● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
発育性股関節形成不全 1

おはようございます。今日はてんゆ堂開院記念日なんです。
開院12年目に入りました。「お陰様」の一言に尽きます。

さて、赤ちゃんの脚の付け根の関節(股関節)がはずれる病気があります。かつては「先天性股関節脱臼」と呼ばれていました。通称「センコダツ」といいます。ほとんどが生後に発生することから、現在は「発育性股関節形成不全」と呼ばれています。発育性股関節形成不全は遺伝的な要因で出生時に脱臼している場合に加え、抱っこの仕方オムツの替え方といった生活環境が引き金となり、生まれた後に脱臼することも多いのです。重軽症者を合わせた新規患者数は年間230〜240人と推計され、男の子より、関節が柔らかい女の子に多く、男女比は1対9との報告もあります。私見では女の子は将来出産するので、股関節が男の子と比べて少し浅いように思われます。生後6カ月ごろまでに見つかれば、外来通院などでほとんどが治るとされています。

この発育性股関節形成不全の診断が遅れて手術が必要な重症者になるケースが依然後を絶たないことが川崎医科大(倉敷市松島)の調査で分かってきました。骨・関節整形外科の三谷茂教授が、治療に当たってきた3病院に残る重症患者のデータ(1954〜2014年で1459人)を分析すると、1歳を過ぎてから診断されたのは、2005〜2014年の重症者(119人)の9.2%に上り、1985〜1994年(10.3%)や1995〜2004年(11.0%)を含めて1割近くが健診を経ても1歳まで病気が見過ごされていたというのです。直近の10年では、3歳でも気づかれていない例もあったのです。

一方、重症者の全体数は長期的に大きく減る傾向にあることが判明。年別に見ると、ピークの1956年は80人だったが、2010〜2014年は6〜10人と10分の1程度でした。国内では1970年ごろまで布の三角オムツなどが使われ、股関節が締め付けられて脱臼が多発しましたが、その後の予防啓発の効果から患者全体が減ったとみられています。直近10年間の重症者は、軽症を含めた患者の全体数はこの数十年間で大幅に減少したとされていますが、三谷教授は「病気が忘れられつつある中で、3カ月健診などで医療関係者も発見できないまま、歩き始めてから気付くことが少なくないようだ」「地域での啓発を通じ、予防法の普及と健診体制の充実につなげたい」と述べています。専門医らは知識の普及に力を入れています。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 7

おはようございます。繁華街はどこもかしこもクリスマス気分
きらびやかの中に慌ただしさを感じるのは自分だけでしょうか。

さて、2歳を過ぎると自分の力で行動をするようになるので、親から離れて兄弟や友だちなどとのコミュニケーションも、さらに必要になってきます。当然、子ども同士のケンカや衝突は避けられないのですが、そんなときこそ「叱るだけ」でも「甘やかすだけ」でもなく、「子どもと同じ目線」になって、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。「怒る」は自分の感情をぶつける行為です。一方、「叱る」は相手をよくしようとする行為です。子どものイイ行動を見つけて「適切に褒める」ことも重要です。子どもが間違ったことをした時は「怒る」のではなく「上手に叱る」ことが大切です。また、「甘やかし」は親の都合です。「甘えを許す」は子どもの意思が主体です。子どもの気持ちに寄り添って助けてあげることが「甘えを許す」ことです。

3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わります。人との接し方感情コントロールなど、3歳までの育て方で、その後の人生が大きく変わるということは少なくありません。子どもの成長とともに親の接し方も少しずつ変えていくことが必要ですが、子どもと一緒に親も成長していくので「必ずこうしなければならない」ということはありません。「間違ったかも」「失敗してしまったかも」と思うこともあると思いますが「その間違いや失敗に気づく」ことも大きな一歩です。親子が笑顔で過ごせる時間を増やしましょう。3歳までの子育てのコツを知って、子どもが将来、強く明るく過ごすことができる手助けをしてほしいと思います。

米国の発達心理学者で精神分析家エリクソン(1902〜1994)はアイデンティティ(自我同一性)の概念を提唱した事で知られています。3・4〜6歳遊戯期は「積極性の獲得」の時期です。これまでは母子の二者関係が大切でしたが、この時期から父親が加わる三者関係が大切です。父親社会性を教える生き物です。積極的に外界と接触し何かを成し遂げることは楽しいという自立性自主性が形成される時期です。野心や独立の基礎となります。

すべては連綿とつながっています。人生の基盤は3歳までに決まるというっても過言ではありません。 〆

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| 育児 発達 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 6

おはようございます。クリスマスまで冷え込みが強い予報です。
無理せずに上手に対応しましょう。何事も油断禁物です。

さて、2歳児は「魔の2歳児」「イヤイヤ期」と言われます。ついつい親の嫌がることもしますし、言うこともなかなか聞きません。2歳児と接するコツは「甘やかし」ではなく「甘えを許す」という態度で向き合うことです。

