の部分があるのが特徴です。

ちなみに完全に自然消退したように見えたメラノーマが数年後再発・転移して見つかることがあります。消えたように見えてもメラノーマ細胞は体のどこかに残り生き続けていると考えられています。つまり、「消える」イコール「治る」ではありません。自然消退したほくろに関してはメラノーマを疑うことがあります。  つづく・・・

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メラノーマ 1

おはようございます。明日10月16日(火)は臨時休診
となります。17日は通常診療となります。ご理解のほど…

さて、ガンと聞くと大腸ガン肺ガンなどの体内にできるガンをイメージしがちですが、皮膚にできる皮膚ガンの一種で「ほくろのガン」とも呼ばれるメラノーマ悪性黒色腫)は見た目はほくろとよく似ています。メラノーマは足の裏や手のひら、爪、顔、胸、腹、背中など様々な部位にできます。また眼球、鼻や口の中、肛門部などの粘膜にできることもあります。悪性黒色腫の原因はまだ明らかになっていませんが、紫外線皮膚への摩擦・圧迫といった外からの刺激が関係していると考えられています。

メラノーマは自分で発見できるため、ガンである可能性に気づければ早期発見につながります。早期発見のためには自分の皮膚を定期的に観察するセルフチェックが必要です。ほくろとメラノーマを見分ける方法に「ABCDルール」があります。

A (Asymmetry)
Asymmetryは左右非対称という意味です。メラノーマは左右非対称の形をしていることが多いです。ほくろを中心で線を引いてみて、左右が同じ形をしているかどうかで判断します。左右非対称ならメラノーマの可能性があります。なぜメラノーマは左右非対称になるのかは腫瘍内のガン細胞の多様性によるものです。ガン細胞はそれぞれひとつひとつ違っています。一見ひと固まりのメラノーマのように見えても、実際はさまざまなメラノーマ細胞の集団で構成されています。その中で増殖速度が違うメラノーマ細胞が組み合わさることで左右非対称性が生まれます。増殖の速い細胞集団は早く拡大し、増殖が遅い細胞集団はあまり形を変えません。結果として、不均一な形となって左右非対称となります。

B (Borderless)
Borderlessは辺縁不明瞭の意味です。ほくろの辺縁がはっきりしているのに対し、メラノーマの辺縁は不明瞭です。これもガン細胞の多様性によるものです。メラノーマはほくろのガンと言われますが、正しくは皮膚の色をつくる細胞であるメラノサイトがガン化したものです。人の皮膚の色はメラノサイトがつくるメラニンの量によって濃さが変わります。メラノーマ細胞はガン細胞です。ガン細胞には多様性があることから、それぞれのメラノーマ細胞がつくるメラニンの量に差が見られます。その結果、辺縁が不明瞭になります。  つづく・・・

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| ガン 難病 | 08:58 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
ガン進行・転移 アスパラギン 3

おはようございます。春物のコートを買ってみました。
やはり軽い。厚手のダウンと比べると随分と違います。

さて、英科学誌『Nature』(ネイチャー)に掲載されたケンブリッジ大学の研究者らの研究論文「Asparagine bioavailability governs metastasis in a model of breast cancer 」よるとアスパラギンと呼ばれる栄養素が不足すると乳ガン細胞の成長が妨げられることが動物実験で分かったと公表しています。

研究論文の主執筆者である英ケンブリッジ癌研究所のグレッグ・ハノン教授は「研究は重大な成果となる可能性がある」としながらも、今後さらに多くの研究を重ねる必要があることを強調しています。しかし「人間に置き換えられる保証はない」と述べる一方で、マウスと同様の作用が働いていることを示す有望な兆候が見られたことを付け加えています。しかし、今回のマウス実験は人間でも同じように効果があるかどうかは不明ですが、もし効果があるとするならば、一切アスパラギンを含まない食事をすることでガンの転移を抑えることが出来るかもしれません。


