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彫り師=医療行為 2

おはようございます。朝晩は随分と肌寒く感じるようになりました。
夏の暑さや湿度の高い季節の疲れのようなものが出てきます。

さて、入れ墨タトゥーを彫るのは医療行為に当たるか
どうかが争われる医師法違反事件が現在進行形で裁判が進んでいます。

医師免許を持たずに入れ墨を客に施したとして医師法違反罪に問われた
大阪府内の男性彫り師の被告(29)の初公判が2017年4月26日、
大阪地裁でありました。公判の検察側の冒頭陳述で被告が経営する
スタジオにカビが繁殖し、施術前にアレルギーの有無を確認するテスト
をしていなかった
として「保健衛生上の危害が生じる恐れが高かった」と指摘
しています。一方、弁護側は「医療行為は病気の治療や予防であってタトゥー
は含まない
」と反論。明確な禁止規定がないのにタトゥーを取り締まるのは
犯罪の対象や刑罰を法律で定めるよう求めた憲法の「罪刑法定主義
に反すると主張。被告は彫り師に特化した認可・登録制度を整備する
よう国に求める活動をしており、2016年5月までに約2万5000人分の署名
を集め国会に提出しています。

2017年9月27日、大阪地裁(長瀬敬昭裁判長)は「医療行為に当たる
と判断し、同法違反罪に問われた大阪府内の被告に対し罰金15万円
(求刑・罰金30万円)の有罪判決を言い渡しされています。
弁護側は「入れ墨は病気の治療や予防を目的とした医療行為ではない。
医師法適用は彫り師の仕事を奪い、憲法上の表現や職業選択の自由を
侵害する
」と無罪を主張していました。判決は入れ墨は皮膚障害や
アレルギー反応を引き起こす危険性があり、医学的な知識や技能が
不可欠
だと指摘。「医師が行わなければ保健衛生上の危害を生じる
危険性がある」と判断したのです。憲法との兼ね合いについては、
「入れ墨の危険性を考えれば、表現の自由として当然に保障された
権利とは認められない」と否定。健康被害を防ぐ公共の利益があり、
規制は職業選択の自由にも反しないと結論付けています。
一方、被告が器具を滅菌するなど衛生管理に努めていたとして、
求刑より少ない罰金15万円としています。

判決後の記者会見で弁護団長は「入れ墨を医療行為というのは一般人
に理解できず、法解釈の限界を超えている」と批判。被告は「医師免許
を求められれば仕事ができず、納得がいかない。闘い続けたい」と・・・
医師法は何が医療行為に当たるか明示しておらず入れ墨を医療行為
と示した司法判断は初めてです。被告は即日控訴しています。

入れ墨は医療か芸術か!?  ”鍼を持つ仕事”という意味で今後の動向
を注視していきたいです。       〆

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
彫り師=医療行為 1

おはようございます。今宵は十五夜です。生憎の曇り空。
朧月夜で一杯というのも風流で悪くないですね〜。

さて、入れ墨タトゥーは針や刃物で皮膚を傷つけ、
そこに墨やインクを定着させて絵や文字を描く行為です。
大阪府内の男性彫り師の被告(29)は2014年7月〜2015年3月、
大阪府吹田市のスタジオで女性客3人に入れ墨をしたとして
略式起訴されました。医師免許を持たずに入れ墨を客に
施したとして医師法違反罪に問われたのです。
2017年4月26日、その初公判が大阪地裁であり被告は「入れ墨は
芸術で治療目的ではない」「タトゥーはアートであり、犯罪と
されることには納得できない
」「タトゥーは客の思いを表現する
芸術。針を使い捨てにするなど衛生面に気を使えば問題ない
無罪を主張しています。

入れ墨は医療か芸術か!? 入れ墨を「医療」と定めた明文規定
はなく近年まで黙認されてきた。しかし、入れ墨と同様に針を
皮膚に刺して眉などを描く「アートメーク」で健康被害
などのトラブルが多発。厚生労働省は2001年に「針に色素を付けて
皮膚に入れる行為は医療に当たる」と通達し、業者らの摘発が各地
で相次いでいました。

入れ墨が医師法が定める医療行為に当たるかどうかが公判で争われる
のは初めてことです。公判前整理手続きでは、検察側が「入れ墨で炎症
や感染症を起こす恐れ
があり、医師でなければ危険」と指摘。弁護側は
「医師でなくても健康被害は予防できる」と反論し、規制は憲法が保障
する職業選択の自由表現の自由抵触すると主張
していました。        つづく・・・

