● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
子宮移植 3

おはようございます。いつもの公園を通るとイイ香りが… 
いつの間にかクチナシの白い花が満開に咲いていました。

さて、子宮移植では、まず体外受精で夫婦の受精卵をつくり凍結保存します。そして第三者から提供された子宮を女性に移植します。卵巣の移植は行いません。移植される子宮は出産経験のある母親、姉、妹など親族が子宮を提供することがほとんどです。妊娠した場合は厳重な妊娠管理のもと、子どもを帝王切開で出産します。出産後に子宮を摘出した場合、免疫抑制剤を一生服用する必要がなくなるため、通常の臓器移植医療と異なり、一時的な移植とも考えられます。

世界で初めて子宮移植をした女性が出産したのは2014年、スウェーデンヨーテボリ大学でのことです。36歳の女性が61歳の血縁関係を持たないドナーから子宮移植を受けました。これ以来、2018年1月の時点で8ヵ国(スウェーデン、アメリカ、チェコ、インド、トルコ、中国、ドイツ、セルビア)で約40例の子宮移植が海外で行われ、これまでに11人の子どもが産まれています。

子宮移植の課題には、多くの医学的・倫理的・社会的問題が挙げられます。その中でも特に受容者(レシピエント)、提供者(ドナー)、生まれてくる子どもの抱えるリスクは最大限配慮されなければなりません。また現時点ではわかっていないリスクも多く存在する可能性もあります。さらには、他の臓器移植同様に第三者からの子宮の提供は女性の身体を資源化する側面や臓器売買の危険性が内包されていることに十分留意しなければなりません。また、子宮移植によって生まれてくる子どもの福祉は最大限に保障されなければならず、それが守られるように慎重な医学的・倫理的・社会的配慮が払わらなければなりません。

子宮移植は周術期や術後において、ドナー、レシピエント、生まれた子どもに対して多岐にわたるケアが必要とされます。そのため、子宮移植は産婦人科だけでなく、様々な領域にまたがる医療であり、幅広い職種で構成されたチーム医療体制が必要です。すなわち、十分なサポート体制の基盤が構築された上で考慮されるべき医療と考えられています。

最後に中央線・総武線・東西線・丸の内線沿線の荻窪で開院しているてんゆ堂は、地域の東京衛生病院地域医療連携している鍼灸院です。特に鍼灸治療による不妊治療特化しています。習慣性流産と診断された場合は専門医に従い、まずは原因疾患の治療をしましょう。原因になる病気は治療したんだけど・・・ 原因が見当たらない場合などは機能面に問題があるケースがあります。それが東洋医学でいう冷え瘀血(おけつ)などの骨盤の中の血流に異常がある場合です。これが不妊流産の可能性があります。これらの治療には温める事がメインになります。お灸も色々種類があるので、どのタイプを選択するかは患者さんの体調状態により変わります。熱いお灸より気持ちE〜タイプのお灸や温熱療法が多く使われます!! そして第二子不妊症でお困りの方も多く来院しています。そういう方にも鍼灸治療はオススメです。   〆

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| 不妊症 | 08:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
子宮移植 2

おはようございます。いつの間にかアジサイ
あちこちで咲き誇っています。梅雨入り間近です。

さて、世界で初めて子宮移植をした女性が出産したのは2014年、スウェーデンヨーテボリ大学でのことです。36歳の女性が61歳の血縁関係を持たないドナーから子宮移植を受けました。これ以来、2018年1月の時点で8ヵ国(スウェーデン、アメリカ、チェコ、インド、トルコ、中国、ドイツ、セルビア)で約40例の子宮移植が海外で行われ、これまでに11人の子どもが産まれています。

子宮移植では、まず体外受精で夫婦の受精卵をつくり凍結保存します。そして第三者から提供された子宮を女性に移植します。卵巣の移植は行いません。移植される子宮は出産経験のある母親、姉、妹など親族が子宮を提供することがほとんどです。次に移植された子宮が体に生着したのを確認し、1年以上かけて免疫抑制剤を投与して、子宮が拒絶されず機能することを確認してから、保存していた受精卵を子宮に戻す胚移植をします。妊娠した場合は厳重な妊娠管理のもと、子どもを帝王切開で出産します。出産後に子宮を摘出した場合、免疫抑制剤を一生服用する必要がなくなるため、通常の臓器移植医療と異なり、一時的な移植とも考えられます。