食事の変化をガンの拡散を促進する生体内作用に関連づけたのは、今回の研究が初めてとなる可能性があります。食品とガン進行転移との関係を示す研究論文の主執筆者ハノン教授は「腫瘍細胞のアスパラギン生成能力を変化させるか、体内でアスパラギンの可用性を低下させる薬剤でマウスを治療する、もしくは餌からアスパラギンを除去するかのいずれかの方法で転移を減少させることができた」と説明しています。また「特定のガンが特定の食べ物にやみつきだという可能性が高まっている。将来は、患者の食事を調整したり、薬を投与したりして、ガン細胞がこれらの栄養素を得られないようにし治療の効果を高められると期待している」と話しています。さらに「マウスに与える餌に含まれるアスパラギンを減らすと転移が半減した」と語ります。アスパラギンを制限するには、将来は栄養バランスは取れているがアスパラギンを含まない特殊な飲み物を、ガン患者が食事代わりに飲むという治療法を研究者たちは想定しています。

ごくありふれたアミノ酸の体内の生成量や食物からの吸収量を抑えると、乳ガンの転移を阻止できる可能性があることがマウス実験で判明しています。今回の実験では非必須アミノ酸のアスパラギンが乳ガン拡散でのカギとなっている可能性があるのです。今回の研究成果を通じてガン細胞が女性の胸部内の発生部位から拡散するのを防ぐ方法がもたらされる可能性に期待を寄せています。 〆

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| ガン 難病 | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
ガン進行・転移 アスパラギン 2

おはようございます。個性派雑貨で人気を博したアジアン
中華雑貨専門店「大中」が閉店だそうです。時代ですかね・・・

さて、英科学誌『Nature』(ネイチャー)に掲載された
ケンブリッジ大学の研究者らの研究論文「Asparagine bioavailability governs metastasis in a model of breast cancer 」よるとアスパラギンと呼ばれる栄養素が不足すると乳ガン細胞の成長が妨げられることがマウス実験で分かったというのです。

ガン研究団体「キャンサーリサーチUKケンブリッジ研究所」は、進行の早いガンにかかったマウスに低アスパラギンの食餌を与えたり、アスパラギン阻害薬を投与。マウスは通常、ガンが体全体に転移し2〜3週間で死亡するが実験対象のマウスのガンは転移が抑制されました。主任医師のチャールズ・スワントン教授は「興味深いことに薬剤のL-アスパラギナーゼは、アスパラギンに異存する急性リンパ性白血病の治療に使われてきた。将来は、この薬剤の効能を拡大し、乳ガンの治療にも役立てられる可能性がある」と語っています。今回の研究でアスパラギンを体内で作れなくすること。体内でアスパラギンを分解する。これを目的としたガン転移抑制薬の開発が始まるかもしれません。

タンパク質を構成するアミノ酸の一種であるアスパラギンは、ガン細胞を含む人体内のあらゆる細胞で産生される他、名前の元となったアスパラガス、牛肉、乳製品、鶏肉、魚介類大豆などの食品に含まれています。しかし、アスパラギンの影響はマウス実験であり、人体で証明された訳ではなく食事でアスパラギンを完全に避けるのはそもそも困難です。

乳ガン治療の慈善団体「ブレスト・キャンサー・ナウ」の会長を務めるデリス・モーガン女男爵は「今回の研究に基づいて患者が極端な食事療法をしようとすべきでない。医師との相談なしに特定の食品群を完全に食べないようにするのは良くない。さらに我々は、すべての患者に対し健康でバランスのとれた食事を取るよう促している」としています。  つづく・・・

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| ガン 難病 | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
ガン進行・転移 アスパラギン 1

おはようございます。昨日は所属している明治国際医療大学の
大学院
修士口頭試問に出席。来年は自分があの席に立つのか・・・

さて、英科学誌『Nature』(ネイチャー)に掲載されたケンブリッジ大学の研究者らの研究論文「Asparagine bioavailability governs metastasis in a model of breast cancer 」よるとアスパラギンと呼ばれる栄養素が不足すると乳ガン細胞の成長が妨げられることが動物実験で分かったと発表しています。

実験ではアスパラギンを含む量が0%、0.6%、4%の食事をとらせたマウスにガン細胞を移植する実験を行い、肺への転移頻度を比較しています。その結果、アスパラギンを含まない食餌のマウスではガンの転移が半分程度になっていました。 また、アスパラギンは食餌で体内に取り込む以外にも生体内で「アスパラギン合成酵素」によって作られてもいますが、アスパラギン合成酵素を働かなくすることでガンの転移抑制されることも解りました。 ちなみにアスパラギンによる、このような作用は「ガンの転移」のみに関わりもとのガン細胞の増殖には効果は無いようです。

