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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
「膠原病」の分類
膠原病」の代表的なモノとして、
以前に、「関節リウマチ=RA」と、
全身性エリテマトーデス=SLE」を、書きました。

他にも、「膠原病」に分類される病気を見ていきましょう!!
1、「強皮症(キョウヒショウ)」−手指の「レイノー現象」から始まり、
  <むくみ期>ー手指が腫れる。
  <硬化期>−皮膚が硬くなる様に進行し、
  その後、皮ふが、薄く、軟らかくなり、皮ふが傷つきやすく
  そして、治りにくく、潰瘍になりやすくなります。
  手指から、腕、顔、胸部などへと皮膚の硬化が広がってゆく病気です。  
  上記の「レイノー現象」とは、寒さや、冷水に手をつけた時、
  精神的な緊張から、四肢の先端の小動脈が発作性に、
  収縮(れん縮)する事により、時間を追って手指の色が、
  白色に変わり、紫色から赤色へと戻る変化をする現象です。
  「膠原病」には出やすい症状ですが、
  この病気では、約90%と高い割合で出る症状です。
  また、内臓への障害も出る病気です。
  女性に多い病気で、かかりやすいのは20〜60歳代と言われています。

2、「皮膚筋炎」ー「多発性筋炎」ー難病(特定疾患)です。
  全身の横紋筋骨格筋(腕や足などの身体を動かす筋肉)
  という筋肉に炎症をもたらす病気です。
  特に、肩や腰の周囲の筋肉に炎症が起こります。
  「皮膚筋炎」の場合は、特徴的な皮膚症状があります。
  「ゴットロン徴候
  手背側の手・指の関節表面の皮がむけた様名な、紫紅色の皮疹がでます。
  「ヘリオトロープ疹
  眼瞼部の腫れぼったい紫紅色の皮疹などを伴う。
  また、子供40歳以上の人がかかりやすく、
  40歳以上で「皮膚筋炎」と診断された方は、
  ガンなどの、「悪性腫瘍」を合併することが多いです。
  「多発性筋炎」は、骨格筋だけが障害される病気と考えられていましたが、
  肺、心臓、消化管などの、他の臓器障害も合併することがあります。

3、「シェーグレン症候群」−主に涙腺や唾液腺などの、
  粘液を出す組織に炎症が起こり、唾液がでにくくなり、
  目や口の中が「乾燥症状」を呈する病気です。
  「関節リウマチ」や、「全身性エリテマトーデス」などの、
  他の病気と合併しやすい病気です。
  この病気も女性に多く見られ、40〜60歳代がかかりやすい様です。

4、「混合性結合組織病」−「全身性エリテマトーデス」、
  「強皮症」、「多発性筋炎」のうち、2つ以上の病気が混在している
  病気になります。
  「レイノー現象」が高い頻度でみられます。
  20〜30歳代女性に多く発病します。
  薬の副作用として、これを発症するケースもあります。

5、「結節性多発動脈炎(結節性動脈周囲炎)」
  動脈の割り合い細い血管に、炎症が生じる病気です。
  炎症によって血流が悪くなり、腎臓、脳、心臓、腸管、皮膚などに
  障害がおこすモノです。
  「膠原病」は女性に多い病気ですが、その中でもこれは、
  発病頻度に男女差が無く20〜40歳代に比較的多く見られます。
  国の難病に指定さている疾患であり、
  専門医による早期診断・早期治療が重要です。

「膠原病」は、難病(特定疾患)指定の疾患が多いですね。
それだけ、原因も良く解っていない上に、
症状も多彩で、治りにくいのです。
無論、これを投与すればイイという治療薬も、治療法も確立されていません。
周りに、この様な辛い病気で苦しんでいる方が、いらっしゃる方も、
そうでない方も、「難病」に対する理解が大切ですね!!
| 自己免疫疾患 膠原病 | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
全身性エリテマトーデス(SLE)
全身性エリテマトーデス」は、
難病指定の代表的な疾患の一つです。
ご存知ナイ方もいらっしゃるでしょうか!?
圧倒的に、20〜30代の女性に多い病気なんです。
これは自分の細胞核の「DNA」や「RNA」に対して、免疫反応がおこる為に、
体中の細胞に対して攻撃をする、慢性の炎症疾患です。
なぜ、この様になるのかは、原因不明です。
血液検査では、「抗核抗体反応」が陽性になるのが特徴です。
「全身性エリテマトーデス」は、治療が難しい病気といわれていますが、
現在は「ステロイド療法」で、長期的にコントロールしています。
その他、温熱療法、食事療法、運動療法など。