日本でも臨床への準備が始まろうとしています。生まれつき子宮がなかったり、または子宮腫瘍などの病気で子宮を摘出した女性は、妊娠・出産をすることができず、その治療法もこれまでなかったのです。子宮性不妊患者は、自らのお腹で子どもを育て、出産することは不可能であるのが現状です。代理出産により子どもをもつことはできます。子宮性不妊患者が唯一夫婦間の子どもを得ることができる方法として、海外においては代理母による代理懐胎・代理出産が行われている国もありますが、倫理的・法律的・社会的・医学的な問題が多く内包され、日本では現在のところ公的には認められておりません。また、出産した女性が母親になるという法律があり、戸籍上の「母」になることもできません。子供を望んでも子宮をもたない女性の希望に応えるため必要とされています。子宮移植による出産が可能となる一方、移植手術によるリスクや倫理的問題などの課題も残されています。尚、日本の臓器移植法では脳死を含めた死者からの子宮の提供を認めていません。  つづく・・・

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| 不妊症 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
子宮移植 1

おはようございます。走り梅雨のような天候が
しばらく続くようです。今週末には水無月です。

さて、日本では年間40万件を超える不妊治療が行われています。夫婦の5組に1組が不妊治療を行っている不妊大国・日本というのが現状です。そして体外受精による出生児は約3%にものぼります。そもそも体外受精は、1978年にRobert G.EdwardsPatrick Steptoeらにより、世界初の体外受精でLouise J. Brownちゃんが誕生しました。それ以降、急速に生殖補助医療技術が世界に普及し、不妊女性が子どもを得られる機会は近年増えてきています。生殖補助医療技術により多くの不妊夫婦に福音がもたらされています。不妊治療への理解が進んできたとはいえ、治療を受けていることをオープンにしづらい、悩みを周りに相談しづらいという人は少なくないのではないでしょうか。

海外では不妊治療の新たな選択肢として「子宮移植」が加わろうとしています。子宮に何らかの問題があり、出産ができない女性に子宮を移植するのが子宮移植です。近年の移植技術、微小血管吻合技術、組織保存技術の向上や免疫拒絶のメカニズムの解明、免疫抑制剤の開発に伴い、これらの子宮性不妊患者が自らの子どもを得るために子宮移植という新たな生殖補助医療技術が考えられました。子宮移植は提供者(ドナー)からの子宮の提供で、子宮の移植を受けた受容者(レシピエント)の妊娠および出産を目的とします。子宮は生命に関わる臓器ではありませんが臓器移植として位置付けられます。そして子宮移植は10時間以上におよぶ大きな手術で、死亡のリスクもゼロではありません。

子宮移植の対象は子宮性不妊女性となります。つまり子宮が存在しない、もしくは子宮は存在しますが妊娠や出産する能力が備わっていない子宮をもつ女性です。子宮性不妊症は大きく分けると先天性及び後天性に分類されます。先天性は、生まれつき子宮や腟を欠損する先天性腟欠損症MRK症候群、ロキタンスキー症候群)や子宮低形成子宮奇形などが該当します。ロキタンスキー症候群は、5000人に1人の割合で発症するといわれています。後天性は、子宮悪性腫瘍、良性疾患(子宮筋腫子宮腺筋症など)、子宮がん子宮頸がんなどの病気で子宮を失った場合、産後の大量出血などで子宮摘出を余議なくされた場合や子宮内の高度の癒着により妊孕能を失った場合(アッシャーマン症候群)などが挙げられます。  つづく・・・

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| 不妊症 | 09:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
血糖値と排卵障害 5

おはようございます。沖縄麻疹(はしか)が流行中。
強い感染力はインフルエンザ以上です。マスクは無効です。

さて、高血糖により排卵障害が起こるなんてあまり聞いたことがないかもしれませんが、インスリン抵抗性(インスリンを分泌しているのに血糖が下がりにくい状態)により男性ホルモンが増加したり、排卵に影響を与えることが分かっています。食後の血糖値が150/dlを超えると、血糖により体内のタンパク質が「糖化」し、AGEs終末糖化産物)という老化促進物質ができてしまいます。AGEsは蓄積型なので、一度つくられると体内から除去することができません。AGEsが卵巣の卵胞液にたまると、透明な卵胞液が茶褐色に変わり、卵巣機能の低下につながることがわかっています。不妊症の要因となる排卵障害に血糖値が関係します。

