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膠原病(自己免疫疾患)の分類
こんにちは。今日はエイプリルフールです。
毎年、そこそこ信憑性がありそうな嘘に…

さては、昔、膠原病(こうげんびょう)と呼ばれていた病気は、現在では自己免疫疾患と呼ばれています。この病気の代表的なものとして関節リウマチ(RA)と全身性エリテマトーデス(SLE)が知られています。他にも、これに含まれる病気を見ていきましょう!!

強皮症(きょうひしょう)は、手指のレイノー現象から始まり、むくみ期には手指が腫れます。硬化期には皮膚が硬くなるように進行します。その後、皮ふが薄く、軟らかくなり、皮ふが傷つきやすくなります。そして、治りにくく潰瘍になりやすくなります。手指から腕、顔、胸部などへと皮膚の硬化が広がって行きます。 
 
レイノー現象とは、寒さや、冷水に手をつけた時、精神的な緊張から、四肢の先端の小動脈が発作性に収縮(れん縮)する事により、時間を追って手指の色が白色に変わり、紫色から赤色へと変化をする現象です。膠原病には出やすい症状ですが、この病気では約90%と高い割合で出る症状です。また、内臓への障害も出る病気です。女性に多く、20〜60歳代に多いとされています。

皮膚筋炎・多発性筋炎難病(特定疾患)です。全身の横紋筋(骨格筋。腕や足などの身体を動かす筋肉)に炎症をもたらす病気です。特に肩や腰の周囲の筋肉に炎症が起こります。皮膚筋炎の場合、特徴的な皮膚症状があります。

ゴットロン徴候は、手背側の手・指の関節表面の皮がむけたような紫紅色の皮疹がでます。ヘリオトロープ疹は、眼瞼部の腫れぼったい紫紅色の皮疹などを伴います。

また、子供40歳以上の人がかかりやすく、40歳以上で皮膚筋炎と診断された方は、ガンなどの悪性腫瘍を合併することが多いです。多発性筋炎は骨格筋だけが障害される病気と考えられていましたが、肺、心臓、消化管などの他の臓器障害も合併することがあります。

シェーグレン症候群は主に涙腺や唾液腺などの粘液を出す組織に炎症が起こり、唾液がでにくくなり、目や口の中が乾燥症状を呈する病気です。関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの他の病気と合併しやすい病気です。この病気も女性に多く見られ、40〜60歳代に発症しやすいです。

混合性結合組織病は、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎のうち、2つ以上の病気が混在している病気になります。レイノー現象が高い頻度でみられます。20〜30歳代女性に多く発病します。薬の副作用として、これを発症するケースもあります。

結節性多発動脈炎(結節性動脈周囲炎)は、動脈の割り合い細い血管に炎症が生じる病気です。炎症によって血流が悪くなり、腎臓、脳、心臓、腸管、皮膚などに障害が起こします。膠原病は女性に多い病気ですが、その中でも、これは発病頻度に男女差が無く20〜40歳代に比較的多く見られます。国の難病に指定さている疾患であり、専門医による早期診断・早期治療が重要です。

膠原病は難病(特定疾患)指定の疾患が多いです。それだけ原因もわかっていない上に、症状も多彩で治りにくいのです。無論、これを投与すればイイという治療薬も治療法も確立されていません。周りに、このような辛い病気で苦しんでいる方がいらっしゃる方も、そうでない方も難病に対する理解が大切です!!    〆
| 自己免疫疾患・膠原病 | 16:20 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
全身性エリテマトーデス(SLE)
こんにちは。年度末が迫って来ました。
春なのに何かと慌ただしいですね。

さて、全身性エリテマトーデス(SLE)は難病指定の代表的な疾患の一つです。ご存知ない方もいらっしゃるでしょうか!?圧倒的に20〜30代女性に多い病気です。これは自身の細胞核のDNARNAに対して、免疫反応が起こるために、体中の細胞に対して攻撃をする慢性の炎症疾患です。なぜ、このようになるのかは原因不明です。

血液検査では抗核抗体反応陽性になるのが特徴です。全身性エリテマトーデスは治療が難しい病気といわれていますが、現在はステロイド療法で長期的にコントロールしています。これが効かなくったら免疫抑制剤のなります。その他、温熱療法、食事療法、運動療法なども行われたりします。