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
フレイル 2

おはようございます。季節は変わり乾いた空気に入れ替わったようです。
寝冷えなどで頭痛・肩こりなどで来院する方が増えているのでご用心。

さて、日常生活に支援が必要になる要介護状態の一歩手前の状態を
フレイル」といいます。児島剛太郎・ロンドン大客員研究員
(老年病学)らの研究では健康と要介護状態の中間であるフレイルと
呼ばれる状態の人が国内に少なくとも250万人はいるとみられる
ことが研究チームの解析でわかっています。

フレイルの基準には、さまざまなものがありますがFriedが提唱した
ものが採用されていることが多いです。Friedの基準には5項目あり、
3項目以上該当するとフレイル1または2項目だけの場合にはフレイル
の前段階であるプレフレイルと判断します。
体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少。
疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる。
歩行速度の低下
握力の低下
身体活動量の低下
フレイルには体重減少や筋力低下などの身体的な変化だけでなく、
気力の低下などの精神的な変化や社会的なものも含まれます。

フレイルの状態になると死亡率の上昇身体能力の低下が起きます。
また、何らかの病気にかかりやすくなったり、入院するなどストレス
に弱い状態になっています。風邪をこじらせて肺炎を発症したり、
怠さのために転倒して打撲や骨折をする可能性があります。また、
入院すると環境の変化に対応できずに、一時的に自分がどこにいる
のかわからなくなったり、自分の感情をコントロールできなくなる
こともあります。転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけ
にフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。

フレイルの状態に家族や医療者が早く気付き対応することができれば、
フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る
可能性を減らせる可能性があります。

児島らの研究チームは今回の結果について「国や自治体の担当者がフレイル
対策
に取り組むための基礎データとして活用してほしい」と話しています。
フレイルの人が元気を取り戻すためには肉類も含めてしっかり食べて
日常的に運動をするほか、社会活動に積極的に参加することなどが
薦められています。つまり、フレイルの人は栄養や運動の改善などに
早めに取り組めば元気を取り戻しやすいという訳です。アナタの親御さん
や親族、知り合いにフレイルの状態の方はいませんか!?   〆

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
フレイル 1

おはようございます。デパートなどは季節はすっかり
気持ち良く晴れた日に運動やスポーツを始めるのもイイかも!?

さて、「フレイル」という用語を聞いたことありますか!?
フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティー)」
からきているそうです。老化に伴い筋肉の減少に加えて
日常の活動量が減少したり、物事を正しく理解して実行する
認知機能が低下したりした状態を指します。高齢になって心身
の活力が落ちたフレイルの人は介護を必要とする状態に近いのです。
健康と要介護状態の中間的な位置づけになります。

             高齢で活力衰える「フレイル」、国内250万人が該当か
          【朝日新聞より】

児島剛太郎・ロンドン大客員研究員(老年病学)らが、
これまでに発表されたフレイルに関連する約1500本の
論文のうち、65歳以上の日本人の割合について述べた
5本を解析したところ、入院せずに地域で暮らす人の7.4%
がフレイルという結果でした。分析した集団は比較的健康な人
が多いと推定されています。実際にはフレイルの人はもっと多い
はずとの見解です。総務省の人口推計(2017年7月)で65歳以上
の人口は3477万8千人おり、その中の少なくとも250万人
フレイルに該当するとみられています。欧米人を中心に調べた
研究ではフレイルの割合は9.9%。追加調査で日本人を年代別
に分析すると、フレイルの割合は65〜74歳では海外に比べて低く、
80歳以上では高い結果でした。    つづく・・・

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
「国民医療費」 過去最高

おはようございます。今日から「彼岸の入り」になります。
暑さ寒さも彼岸まで”とは古の人はよく観察していますね。

さて、厚労省のまとめによりますと平成27年度の「国民医療費
42兆3644億円となっています。国民医療費は国民が
医療機関で病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額です。
推計結果を開始した昭和29年度以降過去最高額です。
前年度比で1兆5573億円、率にして3.8%増加です。
9年連続で過去最高を更新しています。

国民1人当たりでは平均33万3300円と前年度より1万2200円増加。
また、年代別の1人当たり国民医療費は、0歳〜14歳が15万8800円、
15歳〜44歳が12万100円、45歳〜64歳が28万4800円、65歳以上
74万1900円となっていて、すべての年代で前の年度を
上回りました。このうち65歳以上の国民医療費は65歳未満の平均
18万4900円のおよそ4倍になっています。都道府県別にみた人口
一人あたりの国民医療費は高知県44万4000円で最高額で、
もっとも低いのは埼玉県29万900円です。厚労省は「高齢化
の進展や医療技術の高度化に加え、C型肝炎新薬の国内
での販売が始まったことが国民医療費を押し上げた。医療費の適正化
に向けた取り組みに今回のデータを活用していきたい」としています。