ガン細胞が肺、脳やその他の臓器やに拡散し腫瘍を形成する転移はガン死につながる作用として知られています。初期ガンが致命的になることは少ないですが、体全体への転移によって深刻な状態になります。ガン細胞の転移には、細胞に大きな変容が起きる必要があります。腫瘍から分離し、血管系・リンパ系を移動し体内の別の部位で成長し始めます。この過程でアスパラギンが不可欠な役割を果たしていると考えられています。     

また、2017年、英グラスゴー大学アミノ酸セリングリシンを取り除くと、リンパ腫腸ガン成長が阻害されるという実験結果を発表しています。ガンの転移のキーワードはアミノ酸かもしれません。 つづく・・・

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| ガン 難病 | 09:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
抗がん剤副作用 しびれの予防法 2

おはようございます。もう11月中旬です。12月に入ったら
アッという間にクリスマスに年末年始です。気合を入れろッ!!

さて、乳ガン肺ガンなどの治療に用いる抗ガン剤である「パクリタキセル」は副作用として末梢神経障害しびれ)を生じさせます。パクリタキセルによる手足のしびれは投与した患者さんの67〜80%が経験するにもかかわらず、今まで効果的な治療薬や予防手段がありませんでした。しびれが原因でがん治療を断念せざるを得ないケースやがん治療後に生活に支障をきたすケースが後を絶ちませんでした。このようなしびれに対して局所冷却予防有効であることが分かりました。

マイナス25〜マイナス30℃下で冷やした冷却用グローブとソックスを用いた手足の局所冷却がしびれ予防に有効であるかの調査の結果、自覚症状に関して、冷却しなかった手足では半数以上の方が「ものをよく落としてしまう」「細かい作業がやりにくくなった」「歩きにくくなった」といった日常生活での支障が出る程度のしびれを感じていたものの、冷却した手足にそのようなしびれを感じる人は数%しかおらず、しびれが出たとしても気にならない程度で済みました。また生活に支障をきたすような中等度から重度のしびれを感じるまでの期間に関しても冷却した手足では病状進行のリスク87%低下することが分かりました。手先の器用さには、小さなピンをつまんでできるだけ早くボードに刺していく検査を通して速さの変化を比較しました。冷却していない手では動作が遅くなっていく傾向がみられ、感覚が分からずにピンを落としてしまう例も見られました。

この研究結果により冷却が抗がん薬副作用予防に有効であることが分かり、治療を受ける患者さんのQoLの向上につながることが期待されます。今後、臨床の現場で冷却技術を適正に施行するために保険適応ならびに機器の提供スタッフの充実を図ることが望まれます。

てんゆ堂にも抗ガン剤の副作用である手足症候群の患者さんが通院しています。強い抗ガン剤では一生に数回しか使用できないものや血管外に漏れると皮膚がただれるようなものを使うそうです。そういう薬剤では正常細胞も損傷されます。そして、何と言っても日常生活に大きく差し支えます。ボールペンのノックも痛くて押せませんし、季節の変り目は症状が一時的に悪化します。鍼灸治療である程度の軽減はできますが、完治というようなことにはなりません。ですから、抗ガン剤の副作用を軽減させるような上記の研究はとても大事だと痛感しています。 〆

<引用論文>
・Akiko Hanai, Hiroshi Ishiguro, Takashi Sozu, et al.
Effects of Cryotherapy on Objective and Subjective Symptoms
of Paclitaxel-inducedNeuropathy: Prospective Self-Controlled Trial

『Journal of the National Cancer Institute』(JNCI).2017.

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| ガン 難病 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
抗がん剤副作用 しびれの予防法 1

おはようございます。Google系列の自動運転車企業が世界初の
運転席無人タクシー公道走行を米国内で開始するそうです。

さて、乳ガン肺ガンなどの治療に用いる抗ガン剤手や足の皮膚の細胞が障害されることで起こる副作用を「手足症候群」といいます。初期症状としてチクチク感ヒリヒリ感といった手足の皮膚の違和感が現れることがあります。手のひらや足の裏など普段から圧力や摩擦がかかるところ、皮膚が厚くなっているかかと等に多く認められるのが特徴です。例えば、炊事や洗濯などの水仕事が多いと、症状が手にでやすくなります。また、よく歩く人、例えば、営業の仕事で歩き回る人などは症状が足にでやすくなります。

