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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
オメガ3 認知機能に無効

おはようございます。確定申告の申告書の受付は2月16日(金)
から3月15日(木)までです。ついつい後回しになりがちです。 

さて、魚油などにはオメガ3脂肪酸は含まれており、これを摂取することで記憶力学習能力が高まるとされ、日本では「魚を食べると頭が良くなる」というイメージがあります。オメガ3脂肪酸の成分であるDHA(ドコサヘキサエン酸)には、血中の中性脂肪コレスレロール低減するなどの働きと共に、にもよい効果をもたらすとされていました。DHAが体内に取り込まれ、脳に到達するとニューロンやシナプスなどの神経細胞を柔軟にするという働きをすると考えられてきました。その根拠としてサケ、マグロ、オヒョウなどの魚を定期的に食べる人は、これらの種類の魚を食べない人に比べて、目、心臓、脳などの健康状態が良好であることが示されています。

米国立衛生研究所(NIH)が資金援助して行った研究によると、高齢者4000人を対象に5年間に及ぶ臨床検査を行いました。今回の研究では失明の主な原因の1つとされる「加齢黄斑変性」と呼ばれる眼疾患の患者を対象としたもので調査対象となった患者は平均年齢72歳の高齢者で男女比率は男性12%、女性58%です。被験者を無作為に2グループに分け、グループAにはプラセボ(偽薬)、グループBにはオメガ3脂肪酸(ドコサヘキサエン酸(DHA)・エイコサペンタエン酸(EPA))を含む錠剤を摂取させ、記憶および認知機能のテストを調査開始時に実施。そして2年後と4年後に同じテストを受けました。 その結果、各グループの認知機能テストの点数は時間とともに同程度減少しており、まったく変わらなかったのです。

サケ、マグロなどのオメガ3脂肪酸が豊富な魚を食べた人に対してのみで、DHAが体内に取り込まれ、脳に到達するとニューロンやシナプスなどの神経細胞を柔軟にするという働きがあり、オメガ3脂肪酸のサプリメントに関してはその効果が疑問視されていました。オメガ3脂肪酸を多く含む魚油サプリメントは通説に反して認知機能低下を抑制する効果はないとの結論です。ということで魚を食べれば頭は良くなるかもしれませんが、”魚油のサプリメントに頭を良くする効果はない”ということだけを覚えておいて、周りのお年寄りたちに教えてあげましょう。  〆

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| 高齢者 加齢 | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
加齢 コラーゲン 4

おはようございます。今日は節分です。 旧暦の節分は大晦日
あたり「けがれ」や「災い」を追い払いう厄払いも行われました。

さて、加齢とともに身体のクッションとなる結合組織の大部分の「コラーゲン」や「プロテオグリカン」が減少します。結合組織は成長とともに強度を増し、さらに加齢により柔軟性・伸展性を失っていきます。ですから、加齢とともに体が硬くなります。身体が柔らかいというのは簡単に言うと関節がよく曲がるということです。関節曲げるには関節を構成する結合組織が大きく伸び縮みできなくてはなりません。筋肉以外にも靱帯や関節包などの結合組織も関節の動きにかかわります。結合組織が柔軟であることが関節の可動域を大きくする要因であり、関節可動域が大きいと身体が柔らかいということになります。

身体が柔らかいと転倒などの事故が減ります。関節が柔軟で筋肉も柔軟に伸び縮みすることで様々な動きに対して余計な制限がかからず筋肉の緊張も起こりにくいため、肩こりや腰痛などの筋・筋膜性の痛みは発生しにくくなります。また、大きく筋肉が動くことで関節内を栄養する関節液の循環もよく、周囲の血行も良くなり末梢の筋肉にまで刺激が加わって疲労物質は蓄積しにくくなり、身体の隅々まで酸素や栄養素を行き届かせることができます。一定の柔軟性は疲れにくい身体づくりには必要です。