「甘やかし」と「甘えを許す」ということは同じように聞こえますが明確な違いがあります。「甘やかし」は「親の意思が主体」になっています。例えば「さみしいから抱っこしてほしい」と意思表示しても「忙しくて手が離せないの。そのかわり冷蔵庫のケーキを食べていていいよ」と子どもが欲しいものとは別のものが与えられたとします。この時、親は「ケーキを食べている間はおとなしくしてくれている」と好都合に思いますが、子どもは「抱っこしてもらえない」さみしさを「ケーキ」で紛らわすことになります。実はこの時の「ケーキ」が「甘やかし」なのです。子どもはケーキが食べられたのですが、抱っこをしてもらえていないさみしさはそのままで心は満たされていないので、「人と接する」よりも「物欲」でさみしさを紛らわすことを覚えるようになっていきます。
一方、「甘えを許す」は「子どもの意思が主体」です。子どもが「さみしいから抱っこしてほしい」と意思表示をした時に、「いいよ、おいで」とさみしい気持ちに寄り添って助けてあげることが「甘えを許す」ことです。

しかし、何でもかんでも子どものいうことを聞いてあげるということではありません。適切な「甘えを許す」行為の大切なポイントは、「困ったときに助けを得られる心地よさを教えてあげることです。「甘やかし」だけでは将来、人間関係で苦手意識を持ってしまうかもしれないので、適切な範囲で「甘えを許す」ようにしましょう。

こどもは甘やかすと図に乗る」などという親御さんもいます。それは、甘やかしてもらえないから、こどもの行動がエスカレートしていくのです。適切に甘やかしてもらえれば、そこで満足するので、エスカレートすることはありません。こどもの気持ちに寄り添う姿勢でいけば、こどもの言葉ではない声が聞こえてくるハズです。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:07 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 5

おはようございます。いよいよ本日公開 『スター・ウォーズ
最後のジェダイ
』。今夜は前作の『フォースの覚醒』も地上波初

さて、2歳過ぎになると「言葉の発達」が急速に進み、「自己主張する言葉」も覚えて増えていきます。「自分の力で何でもやってみよう」と思うようになっていく子どもが増えます。

脳神経系には欲求が満たされた時や満たされることがわかった時に活性化して「心地よい感覚」を与える「報酬系」があります。この報酬系の働きによって、例えば「この仕事が終わったら飲みに行ける」という「長期的な報酬」を予測すれば「残業で空腹」という「短期的な欲求」を抑えて仕事を優先することができます。報酬系の働きは学習環境適応において重要な役割を果たしていますが、子どものうちは、まだこの働きに慣れていません。「これを我慢したら、その後でイイことがある」という長期的な報酬を子どもは予測できないので、我慢できずに間違った行動をとってしまうこともあります。

しかし、この時は「我慢できなかったことを叱る」のではなく、「我慢できたことを褒める」方が効果的です。「我慢をしたら褒められた」ことで、子どもは報酬系の働きに慣れていき、我慢することを覚えていくからです。また、感情のコントロールも身に付いていきます。子どもの行為を「してほしいこと」「してほしくないこと」「してはいけないこと」に分け、「してほしくないこと」を我慢して、しなかった時に褒めるのが最も効果的と思います。また「してほしくない」行為をした時に「知らないふり」をすることも大切です。子どもが「褒めてほしいところ」や「言ってほしい言葉」を探して発することも大切だからです。

子どものやる気は「大人の言葉」についてきます。そして、「子どもや他人を褒めること」は心が豊かになり「親が自分自身を褒めること」にもつながるのです。ただし、やたらとほめまくるのは好ましくありません。「子どものどんな行動が良かったのか」という、褒めるポイントを明確にしてイイ行動を見つけて「適切に上手に褒める」ことが大切です。とにかく、男の子はほめて育てるのがイイですが、女の子の容姿など「カワイイ」とほめ続けるのは問題ありです。女の子は規則やルールが上手に守れることを喜びます。男の子と女の子の脳は違います。ですから褒める方向性も違うことを知っておきましょう。 つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:13 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 4

おはようございます。今更ながら「パクチー」にハマり気味
きっかけはパクチーサラダ。これが意外に美味しかったせいです。

さて、2歳後半〜3歳にかけては言語に関連した脳領域の神経回路が増加する時期です。そのため「言葉の発達」が急速に進み「自己主張する言葉」も覚えて増えていきます。「自分の力で何でもやってみよう」と思うようになっていく子どもが増えます。親の言うことをなかなか聞かなくなったり、子ども同士でケンカをしたりすることも増えていきます。ですから「魔の2歳児」「イヤイヤ期」と言われることもあります。しかし、この時期の「なぜ、子どもはこんな行動をするのか」をキチンと理解できれば余計なストレスを感じることなく、親子とも笑顔で過ごせる時間も増えていくはずです。