平成27年度の一般会計総額が過去最大の96兆3420億円です。
日本は国家予算も他の先進国よりも国債依存度は高いです。
同年度の国民医療費が42兆3644億円。約半分が国民医療費です。
少子化対策などもそうですが、医療費削減も進んでいないまま、
9年連続で過去最高を更新しています。国民医療費が増大してる
ニュースをやりますが、外国人が日本の国民健康保険目当てに来日し、
高額医療を受けて、その後は保険料を納めなくても、再来日の意思表示
さえすれば、5年間日本国外での医療費も国民健康保険が適用される
制度については報道さえありません。こういうのに対してをしっかり
対策を立てるのも大事なはずですが…    〆

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
パーキンソン病との付き合い方 4

おはようございます。今週末は秋晴れ〜。何かうれしい。
昨日は巨峰を頂きました。美味しいものも多い季節です。

さて、パーキンソン病高齢者に多く発症する
疾患です。手足の筋肉の硬直や震えなどの症状が出ます。
神経伝達物質の「ドパミン」を出す神経細胞の変性
が原因とされていますが、予防法や治療法は確立されて
いない難病です。パーキンソン病治療薬は「Lドーパ
が知られています。

英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版によると、
順天堂大学大学院医学研究科服部信孝教授らはパーキンソン病
の患者で変異がある遺伝子で細胞内でエネルギーを作る器官
ミトコンドリア内で働く「CHCHD2」に着目。遺伝子を
自由に書き換えることができる「ゲノム編集」技術により
CHCHD2を変異させたハエではドーパミン神経のミトコンドリア
は機能不全を起こし神経細胞死が起きました。これに対しCHCHD2
を変異させたハエではミトコンドリアの代謝を抑える遺伝子「4E―BP
を発現させるとミトコンドリアの機能は改善したというのです。
ミトコンドリアを保護すると神経変性疾患のパーキンソン病の病態
が改善することを突き止めることをハエを使った実験で証明しています。
研究がさらに進めばミトコンドリアを保護する薬剤の開発など、
疾患の予防や治療法の開発につながる可能性があります。

まだまだハエでの実験研究ですが希望が持てる結果ですね。
このような地道な研究がいつか大きな花を咲かせることでしょう。
期待しています。         〆

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
パーキンソン病との付き合い方 3

おはようございます。てんゆ堂のある荻窪白山神社・
例大祭
は昨日と今日8日(金)です。今日は里神楽奉奏です。

さて、現在、パーキンソン病の治療のポイントになっているのが
便秘コントロールです。便秘は高度になると薬の吸収率が下がり、
症状の悪化につながることもあるのです。薬の効果を十分発揮
させるためにも、四肢・体幹のストレッチなど毎日の自己リハビリ
は欠かせません。積極的に、食事の前に1日3回は実践したいです。
徹底して行えばパーキンソン病の進行期、すなわち薬の効き目が
悪くなる発症10年目以降も健常者と同じまではいかないにしろ、
杖なしでハイキングに行ったりゴルフを楽しんだりすることは
十分可能です。

パーキンソン病薬は飛躍的に向上しています。それだけに自己判断
で服薬調整しないようにしましょう。かかりつけ医と専門医を上手
に利用して、病気への良好な対応を継続することが非常に大切です。
パーキンソン病以外の「認知症」などの病気を抱えている方も
少なくありません。そういう意味でも、患者、かかりつけ医、専門医
のトライアングルをしっかり意識しましょう。

現在、パーキンソン病の最新治療で注目をされているものが2つあります。
ひとつは「脳深部刺激療法」です。局所麻酔を用いた簡単な手術
で脳の運動に関わる部分に電極を留置し弱い電流で刺激を与えます。
これで薬の量を減らせる患者も多いということです。もうひとつは
ビタミンDの投与です。パーキンソン病患者さんは健康な人に
比べてビタミンDの血中濃度が著しく低く、その濃度が低いほど重症度
が高い
ことが指摘されています。ある臨床研究では二重盲検ランダム化
比較試験の結果、1年後に症状の進行が抑制された患者の割合はビタミンD
服用群で6割に達したと報告されています。ただしビタミンDが
パーキンソン病の進行を抑制できる可能性は示唆されたものの今後の
国内外の研究結果が待たれる状況です。安易に手を出してイイという
治療法ではありません。   つづく・・・

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
パーキンソン病との付き合い方 2

おはようございます。中国語(簡体字)の大量迷惑メール
困っていました。サーバー受診拒否すると大丈夫です。

さて、パーキンソン病高齢者に多く発症する
疾患です。手足の筋肉の硬直や震えなどの症状が出ます。
神経伝達物質の「ドパミン」を出す神経細胞の変性
が原因とされていますが、予防法や治療法は確立されて
いない難病です。