非コラーゲンタンパク質は細胞の中で色々な形をしています。その中の酵素タンパク質は丸い球状をしていて、多くは水に溶けた形で存在しています。ところがコラーゲン線維状で、水に溶けた形ではほとんど存在しません。体の中でコラーゲンやヒアルロン酸が多い部位は結合組織です。結合組織は体のありとあらゆるところに存在しています。なかでも皮膚(真皮の部分)、骨、軟骨、腱などに多く、目の網膜、血管の壁、歯と歯ぐきなどにも多く含まれています。コラーゲンやヒアルロン酸が衰えると、これらの細胞マトリックスがもろくなり健康を損ねたり老化引き金となります。

ですから、最近では高齢者でも積極的なタンパク質摂取が推奨されています。魚・肉・大豆加工食品など積極的に摂りましょう。プラス、ビタミンC・Aも摂りましょう。つまり、色々と食べるのがイイのです。これだけ食べていれば健康というものはないのです。そして、柔軟性を損なわないように適度な運動をしましょう。”体が硬くなると考え方も硬くなる”と考えられます。若さ=心身の柔軟性です。40歳を越すと一気に来ますよ〜。気を付けましょう。  〆

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| 高齢者 加齢 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
加齢 コラーゲン 3

おはようございます。昨夜から降り始めた雪で一面真っ白です!!
今朝も治療院前をセッセと雪かきからはじめています。嗚呼…

さて、結合組織は「コラーゲン」と「プロテオグリカン」により大部分は構成されています。鉄筋コンクリートに例えると剛性の高いコラーゲン鉄筋で、柔軟性に富むプロテオグリカンセメントとなります。

プロテオグリカンとはGAGグリコサミノグリカン)という糖質と、タンパク質が結びついたものです。多くのGAGは「グルコサミン」を材料として構成されているためグルコサミンが体内に十分存在すればプロテオグリカンの合成もスムーズに行われるようになります。また、グルコサミンと「コンドロイチン」を合わせて摂取することでプロテオグリカンがより効率よく合成されるようになります。


グルコサミンやコンドロイチンは動物の軟骨、山芋、オクラにも含まれますが、カニやエビなど甲殻類の殻に多く含まれます。また、GAGを合成する際には「ビタミンA」が必要とされます。ビタミンAが豊富に含まれるレバー、卵、牛乳などをしっかり摂取してビタミンAが不足することのないように心がけましょう。


もしケガをしてしまった場合、結合組織にコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、GAGを十分に送り込む必要があります。しかし結合組織には血管が少なく、栄養素が届きにくい特徴があります。そこで関節を軽く動かしてあげるようにしましょう。そうするとポンプ作用により栄養素が運び込まれやすくなるのです。膝、腰、足首などであれば積極的に歩くようにするだけでも効果は期待できます。つまり、日頃の栄養摂取が大切です。しかしながら、カニやエビなどの甲殻類の殻は日常的に食べないので食事だけで関節に必要な栄養素を全て摂るのは非常に難しいのが現実です。 つづく・・・

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| 高齢者 加齢 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
加齢 コラーゲン 2

おはようございます。今夜半から明朝にかけて降雪予報です。
そして今後2週間は寒いままなので路面凍結です。要注意です。

さて、結合組織は身体の様々な器官の間を埋める緩衝剤のような働きをするもので、関節では靭帯、腱、軟骨などが結合組織に当たります。また、脂肪組織、血液、骨なども結合組織に分類されます。

結合組織は「コラーゲン」と「プロテオグリカン」により大部分は構成されています。鉄筋コンクリートに例えると剛性の高いコラーゲンは鉄筋で、柔軟性に富むプロテオグリカンがセメントとなります。コラーゲンはグリシン、プロリン、リジンなどのアミノ酸から体内で合成することができます。これらのアミノ酸はタンパク質を十分に摂取することで補給できますが、コラーゲン合成にはビタミンCも十分に摂取する必要があります。それは、コラーゲンは三つ編みの構造しており、その三つ編みの構造をつくるときにビタミンCが必須となるからです。また、コラーゲンの合成能力は年齢によっても異なります。特に30代後半以降は能力の低下が顕著に表れます。
    
Castelo-Branco C. ら, Relationship between skin collagen and bone changes during aging.Maturitas, 1994.