症状を見ていきましょう!!
全身症状
・原因不明の発熱疲れやすい、体重減少、ケイレン、脱毛・・・
皮ふ症状
蝶形紅斑(顔面の鼻を中心に両頬対称に、蝶が羽を広げた形で出る紅斑)
 レイノー現象(寒さなどが誘因になって起こる血行障害で、
指先が白くなった後、紫色や赤みを帯び、冷たくなってしびれたりするもの)、
日光過敏症(赤い斑点)・・・
関節症状
・関節の痛み、肩・肘・膝の関節炎・・・
腎症状
ネフローゼ症候群(腎臓が侵され、血液中の必要なタンパク質が
 尿にでてしまう症状)、ループス腎炎・・・
その他の症状
うつ状態・興奮状態・不眠・情緒不安定などの精神症状がでることも!!

この「全身性エリテマトーデス」は、多彩な症状を呈します。
若い女性の発症では、結婚出産などの事柄が関わって来ますので、
早めに病院に受診される事が、望ましいです。
周りに、「全身性エリテマトーデス」の方が、
いらっしゃる方も、そうでない方も、正しい病気への理解が必要ですね。
| 自己免疫疾患 膠原病 | 16:17 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
膠原病 
おはようございます。
卒業シーズンですね。出会い別れが交錯する季節ですね。

さて、以前は、「コラーゲン」(膠原線維)の変性が病態の本質ではないか!? 
と言う事で、「膠原病(コウゲンビョウ)」という名称が付きましたが、
不適切であるという事で、「結合組織病」とも呼ばれるようになりました。
しかし、「膠原病」の名称で呼ばれる事が多いです。

膠原病とは、
1、「リウマチ性疾患」−関節筋肉に痛みやこわばりを来す病気。
2、「自己免疫疾患」−免疫に異常がみられる病気。
3、「結合組織疾患」ー細胞間の結合組織に異常を来す病気。
この3つの病気が重なり合ったモノの事です。

様々な症状を呈しますが、どのような症状を発症するのでしょうか!?
「膠原病」に共通な症状を、見てみましょう。
1、関節や筋肉に、痛みや強ばりを呈す。
2、細胞の結合組織に炎症による病変が出る。
3、免疫の異常がある。(自己免疫疾患を含むので)
4、遺伝性がない。
5、伝染性疾患ではない。
6、抗生物質が効かない。(細菌による感染ではないから)
7、悪性腫瘍(ガン)の病気ではない。
8、副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)が有効。(炎症を抑えますから)

「膠原病」がどうして発病するのか!?は、実はまだ、よくわかっていません。
しかし、いくつかの要因が重なり合って発病すると考えられています。
体質や、外部環境、感染症、ストレス・・・
免疫異常ホルモン異常自律神経失調・・・

代表的な、「関節リウマチ」=「RA」を、おさらいしておきましょう!!
「関節リウマチ」は、局所症状としては、関節の痛みや強ばりを感じたり、
腫れたり(腫脹)、熱がこもったり(熱感)・・・
全身性の症状としては、「脱力感」や「倦怠感」があり、
微熱」が続き、リウマチ性の全身の痛みが出現します。
これは多くの関節に「慢性の炎症」を起こし、
進行するに従って関節の機能が失われていく事から、起きています。
膠原病の多くの人は、この症状が出ています。
年齢的には30〜50代の女性に患者が多いのも特徴で、
中には血管の炎症内臓などに障害が生じて、
悪性関節リウマチ」に至るケースもあります。

病気になって、様々な症状が出てからでは、色々大変ですよね。
病気になる前に、ならない様に、手当てをしておきたいですね。
東洋医学でいう、「未病を治す」事が、肝要でしょうか!!
| 自己免疫疾患 膠原病 | 09:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
関節リウマチの診断基準
昨夜のtokyoは、かなり冷え込んだ様でして、
屋外の水が、氷ついてました。春が待ちどおしいですね。

さて、「関節リウマチ」の診断基準は、アメリカリウマチ学会(1987年)
に基づき7つの項目の内、4項目以上該当すれば、
「関節リウマチ」と診断されます。

関節リウマチ」の診断基準を、見ていきましょう!!
?、朝のこわばりが1時間以上続く。 
?、3つ以上の関節が腫れる。 
?、手首が腫れる、また指先から数えて2番目や3番目の関節が脹れる。
  (爪のすぐ下の関節は、他の関節の様に腫れ難い) 
?、左右対称性に関節が腫れる。
 (尚、これらの?〜?の項目は6週間以上続くことが条件となります)
?、レントゲンで手指にリウマチによる変形がある。 
?、リウマトイド結節(皮下結節)がある。 
?、血液検査でリウマトイド因子がある。
以上の7項目の内4項目以上あてはまれば「関節リウマチ」と診断されます。