インスリンを過剰分泌させないように血糖値を急上昇させないような食習慣が大切です。女の子の体は子どものうちからお母さんになる準備を始めています。お菓子やジュースからの「糖の摂り過ぎ」に気をつけ、勉強や習い事に向かうパワーやスタミナを与えてくれるビタミンB群や鉄分はしっかり与えてあげましょう。社会人になって仕事や妊活中のストレス発散を理由に、甘いものばかりを食べて食事のかわりにしたり、ジュースをお茶代わりに飲んだりといった行為を続けてしまっていたら、いつの間にか、血液中にブドウ糖があふれる高血糖な状態が続いてしまいます。これは、誰にでもおこりえることで、甘いもの好きの女子の思わぬ落とし穴になることになりかねません。また、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸も摂取するほど不妊のリスクが高まるとハーバード大学のウォルター・ウィレット教授の研究で報告されています。

妊娠適齢期向けて後悔しない食べ方は、1日に魚、肉、大豆製品、卵、乳製品の5大タンパク質を摂るのはもちろん、緑黄色野菜5種類以上淡色野菜8種類以上食べるのが理想的です。また早食いや食事量が多いと血糖値が急に上がってインスリンが過剰分泌されます。ゆっくり噛むこと、腹8分目にすることもポイントです。食べ順は野菜など食物繊維が多い食品から食べると、腸の壁をコーティングして糖の吸収をゆっくりにしてくれます。次に肉や魚類を食べると、たんぱく質や脂質に反応したホルモンの働きで胃腸の働きがゆっくりになるため、最後に炭水化物を食べると自然と糖の吸収がゆっくりになり、ダイエットにも効果的というわけなんです。好きな食べ物を我慢するのはストレスになってしまいます。食事方法を見直すのもひとつの対策です。

そして有酸素運動は脂肪燃焼に加え、血糖を上手にエネルギー転換してくれます。妊活中の運動に一番取り入れられているのがウォーキングです。定番ではありますが、場所を選ばずお金もかけずに気軽に始められるウォーキングは一番取り組みやすいかもしれません。週1~2回でもイイので1日30分程度から始めてみてください。無理のない範囲で継続するのが血糖値を下げるカギです。 〆

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| 不妊症 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
血糖値と排卵障害 4

おはようございます。治療室も昨日は暑かった〜。
今日も初夏の気温が続くようです。水分補給を!!

さて、不妊症の要因となる排卵障害血糖値が関係します。食後の血糖値が150/dlを超えると、血糖により体内のタンパク質が「糖化」し、AGEs終末糖化産物)という老化促進物質ができてしまいます。AGEsは蓄積型なので、一度つくられると体内から除去することができません。AGEsが卵巣の卵胞液にたまると、透明な卵胞液が茶褐色に変わり、卵巣機能の低下につながることがわかっています。

糖尿病で治療中の方も血糖コントロールは妊活中から妊娠・出産に向けて重要です。研究調査では妊娠前からきちんと治療を受けた場合の奇形の発現する確率は2.1%で、健康な場合の1.7%と大きな差は見られませんでしたが、妊娠後に治療を開始した場合の奇形率は9%増加したという結果があります。適切な治療が必要になります。妊娠前からの血糖コントロールがいかに大切かということです。

妊娠後も妊娠後期になると胎盤から分泌されるホルモンの影響で、インスリンが効きにくくなり高血糖になることがあります。これは赤ちゃんの成長を促すために必要な過程なのですが、もともと血糖値の高い予備軍ですとその可能性が高まり、妊娠高血圧症候群や早産、赤ちゃんの低血糖や黄疸など母子ともに危険な状態になることもあります。糖尿病に限らず、妊活や不妊治療中に血糖値について知っておくことは、無事に出産を迎えるためにも大切なことです。ちょっと血糖値が高い、インスリン抵抗性インスリンを分泌しているのに血糖が下がりにくい状態)があるという場合は、ホルモンバランスが乱れているサインかもしれません。  つづく・・・

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| 不妊症 | 08:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
血糖値と排卵障害 3

おはようございます。近所の黄色い花弁のジャスミン
満開です。直に白いジャスミンが放香を放ちます。

さて、高血糖により排卵障害が起こるなんてあまり聞いたことがないかもしれませんが、インスリン抵抗性(インスリンを分泌しているのに血糖が下がりにくい状態)により男性ホルモンが増加したり、排卵に影響を与えることが分かっています。食後の血糖値が150/dlを超えると、血糖により体内のタンパク質が「糖化」し、AGEs終末糖化産物)という老化促進物質ができてしまいます。AGEsは蓄積型なので、一度つくられると体内から除去することができません。AGEsが卵巣の卵胞液にたまると、透明な卵胞液が茶褐色に変わり、卵巣機能の低下につながることがわかっています。不妊症の要因となる排卵障害に血糖値が関係します。