体内でのコラーゲン合成能力が衰えてきた場合は、外部からのコラーゲン摂取が効果的です。以前は外部からコラーゲンを摂取してもアミノ酸に消化分解されるだけだと考えられていましたが、最近の研究ではコラーゲンの摂取は繊維芽細胞の活性化を促すことで体内でのコラーゲン合成をも高めることがわかってきました。コラーゲンは魚の皮、フカヒレ、豚足、牛スジ肉、鶏の手羽先などに多く含まれます。ケガの予防・早期回復したいときなどは、これらの食材を積極的に取り入れるようにしましょう。 またビタミンCを十分に摂取することも大切です。 つづく・・・

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| 高齢者 加齢 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
加齢 コラーゲン 1

おはようございます。近所の弁天池結氷したままです。
石などが投げ込まれています。割れるか試したのでしょう。

さて、身体のクッションとなる「結合組織」は真皮のみならず、皮膚、関節、腱、骨、軟骨、さらには心血管系、血管壁、肝臓、筋肉などの全身のあらゆる臓器・器官に広く分布しています。結合組織は成長とともに強度を増し、さらに加齢により柔軟性・伸展性を失っていきます。これらの変化の主な原因はコラーゲンなど細胞間マトリックス成分の架橋の質的量的変化です。結合組織は老化の徴候がはっきりと現れ、動脈硬化、高血圧、変形性関節症、骨粗鬆症など老人に多い病気でもあります。

(しわ)などに代表されるように皮膚においても結合組織は老化の徴候がよく現れます。皮膚の老化に伴う変化は誰もが避けられない不可逆的な変化です。しかし、その発現の時期あるいは進行の程度にはかなりの個人差があり遺伝的素因あるいは日光照射などの環境因子との深い関わりがあります。

細胞外マトリックスの大部分はコラーゲンによって占められます。大動脈のようにエラスチンが60%を占めるような例外的な組織もあります。エラスチンは弾性線維の主要な構成成分で、脊椎動物の結合組織に広く分布する不溶性タンパク質です。生体内では動脈壁や項靱帯、肺、皮膚など、弾力性・伸縮性が必要とされる組織に多く分布し弾性を与える働きをしています。

エラスチンは800以上ものアミノ酸からなる不溶性タンパク質です。その特徴は非極性アミノ酸(グリシン、プロリン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン)の含量が高く、特にグリシン含量が高いです。プロリン含量が高く、全体の10% 前後を占めます。コラーゲンと異なり、ヒドロキシプロリンをほとんど含みません。エラスチンのみに含まれる特有のアミノ酸であるデスモシン・イソデスモシンを含みます。  つづく・・・

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| 高齢者 加齢 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
フレイル 2

おはようございます。季節は変わり乾いた空気に入れ替わったようです。
寝冷えなどで頭痛・肩こりなどで来院する方が増えているのでご用心。

さて、日常生活に支援が必要になる要介護状態の一歩手前の状態を
フレイル」といいます。児島剛太郎・ロンドン大客員研究員
(老年病学)らの研究では健康と要介護状態の中間であるフレイルと
呼ばれる状態の人が国内に少なくとも250万人はいるとみられる
ことが研究チームの解析でわかっています。

フレイルの基準には、さまざまなものがありますがFriedが提唱した
ものが採用されていることが多いです。Friedの基準には5項目あり、
3項目以上該当するとフレイル1または2項目だけの場合にはフレイル
の前段階であるプレフレイルと判断します。
体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少。
疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる。
歩行速度の低下
握力の低下
身体活動量の低下
フレイルには体重減少や筋力低下などの身体的な変化だけでなく、
気力の低下などの精神的な変化や社会的なものも含まれます。

フレイルの状態になると死亡率の上昇身体能力の低下が起きます。
また、何らかの病気にかかりやすくなったり、入院するなどストレス
に弱い状態になっています。風邪をこじらせて肺炎を発症したり、
怠さのために転倒して打撲や骨折をする可能性があります。また、
入院すると環境の変化に対応できずに、一時的に自分がどこにいる
のかわからなくなったり、自分の感情をコントロールできなくなる
こともあります。転倒による打撲や骨折、病気による入院をきっかけ
にフレイルから寝たきりになってしまうことがあります。