パーキンソン病と上手に付き合っていくための要点があります。
パーキンソン病治療薬は発症して間もない時期にはよく効きますが、
発症後5〜6年経過するころには効果にバラツキが生じてきます。
服薬後、数時間で薬の効果が切れて動けなくなる
ウエアリングオフ」と、自分の意思とは無関係に
体が自然に動く
ジスキネジア」を生じるようになり
どう対処するかが重要です。パーキンソン病患者さんが最も
困っている症状に対し服薬量や服薬回数を適宜調整します。
最近では貼り薬や自己注射薬なども登場しているので生活環境
を勘案しながら適正に使用されます。薬の量が増えれば副作用
も増します。

いかに薬効は高く副作用は少なくするかが問題です。専門医との
コミュニケーション
が重要となり、普段から困ったことは受診時に
すぐ伝えられるよう書き出しておくとイイでしょう。症状や進行度
は十人十色です。パーキンソン病は進行性の病気であるため症状に
応じて細かく薬剤を調整していかなくてはなりません。専門医と
上手に付き合う姿勢も必要です。パーキンソン病の治療は「症状に
応じて
」「きめ細やかに」が重要です。  つづく・・・

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
パーキンソン病との付き合い方 1

おはようございます。タオルケットから毛布に切り替えました。
何かパッとしない夏でした。蝉の鳴き声がどこか寂しく感じます。

さて、パーキンソン病は脳の黒質でドパミン神経細胞
減少する病気です。これまでは脳だけの病気と考えられてきたが、
近年、全身の病気だと分かってきています。

パーキンソン病の症状として一番多いものが振戦(しんせん)
です。患者全体の60%にこの症状が見られます。ふるえる箇所は
手・足・頭などです。何も動作をしていない時に振るえる
安静時震戦」が特徴で左右に差が見られます。
身体を動かしているときや睡眠時に症状は起こりません。
そして、歩行障害です。最初の一歩が踏み出せなくなる
すくみ足」ことが多いです。また、歩幅が狭く速度が
遅くなる
小刻み歩行」、手を振らずに歩くといった症状
が見られます。そして、筋肉がこわばり、関節の曲げ伸ばしが
ぎこちなくなる「筋固縮」になります。体に柔軟性がなくなり、
動かすと抵抗を感じるため日常的な動作緩慢となり遅くなりがちです。
衣類の着脱・食事・寝がえりなど、すべての動作に支障をきたすよう
になります。このような「運動症状」があります。さらに便秘
レム睡眠行動異常症嗅覚低下立ちくらみなど
のさまざまな「非運動症状」が出ます。

パーキンソン病は高齢者に多く発症する疾患です。神経伝達物質
の「ドパミン」を出す神経細胞の変性が原因とされていますが、
予防法や治療法は確立されていないのです。  つづく・・・

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| 高齢者 加齢 社会問題 | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
全身麻酔のリスク 2

おはようございます。グリーンカーテンゴーヤもすっかり
盛りを過ぎてしまいました。今夏もありがとうございました。

さて、麻酔について意外に知られていない事実として麻酔薬の作用機序
つまり「どのようにして麻酔がかかるのか」「なぜ麻酔薬を投与されると、
人は意識や感覚を失うのか」というメカニズムは、未だに完全には
解明されていません。つまり「今までも効いてきたから大丈夫だろう
という経験則にもとづいて全身麻酔を行っているにすぎないのです。
そもそも、なぜ効くのか分かっていないのですから医療事故
起きた際の検証もできません。ですから死に至る医療事故に
関しても正確な原因は藪の中というのが実情です。つまり、
全身麻酔の事故は今後も防ぎようがないということになります。

手術をするとなれば、どうしても全身麻酔を受けるよう、
医者から言われる局面はあるでしょう。そのとき、全身麻酔
が体に深刻なダメージを与えるかもしれないということを、
心に留めてようにしましょう。ネット上では「全身麻酔を1回
受けると寿命が6年縮む」とも言われています。

医療行為である以上、麻酔のリスクもゼロではありません。
リスクがある以上、麻酔をしないに越したことはありません。
それでも長時間の手術、腹腔鏡・胸腔鏡手術では全身麻酔が
必須となります。大切なのは麻酔科医の術前診察時にこれまで
にかかった病気や飲んでいる薬などをきちんと申告することです。
全身麻酔のリスクは健康状態を悪化させる生活習慣とも密接に
関わっています。具体的には喫煙の期間と量、アルコールの摂取量
運動習慣などが影響します。特にタバコについては術前に8週間禁煙
をすれば、術後の肺合併症(肺炎など)が少なくなるエビデンス
もあります。リスクが人によって大きく異なることも認識して
おきましょう。とはいえ、私の家族に全身麻酔の手術を受けさせる
なら絶対に麻酔科医がいる病院にすることでしょう。   〆

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