排卵障害を引き起こす多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)の患者の調査ではインスリン抵抗性のある人が多いという結果が出ています。PCOSは男性ホルモンのアンドロゲンが多く分泌されている状態です。このアンドロゲンを抑えるホルモンをインスリンが邪魔をするのです。血糖値が高くインスリンが過剰に分泌されると、アンドロゲンを抑制することができずに男性ホルモンが増え、PCOSや排卵障害悪化させると考えられています。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2つの種類があります。エストロゲンは生理が終了してから排卵までに多く分泌されるホルモンであり、プロゲステロンは排卵後から生理開始までに多く分泌されるホルモンです。この2つのホルモンは、それぞれインスリンへの影響が異なります。エストロゲン血糖値を下げる働き(インスリン抵抗性を下げてインスリンが効きやすい体になる)があり、プロゲステロン血糖値を上げる働き(インスリン抵抗性を上げてインスリンが効きにくい体になる)があります。つまり、生理終了後は血糖値が下がりやすい時期であり、生理前や生理中は血糖値が上がりやすい時期だと言えます。このように女性ホルモンはインスリンの分泌に作用するため血糖値に影響を与えます。

一方、血糖値により月経周期が左右されることもあります。実は血糖値が高い女性は「生理不順」になりやすいのです。糖尿病と生理不順についての明らかな原因は特定されていませんが、インスリンの分泌が低下したりインスリン抵抗性が高まると、排卵障害が起こりやすくなると考えられています。実際に糖尿病を患っている女性には月経周期が乱れている方が多いです。若いうちから「排卵がうまく行われていない」「生理周期が安定しない」となると将来不妊のリスクが高まります。妊娠を希望しない方であっても、生理不順が引き金となって、閉経が早まり「若年性更年期障害」を発症する可能性もあります。

血糖値は正常でもインスリンの値が高いと血糖が下がりにくい状態になっているので要注意です。妊娠に不可欠なエストロゲンとプロゲステロンはインスリンの分泌にも影響します。エストロゲンが分泌している低温期はインスリンの効きが良くなるため血糖値が下がりやすく、プロゲステロンが分泌している高温期は血糖値が下がりにくいため、インスリンが多く分泌されるというメカニズムです。女性ホルモンが乱れるとインスリンが変動しやすくなり、インスリンが過剰分泌すると不妊の原因となるため、両方のバランスが大切だといえます。  つづく・・・

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| 不妊症 | 08:53 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
血糖値と排卵障害 2

おはようございます。上海市にある中国建設銀行が中国初
無人銀行をオープン。AIロボットが接客するそうです。

さて、不妊症の要因となる排卵障害血糖値が関係します。食後の血糖値が150/dlを超えると、血糖により体内のタンパク質が「糖化」し、AGEs終末糖化産物)という老化促進物質ができてしまいます。AGEsは蓄積型なので、一度つくられると体内から除去することができません。AGEsが卵巣の卵胞液にたまると、透明な卵胞液が茶褐色に変わり、卵巣機能の低下につながることがわかっています。

高血糖状態が続くのが糖尿病です。一般的に糖尿病というのは、インスリンが自己免疫疾患のために出ないのが儀薪尿病です。インスリンの分泌が低下してしまう、またはインスリン抵抗性によって糖が使われにくくなり血液中の血糖が高くなるのが況薪尿病です。インスリン抵抗性とは、インスリンを分泌しているのに血糖が下がりにくい状態です。血液検査の項目のひとつである「HbA1c」の数値をみると糖尿病かどうかを判断することが出来ます。これは血中のヘモグロビンというタンパク質が同じく血液中のブドウ糖と結合したものです。この数値が高いと1〜2ヶ月の間ずっと血液中の血糖が高値であり続けたということになります。