2017年10月に医学誌『Journal of the National Cancer Institute』(JNCI)に掲載された「抗がん薬副作用のしびれ、冷やして予防」は京都大医学研究科の大学院生で作業療法士の華井明子氏の研究では「パクリタキセル」は副作用として末梢神経障害しびれ)を生じさせます。パクリタキセルがしびれを起こす背景には神経にパクリタキセルが取り込まれることで細胞体や軸索を障害すること、また血管や感覚器などの末梢組織にダメージを与えることなどが影響している可能性があるとされていますが詳細なメカニズムは明らかになっていません。有効な治療方法はなく長期に渡って患者さんの生活の質を低下させるため、しびれにより抗がん薬治療をあきらめなければいけない例が後を絶たず、効果的な予防手段の開発が期待されていました。そこで局所的に血流量減らすことができる冷却に着目。こういった予防法はこれまでに爪や皮膚の副作用予防に対して用いられていましたが、しびれに予防効果があるかは不明でした。

この研究ではパクリタキセルの治療を受ける乳がん患者さん40名を対象に、マイナス25〜マイナス30℃下で冷やした冷却用グローブソックスを用いた手足の局所冷却がしびれ予防に有効であるか調査。パクリタキセルの点滴中に利き手側の手足を冷却し、逆の手足は通常の治療と同様に何も行わずに、12 週間以上の抗がん薬治療を受けました。手足の症状の出方を、冷やした利き手側と何もしていない非利き手側で比べたところ、しびれや違和感などの自覚症状だけでなく、触覚や温度感覚、手先の器用さの変化についても悪化予防ができることがわかりました。 つづく・・・

<引用論文>
・Akiko Hanai, Hiroshi Ishiguro, Takashi Sozu, et al.
Effects of Cryotherapy on Objective and Subjective Symptoms
of Paclitaxel-inducedNeuropathy: Prospective Self-Controlled Trial

『Journal of the National Cancer Institute』(JNCI).2017.

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血液1滴→ガン13種早期発見 4

おはようございます。今年の日本伝統鍼灸学会金沢です。
今日と明日開催です。来年は大阪・高槻での開催です。

さて、血液1滴ガン早期発見できたら・・・・
国立がん研究センター(東京都)と検査技術を持つ東レなどは、
ガン患者ら約4万人の保存血液から乳ガン、卵巣ガン、肺ガン、
胃ガン、大腸ガン、食道ガン、前立腺ガン、肝臓ガン、胆道ガン、
膵臓ガン、膀胱ガン、骨軟骨腫瘍、神経膠腫
の13種類のガンで
それぞれ固有の「マイクロRNA」を特定しています。
新しい検査法ではガン細胞から血液中に分泌される遺伝子の
働きを調節する微小物質のマイクロRNAを活用します。
ガン細胞と正常な細胞ではマイクロRNAの種類が異なり、
一定期間分解されません。これにより血液1滴でガンの病期
(ステージ)が比較的早い「1期」を含め、すべてのガンで
95%以上の確率で診断可能だというのです。乳ガンでは97%
だったというのです。

ガンの早期発見する新しい検査法は同センターの研究倫理審査委員会
が2017年7月中旬に実施を許可。8月から臨床研究を始め、早ければ
3年以内に国に事業化の申請を行う予定です。一度に複数の種類
のガンを早期発見できる検査法はこれまでなく、人間ドックなどに導入
されればガンによる死亡を減らせる可能性があります。

検査の普及と精度が向上して以前には見つかりにくかった微小ガン
を発見する機会が増えています。また、一口にガンと言っても種類は
多岐に渡り、月単位で大きくなっていくものもあればしばらく何もせず
様子をみていてもあまり変化しないガンもあります。微小な甲状腺ガン
や前立腺ガン
は数年という時間単位で経過をみても悪化しない可能性が
高いのです。ガンの中ではこれら経過観察が選択肢となるものはごく
一部のため「初期のガンは治療しなくてよい」「ガンは放置治療がよい
ということにはなりませんが… 定期的で慎重な専門医によるフォロー
が重要となります。『ガン=手術・抗がん剤・放射線』ではありません。
最適な治療方法については自分の生活や治療後の合併症まで含めて納得
した方法を選択
する必要があり、時間をかけた相談やセカンドオピニオン
という手段も必要と考えられます。    〆

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