しかし、この診断基準は「早期関節リウマチ」の診断および治療には、
不向きです。「関節リウマチ」は早期に診断し、早期に治療すると、
予後=(治り)と経過が良いと言う事はご承知のとおりです。
そこで、日本リウマチ学会(1994年)では、
早期の「関節リウマチ」の診断基準として、
下記の6項目の内3項目以上あてはまれば早期の「関節リウマチ」と
診断しております。

上記の診断基準と重複する所もありますが、checkしておきましょう!!
?、朝のこわばり。 
?、2つ以上の関節の腫れ。 
?、3つ以上の関節の圧痛運動痛
?、リウマトイド結節(皮下結節)。 
?、CRP陽性(炎症をみる血液検査項目)・血沈値が20mm以上。 
?、血液検査でリウマトイド因子がある
以上の6項目の内、3項目以上あてあまれば、
早期の「関節リウマチ」と診断されます。

「関節リウマチ」は、関節炎だけの病気ではありませんが、
関節の痛み運動障害が、大きな障害となる病気なので、
日常生活動作が著しく障害される事になります。
また、「関節リウマチ」は、様々な全身症状を呈しますので、
生活習慣病動脈硬化高血圧糖尿病高脂血症など)や、
骨粗鬆症の発生率が高く、生命予後=(寿命)に重大な影響を与えます。
てんゆ堂に来られる患者さんも、「関節リウマチ」の方がおられます。
自宅で出来る様に「爪もみ」を勧めています。
ある患者さんは、毎日の入浴時に「爪もみ」をしている様です。
本人は、「なかなかイイわよ」と、喜んでますよ。  お試しアレ!!


| 自己免疫疾患 膠原病 | 10:06 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
関節リウマチの症状
キターーーーーー!! 子供たちは、朝から祭り。
皆さんも、小さい頃はそうでした!? 小さい「雪だるま」作ろっと!!

さて、「関節リウマチ」と言うと、(お年寄りの病気)と思われがちですが、
決してそうではありません。実際には20〜40代の女性に多く、
手足の複数の関節の痛みや、変形が特徴的な全身症状のある病気で、
場合により、内臓皮膚などにも異常がでる完治し難い病気です。
男女比で、1:3〜5の割合で、圧倒的に女性に多い病気です。
ごく初期では、特徴のある自覚症状はなく、
だるさ」・「疲れやすい」などの症状があります。

特徴的な症状を見ていきましょう!!
1、「朝のこわばり」−朝起きた時に、手の関節が強ばった感んじです。
  手の指先から2番目の関節や、指のつけ根の関節、
  手首の関節に痛みが出るのが特徴です。
  朝起きて動き始めると軽くなります。
  多くは30分以上続き、午前中また一日続く事もある。
2、「痛みと腫れ」−必ず起こる症状です。
  関節炎の症状が、左右対称に出るというのも特徴です。
  重くうずくような痛みがあります。 
  骨の破壊の場合は、動かしたり、関節に重みをかけると痛みます。
  関節の症状は、一定の部分にとどまらず、他の関節に広がります。
  手指や手首の関節だけでなく、足の指、足首、肩、などにも、
  同様の症状が出てきます。
3、「関節の変形」ー関節の炎症が続くと、痛みの為、筋肉が緊張して
  関節が動きにくくなります。
  徐々に関節の軟骨や骨、腱も侵されて可動範囲が狭くなり、
  関節の破壊が進むと、関節が曲ったまま拘縮脱臼、変形が起こり、
  更に悪化すると運動機能障害により、行動の制約を受ける事になり、
  歩行訓練などの、「リハビリ」の対象となる問題が出て来ます。
4、「リウマトイド結節」−指の関節や、肘、膝の周辺などに出来る、
  米粒からそら豆大の「硬いしこり」出来ます。
  「関節リウマチ」の患者全体の、25〜30%に現れる症状です。
  進行が激しい「関節リウマチ」に現れることが多く、
  痛みがないので、見逃しやすい症状ですが、要注意です。
 
上記が、「関節リウマチ」の特徴的な局所症状です。
鍼灸治療」では、関節の強ばりの緩和の為、「お灸」を使います。
「関節リウマチ」には、全身症状があるので、
局所の治療だけでなく、全身的な治療もしますね。
てんゆ堂では、「自律神経免疫療法」を取り入れ、
「関節リウマチ」に対応しています。
自己免疫疾患は、症状の進行をくい止めるのが、大切ですね。


| 自己免疫疾患 膠原病 | 09:33 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
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