不妊検査では女性ホルモンの値が気になりますが、血糖値とインスリンの項目もチェックしましょう。不妊検査の場合、血液検査前の食事制限について指示がないこともありますが、血糖値は空腹時と食後では値が変わります。血糖やインスリンの正常値は、空腹時血糖値は60〜100mg/dl、食後の血糖値(食後2時間)は60〜140mg/dl、インスリンは2〜10 μU/mL、ヘモグロビンA1cは4.3〜5.8%です。糖尿病の診断基準は、,い弔盞貪値が200mg/dl以上。空腹時血糖値が126mg/dl以上。ブドウ糖負荷試験を受けた値が200mg/dl以上。ぅ悒皀哀蹈咼A1c(1〜2ヶ月前の血糖の状態) 6.1%以上(国際基準は6.5%以上)。この 銑のどれかに当てはまると「糖尿病型」、い盂稜Г気譴疹豺腓蓮崚尿病」と診断されます。空腹時のインスリンが15 μU/mL以上ですと「糖尿病予備軍」と診断されます。基準値から少し外れている場合は、糖尿病になる可能性がある「境界型と診断されます。血糖値は1度の検査だけでは分からないことが多く、何度か検査を繰り返して条件が揃ったら確定診断されます。

もともと糖尿病でないヒトも急激な体重増加による肥満や過度の糖質摂取がつづくような生活をしているとこの数値が高くなり、簡単に糖尿病予備軍となってしまいます。また、インスリンの大量分泌されるという状態が何回も繰り返されると状態を繰り返すと、糖質の多い食品を少し食べただけでもインスリンを大量分泌するようになり、血糖値がコントロールできなくなってしまう低血糖症になってしまいます。低血糖は不眠・イライラ・疲れが取れない・頭痛・めまいなど精神面への影響が大きいので妊娠にも悪影響です。  つづく・・・

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血糖値と排卵障害 1

おはようございます。今日は気温も低い春雨です。
しかし週末にかけて初夏のような気温の予報です。

さて、不妊症の要因となる排卵障害血糖値が関係します。食後の血糖値が150/dlを超えると、血糖により体内のタンパク質が「糖化」し、AGEs終末糖化産物)という老化促進物質ができてしまいます。AGEsは蓄積型なので、一度つくられると体内から除去することができません。AGEsが卵巣の卵胞液にたまると、透明な卵胞液が茶褐色に変わり、卵巣機能の低下につながることがわかっています。
 

妊活や不妊治療を受ける20〜40代の女性の約15%は血糖値が少し高い糖尿病予備軍というデータがあります。不妊検査では女性ホルモンを調べるために血液検査を行いますが、検査項目のなかには血糖値やインスリン (血糖を下げるホルモン)などの一般項目も含まれています。血糖値やインスリンの値は不妊とは関係ないと思っている方も多いかもしれませんが高血糖は要注意なのです。

私たちの体は炭水化物(イモ類、甘いお菓子)などに含まれる糖分(ブドウ糖)をエネルギー源にしています。疲れた時に「甘いものが欲しい!」と思うのは、エネルギーが足りなくてブドウ糖を補給しようとするからです。食事から摂取したブドウ糖は血液にのって全身に運ばれます。この血液中に含まれるブドウ糖を「血糖」といいます。炭水化物を急激に大量に摂取すると血糖値が急上昇します。そうすると体がブドウ糖をエネルギーとして処理しきれません。そこで余ったブドウ糖の一部を中性脂肪という形で体内に貯めこんでしまうので太ります。太り過ぎは妊娠には好ましくありません。

血糖は低過ぎても高過ぎてもよくないため、ある一定の数値になるようにコントロールされています。この血糖の急激な上昇をコントロールしているのがインスリンです。インスリンには食後に上昇した血糖を速やかに処理してエネルギーに変えてくれる働きがあります。炭水化物を急激に大量に摂取することで血糖値の急上昇ですい臓が大量のインスリンを分泌してしまいます。インスリンというのは、ブドウ糖を体内の細胞に取り込ませ血糖値を下げる唯一のホルモンです。しかし、インスリンの大量分泌されるという状態が何回も繰り返されるとインスリンの効き目が悪くなってしまうのです。インスリンの量が少ない、または分泌されても上手に働くことができないと血糖値が高くなり高血糖になります。   つづく・・・

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人工子宮 2

おはようございます。新緑が眩しい季節です。たまには
スマホもおいて清々しい空気の中を散策するのもイイですね。

さて、米ペンシルベニア州のフィラデルフィア小児病院(Children'sHospital of Philadelphia)の胎児外科医のアラン・フレイク(Alan Flake)氏らの研究チームは、人工子宮ヒツジの胎児を正常に発育させる実験に成功したと発表しています。