症状を見ていきましょう!! 全身症状は、原因不明の発熱疲れやすい、体重減少、ケイレン、脱毛・・・ 皮ふ症状は蝶形紅斑(ちょうけいこうはん)といい、顔面の鼻を中心に両頬対称に蝶が羽を広げた形の紅斑が出ます。

またレイノー現象は、寒さなどが誘因になって起こる血行障害で、指先が白くなった後、紫色や赤みを帯び、冷たくなってしびれたりするものです。そして日光過敏症(赤い斑点)もあります。

関節症状は、関節の痛み、肩・肘・膝の関節炎・・・ 腎症状は、ネフローゼ症候群があり、腎臓が侵され血液中の必要なタンパク質が尿にでてしまう症状です。さらに、ループス腎炎・・・ その他の症状としては、うつ状態・興奮状態・不眠・情緒不安定などの精神症状がでることもあります。

この全身性エリテマトーデスは多彩な症状を呈します。若い女性の発症では結婚出産などの事柄が関わって来ますので、早めに病院に受診される事が望ましいです。周りに全身性エリテマトーデスの方が、いらっしゃる方も、そうでない方も、正しい病気への理解が必要です。    〆
| 自己免疫疾患・膠原病 | 16:17 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
膠原病 

おはようございます。卒業シーズンです。
出会い別れが交錯する季節ですね。

さて、以前はコラーゲン(膠原線維)の変性が病態の本質ではないかと言う事で膠原病(こうげんびょう)という名称が付きました。しかし、不適切であるという事で結合組織病とも呼ばれるようになりました。現在では自己免疫疾患とも呼ばれています。しかし、相変わらず膠原病の名称で呼ばれる事が多いです。

膠原病とは、以下の3つの病気が重なり合ったものです。リウマチ性疾患関節筋肉に痛みやこわばりを来す病気です。自己免疫疾患免疫に異常がみられる病気です。結合組織疾患は細胞間の結合組織に異常を来す病気です。

様々な症状を呈しますが、どのような症状を発症するのでしょうか!? 膠原病に共通な症状を見てみましょう。ヾ慇瓩箒敍に痛みや強ばりを呈す。∈挧Δ侶觜臍反イ炎症による病変が出る。免疫の異常がある(自己免疫疾患を含む)。遺伝性がない。

伝染性疾患ではない。抗生物質が効かない(細菌による感染ではない)。О性腫瘍(ガン)の病気ではない。副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)が有効(炎症を抑える)。

膠原病がどうして発病するのかは、実はまだ、よくわかっていません。しかし、いくつかの要因が重なり合って発病すると考えられています。体質、外部環境、感染症、ストレス・・・ 免疫異常ホルモン異常自律神経失調・・・

代表的な関節リウマチ(RA)は、局所症状としては関節の痛みや強ばりを感じたり、腫れたり(腫脹)、熱がこもったり(熱感)・・・
全身性の症状としては脱力感倦怠感があり、微熱が続き、リウマチ性の全身の痛みが出現します。これは多くの関節に慢性の炎症を起こし、進行するに従って関節の機能が失われていく事から起きています。膠原病の多くの人は、この症状が出ています。

年齢的には30〜50代女性に多いのも特徴で、中には血管の炎症内臓などに障害が生じて悪性関節リウマチに至るケースもあります。

病気になって様々な症状が出てからでは色々大変です。病気になる前に、病気にならないように手当てをしておきたいです。東洋医学でいう未病を治す事が肝要です!!     〆

| 自己免疫疾患・膠原病 | 09:57 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
関節リウマチ 診断基準

おはようございます。昨夜は、かなり冷え込んだようでして、
屋外の水が氷ついていました。春が待ちどおしいですね。

さて、関節リウマチ(RA)の診断基準は、米国リウマチ学会(1987年)に基づき、7つの項目の内、4項目以上該当すれば、関節リウマチと診断されます。

関節リウマチの診断基準をみていきましょう!! 朝のこわばりが1時間以上続く。3つ以上の関節が腫れる。手首が腫れる、また指先から数えて2番目や3番目の関節が脹れる(爪のすぐ下の関節は、他の関節のように腫れない) 。