フレイルの状態に家族や医療者が早く気付き対応することができれば、
フレイルの状態から健常に近い状態へ改善したり、要介護状態に至る
可能性を減らせる可能性があります。

児島らの研究チームは今回の結果について「国や自治体の担当者がフレイル
対策
に取り組むための基礎データとして活用してほしい」と話しています。
フレイルの人が元気を取り戻すためには肉類も含めてしっかり食べて
日常的に運動をするほか、社会活動に積極的に参加することなどが
薦められています。つまり、フレイルの人は栄養や運動の改善などに
早めに取り組めば元気を取り戻しやすいという訳です。アナタの親御さん
や親族、知り合いにフレイルの状態の方はいませんか!?   〆

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| 高齢者 加齢 | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
フレイル 1

おはようございます。デパートなどは季節はすっかり
気持ち良く晴れた日に運動やスポーツを始めるのもイイかも!?

さて、「フレイル」という用語を聞いたことありますか!?
フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティー)」
からきているそうです。老化に伴い筋肉減少に加えて
日常の活動量が減少したり、物事を正しく理解して実行する
認知機能低下したりした状態を指します。高齢になって心身
の活力が落ちたフレイルの人は介護を必要とする状態に近いのです。
健康と要介護状態の中間的な位置づけで介護予備軍です。

児島剛太郎・ロンドン大客員研究員(老年病学)らが、
これまでに発表されたフレイルに関連する約1500本の
論文のうち、65歳以上の日本人の割合について述べた
5本を解析したところ、入院せずに地域で暮らす人の7.4%
がフレイルという結果でした。分析した集団は比較的健康な人
が多いと推定されています。実際にはフレイルの人はもっと多い
はずとの見解です。総務省の人口推計(2017年7月)で65歳以上
の人口は3477万8千人おり、その中の少なくとも250万人
フレイルに該当するとみられています。欧米人を中心に調べた
研究ではフレイルの割合は9.9%。追加調査で日本人を年代別
に分析すると、フレイルの割合は65〜74歳では海外に比べて低く、
80歳以上では高い結果でした。    つづく・・・

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| 高齢者 加齢 | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
「国民医療費」 過去最高

おはようございます。今日から「彼岸の入り」になります。
暑さ寒さも彼岸まで”とは古の人はよく観察していますね。

さて、厚労省のまとめによりますと平成27年度の「国民医療費
42兆3644億円となっています。国民医療費は国民が
医療機関で病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額です。
推計結果を開始した昭和29年度以降過去最高額です。
前年度比で1兆5573億円、率にして3.8%増加です。
9年連続で過去最高を更新しています。

国民1人当たりでは平均33万3300円と前年度より1万2200円増加。
また、年代別の1人当たり国民医療費は、0歳〜14歳が15万8800円、
15歳〜44歳が12万100円、45歳〜64歳が28万4800円、65歳以上
74万1900円となっていて、すべての年代で前の年度を
上回りました。このうち65歳以上の国民医療費は65歳未満の平均
18万4900円のおよそ4倍になっています。都道府県別にみた人口
一人あたりの国民医療費は高知県44万4000円で最高額で、
もっとも低いのは埼玉県29万900円です。厚労省は「高齢化
の進展や医療技術の高度化に加え、C型肝炎新薬の国内
での販売が始まったことが国民医療費を押し上げた。医療費の適正化
に向けた取り組みに今回のデータを活用していきたい」としています。

平成27年度の一般会計総額が過去最大の96兆3420億円です。
日本は国家予算も他の先進国よりも国債依存度は高いです。
同年度の国民医療費が42兆3644億円。約半分が国民医療費です。
少子化対策などもそうですが、医療費削減も進んでいないまま、
9年連続で過去最高を更新しています。国民医療費が増大してる
ニュースをやりますが、外国人が日本の国民健康保険目当てに来日し、
高額医療を受けて、その後は保険料を納めなくても、再来日の意思表示
さえすれば、5年間日本国外での医療費も国民健康保険が適用される
制度については報道さえありません。こういうのに対してをしっかり
対策を立てるのも大事なはずですが…    〆