今回の「人工子宮」システム研究ではヒツジの胎児6匹を妊娠105〜112日(ヒトの妊娠23〜24週目に相当)の時点で母親の胎内から胎児(妊娠13〜17週)を人工の合成羊水で満たしたポリエチレンの袋に密封。袋にはポンプで新鮮な羊水を流し続け母体から切り離したへその緒にも管を付け血液循環させながら酸素などを送り込みました。袋を密封して細菌が入らないようにしたり、血液循環が停滞しないようにしたりするなど子宮に近い環境を再現したことが功を奏した模様です。


胎児は人工子宮内で最大28日間発育させました。ヒツジは、特に肺の発達が人間と非常に良く似ているという理由から出生前治療の実験に長年用いられています。ヒツジの胎児は人工子宮内で「正常な呼吸と嚥下(えんげ)を示し、目を開け、羊毛が生え、動きがさらに活発になり、成長、神経機能、臓器の成熟のすべてが正常だった」とフレイク氏は説明しています。実験に使われたヒツジのほとんどは人道的に殺して脳、肺、そのほかの臓器を調べています。

研究チームによると人工子宮の研究は50年以上の歴史があり、これまでの成育記録は東京大学が1990年代にヤギの胎児で達成した3週間が最長でした。最終的にさまざまな健康上の問題が発生したとされています。今回は実験計画上の理由から4週間で中止しましたが、もっと長く育てられるとしています。数頭は哺乳瓶で栄養を与えて育てたところ「あらゆる面で普通に発育した」とフレイク氏は述べています。そのうちの1頭は研究から引き取られペンシルベニア州の農場で暮らしているようです。

研究チームは超未熟児生存率の低い場合に使えば、救命正常な発育につながる技術だとして実用化を目指す方針です。一方、母親の代わりに子供を産む装置ではないと強調しています。現在、妊娠期間が40週ではなく22〜23週程度で生まれる新生児は生存率50%で、生存した場合でも90%の確率で重度の身体障害や長期的な健康問題が発生するとされています。子宮内の生活を再現する今回の最新システムは人への使用が承認されれば、これらの確率を大幅に改善するかもしれません。研究チームは米食品医薬品局(FDA)と協力したFDAとの臨床試験の準備を進めています。臨床試験が順調に進み、人の新生児に対する安全性と有効性が証明されれば、人工子宮システムはあと3〜5年利用できる可能性があるということです。

こういう技術の進歩は素晴らしいですが、一歩間違えると飛んでもない方向に転用されたり悪用されたりしかねないのが問題点です。ヒトに用いるのにも色々と倫理的な問題をクリアしないと日本国内での実用化には難しいかもしれません。 〆

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人工子宮 1

おはようございます。今日の最高気温の予報が28℃です。
今年も暑くなりそうな予感がします。暑いのもまた良し!!

さて、人工子宮でヒツジの胎児を正常に発育させる実験に成功したと米ペンシルベニア州のフィラデルフィア小児病院(Children'sHospital of Philadelphia)の胎児外科医のアラン・フレイク(Alan Flake)氏らの研究チームが、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(NatureCommunications)に2017年4月25日に研究論文を発表しています。

この研究論文で発表されたのが「人工子宮」システムです。人工子宮システムは子宮内での胎児の自然な発育が継続するように設計されています。研究ではヒツジの胎児を透明なポリエチレンで作った袋に、透明な合成羊水で満たし袋に入れられます。そして子宮内と同じように液体を呼吸します。臍帯(さいたい。へその緒)が管を通して袋の外部の機械につながれており、この機械が内部を通る血液に対して二酸化炭素(CO2)の除去と酸素の供給を行います。フレイク氏は「液体の環境は胎児の発育に不可欠だ」と述べています。

しかし、機械式のポンプは使われておらず、胎児の心拍だけで作動し続ける仕組みです。未熟児の肺や心臓は機械式のポンプなどによる外傷に耐えるには小さく、超未熟児は生存しても慢性的な肺疾患などの健康問題が生じることが多いとされています。論文の共著者で今回のプロジェクトではチーフエンジニアを務めるマーカス・デイビー(Marcus Davey)氏は「機械式ポンプによる不均衡な血流が引き起こす心不全を回避できるのも私たちのシステムの大きな利点だ」と語っています。

この人工子宮システムより超未熟児の死亡や生涯にわたる身体障害を回避する助けになる可能性があります。フレイク氏は電話記者会見で「それが、このシステムの優れた点であり、超未熟児に現在行われている対応策の改良につながると楽観している理由でもある」と語ってます。 つづく・・・

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