左右対称性に関節が腫れる。ゥ譽鵐肇殴鵑納蟷悗縫螢Ε泪舛砲茲変形がある。リウマトイド結節(皮下結節)がある。Х豈娶〆困リウマトイド因子がある。以上の7項目の内4項目以上あてはまれば、関節リウマチと診断されます。

しかし、この診断基準は早期関節リウマチの診断および治療には不向きです。関節リウマチは早期に診断し、早期に治療すると予後経過が良いです。そこで、日本リウマチ学会(1994年)は、早期の関節リウマチの診断基準として、下記の6項目の内3項目以上あてはまれば早期「関節リウマチと診断します。

上記の診断基準と重複する所もありますが、checkしておきましょう!!朝のこわばり2つ以上の関節の腫れ3つ以上の関節の圧痛運動痛リウマトイド結節(皮下結節)。CRP陽性(炎症をみる血液検査項目)・血沈値が20mm以上。Ψ豈娶〆困リウマトイド因子がある。以上の6項目の内、3項目以上あてあまれば、早期の関節リウマチと診断されます。

関節リウマチは、関節炎だけの病気ではありませんが、関節痛運動障害が大きな障害となる病気なので、日常生活動作が著しく障害される事になります。

また、関節リウマチは様々な全身症状を呈しますので生活習慣病動脈硬化高血圧糖尿病高脂血症など)や、骨粗鬆症の発生率が高く、生命予後(寿命)に重大な影響を与えます。

てんゆ堂に来られる患者さんにも関節リウマチの方がおられます。自宅で出来るように爪もみを勧めています。毎日の入浴時に爪もみをしてくれているようです。本人は「なかなかイイわよ」と喜んでます。お試しアレ!!     〆

| 自己免疫疾患・膠原病 | 10:06 | comments(2) | - | ↑PAGE TOP -
関節リウマチ 症状
おはようございます。子供たちは朝から祭り。
雪が降ると皆さんも、小さい頃はそうでしたか!? 

さて、関節リウマチ(RA)と言うと「お年寄りの病気」と思われがちですが、決してそうではありません。実際には20〜40代の女性に多く、手足の複数の関節の痛み変形が特徴的な全身症状のある病気です。場合により内臓皮膚などにも異常が出る完治し難い病気です。

男女比で1:3〜5の割合で、圧倒的に女性に多い病気です。ごく初期では、特徴のある自覚症状はなく「だるさ」「疲れやすい」などの症状があります。

特徴的な症状を見ていきましょう!! まずは朝のこわばりです。朝起きた時に手の関節が強ばった感じがします。手の指先から2番目の関節や、指のつけ根の関節、手首の関節に痛みが出るのが特徴です。朝起きて動き始めると軽くなります。多くは30分以上続き、午前中また一日続く事もあります。

そして痛み腫れです。必ず起こる症状です。関節炎の症状が左右対称に出るというのも特徴です。重くうずくような痛みがあります。 骨の破壊の場合は動かしたり、関節に重みをかけると痛みます。関節の症状は、一定の部分にとどまらず、他の関節に広がります。手指や手首の関節だけでなく、足の指、足首などにも同様の症状が出てきます。

関節の変形もあります。関節の炎症が続くと、痛みのために筋肉が緊張して関節が動きにくくなります。徐々に関節の軟骨や骨、腱も侵されて可動範囲が狭くなり、関節の破壊が進むと、関節が曲ったまま拘縮脱臼、変形が起こります。さらに悪化すると運動機能障害により行動の制約を受ける事になります。歩行訓練などのリハビリテーションの対象となります。

リウマトイド結節は、指の関節、肘、膝の周辺などに出来る米粒からそら豆大の硬いしこりです。関節リウマチの患者全体の25〜30%に現れる症状です。進行が激しい関節リウマチに現れることが多いですが無痛ので見逃しやすいので要注意です。

鍼灸治療では関節の強ばりの緩和のためにお灸を使います。関節リウマチには全身症状があるので、局所の治療だけでなく、全身的な治療もします。てんゆ堂では自律神経免疫療法を取り入れ、関節リウマチに対応しています。自己免疫疾患症状の進行をくい止めるのが大切です。    〆
| 自己免疫疾患・膠原病 | 09:33 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
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