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・療養費 詐欺事件 1〜14
・療養費 不正請求 1〜7
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・マッサージ機の盲点 1・2
・無資格施術でケガ 1・2
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・ベビーマッサージ 過失致死 1〜8
・国家資格 あん摩・マッサージ・指圧師 1〜6
・厚生大臣免許保有証 1〜3

 

| 高齢者 加齢 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
パーキンソン病との付き合い方 4

おはようございます。今週末は秋晴れ〜。何かうれしい。
昨日は巨峰を頂きました。美味しいものも多い季節です。

さて、パーキンソン病高齢者に多く発症する
疾患です。手足の筋肉の硬直や震えなどの症状が出ます。
神経伝達物質の「ドパミン」を出す神経細胞の変性
が原因とされていますが、予防法や治療法は確立されて
いない難病です。パーキンソン病治療薬は「Lドーパ
が知られています。

英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版によると、
順天堂大学大学院医学研究科服部信孝教授らはパーキンソン病
の患者で変異がある遺伝子で細胞内でエネルギーを作る器官
ミトコンドリア内で働く「CHCHD2」に着目。遺伝子を
自由に書き換えることができる「ゲノム編集」技術により
CHCHD2を変異させたハエではドーパミン神経のミトコンドリア
は機能不全を起こし神経細胞死が起きました。これに対しCHCHD2
を変異させたハエではミトコンドリアの代謝を抑える遺伝子「4E―BP
を発現させるとミトコンドリアの機能は改善したというのです。
ミトコンドリアを保護すると神経変性疾患のパーキンソン病の病態
が改善することを突き止めることをハエを使った実験で証明しています。
研究がさらに進めばミトコンドリアを保護する薬剤の開発など、
疾患の予防や治療法の開発につながる可能性があります。

まだまだハエでの実験研究ですが希望が持てる結果ですね。
このような地道な研究がいつか大きな花を咲かせることでしょう。
期待しています。         〆

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・パーキンソン病との付き合い方 1
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| 高齢者 加齢 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
パーキンソン病との付き合い方 3

おはようございます。てんゆ堂のある荻窪白山神社・
例大祭
は昨日と今日8日(金)です。今日は里神楽奉奏です。

さて、現在、パーキンソン病の治療のポイントになっているのが
便秘コントロールです。便秘は高度になると薬の吸収率が下がり、
症状の悪化につながることもあるのです。薬の効果を十分発揮
させるためにも、四肢・体幹のストレッチなど毎日の自己リハビリ
は欠かせません。積極的に、食事の前に1日3回は実践したいです。
徹底して行えばパーキンソン病の進行期、すなわち薬の効き目が
悪くなる発症10年目以降も健常者と同じまではいかないにしろ、
杖なしでハイキングに行ったりゴルフを楽しんだりすることは
十分可能です。

パーキンソン病薬は飛躍的に向上しています。それだけに自己判断
で服薬調整しないようにしましょう。かかりつけ医と専門医を上手
に利用して、病気への良好な対応を継続することが非常に大切です。
パーキンソン病以外の「認知症」などの病気を抱えている方も
少なくありません。そういう意味でも、患者、かかりつけ医、専門医
のトライアングルをしっかり意識しましょう。

現在、パーキンソン病の最新治療で注目をされているものが2つあります。
ひとつは「脳深部刺激療法」です。局所麻酔を用いた簡単な手術
で脳の運動に関わる部分に電極を留置し弱い電流で刺激を与えます。
これで薬の量を減らせる患者も多いということです。もうひとつは
ビタミンDの投与です。パーキンソン病患者さんは健康な人に
比べてビタミンDの血中濃度が著しく低く、その濃度が低いほど重症度
が高い
ことが指摘されています。ある臨床研究では二重盲検ランダム化
比較試験の結果、1年後に症状の進行が抑制された患者の割合はビタミンD
服用群で6割に達したと報告されています。ただしビタミンDが
パーキンソン病の進行を抑制できる可能性は示唆されたものの今後の
国内外の研究結果が待たれる状況です。安易に手を出してイイという
治療法ではありません。   つづく・・・

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| 高齢者 加齢 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
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