2歳を過ぎると母親から離れて母親以外の兄弟や友だちとの人間関係をつくっていくようになっていきます。このときに「自己主張」や「我慢すること」も覚えていくのですが、そのため子ども同士の衝突やケンカもしょっちゅう起こってしまいます。しかし、ここで頭ごなしに子どもを否定したり威圧するように怒ったりしないことが大切です。長々とした説教は単に親の感情をぶつけているだけになってしまいます。

また、子ども時代に激しく叩かれると後に「右前頭前野内側部」などの脳容量が減少したり、日常的に暴言を受けていると「側頭部」の弓状束に変化をきたしたりするなど発達悪影響を及ぼすことになってしまうかもしれません。脳の「右前前頭野内側部」や「側頭部」が傷ついてしまうと感情が不安定な時にコントロールができなくなったり、聞くことや話すことに支障が出てきたりする可能性があります。

子どもがケンカをした時は「なぜケンカをしてしまったのか」を聞いて、子どもがキチンと話せたら「キチンと褒める」ようにしましょう。そして、なぜそれがいけないことなのか、相手の気持ちを考えさせるように伝え、「キチンと叱る」ように心がけましょう。「怒る」と「叱る」の大きな違いは「怒る」は自分に向いていること、「叱る」は相手に向いていることです。「怒る」は顔を真っ赤にして怒るなど自分の感情をぶつける行為です。一方、「叱る」は相手をよくしようとする行為です。ただし、激しく言ってしまうと子どもは委縮してしまい効果は低くなります。「間主観性」という「主観でもなく客観でもない、お互いに通じ合う気持ち」を持って伝えることがベストです。また、子どものイイ行動を見つけて「適切に褒める」ことも重要です。子どもが間違ったことをした時は「怒る」のではなく「上手に叱る」ことが大切です。   つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 3

おはようございます。気がつくと12月中旬ですよ・・・
初冬は体調を崩しがちです。体調管理をしっかりと!!

さて、1歳を過ぎる頃になると脳の基礎的な神経回路がほぼ出来上がってきます。記憶が形成されはじめる時期になるので、多くのコミュニケーションをとって沢山の経験を積み重ねるとイイのです。1歳2ケ月が平均的な歩き始める月例です。個人差はありますが立ち上がって歩けるようになると、さらにさまざまなものに興味を持ちはじめます。

しかし、ここで「危ないから」といって子どもを守るために何でも先回りしてガードすることは子どもにとってよくない場合があります。「危ないこと」「危ないもの」を教えることは大切ですが、親が必要以上にガードして子どもを守ると、子ども自身が「失敗」できなくなります。自分で失敗を経験することも子どもにとっては大切な行動です。子どもの行動を見守り、助けを求められたら手を差しのべ、成功したらイイところを褒めてあげると、子どもはドンドン成長していきます。1〜2歳の時期にはできるだけたくさんの経験をさせてあげましょう。

2歳頃までは「助けが必要な時期」ですが、2歳を過ぎる頃からは「支える時期」に入ってきます。2〜3歳は「ひとりの人間として尊重する」時期です。子どもの言動尊重し認めてあげることが大切です。このように接していくと、子どもは「自分は認められた人間」と思えるようになり「自己尊重」が見られるようになります。逆に子どもが何か言おうとしているところを遮ってしまうと萎縮して「自分の意見が言えない子」になってしまうかもしれません。まずは、子どもの自分の気持ちをできるだけ言葉で表現させるようにしてみましょう。自分の気持ちを言葉で伝えようとすると「前頭前野」が発達して感情と理性の統合を促し「セルフコントロール」と「自己表現」を学習することができます。ここでも「子どもの行動の先回りはしない」ことと「子どもの言葉を否定せず、きちんと話を聞いてあげる」ことが大切です。 つづく・・・

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| 育児 発達 | 08:58 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 2

おはようございます。昨夜は刺絡基礎講習会でお会いした鍼灸学校
の学生さんが治療体験に来ました。”初心忘るべからず”です。

さて、生後6ケ月〜1歳は「感覚能力がとても高まる時期」で「共感能力」を育むためにはとても重要な時期です。人間には目の前にいる人の言動を脳内で自分のことのようにシミュレートする共感細胞と呼ばれる「ミラーニューロン」という神経細胞があります。ミラーニューロンを働かせることで赤ちゃんの表情が豊かになっていきます。初期の「情動の共鳴現象」は親から自分の情動が映し返される場面です。赤ちゃんは親に自分の情動が鏡映化(mirroring)されることにより自分の情動を再体験し自己に対する気づきがさらに深まります。この「鏡映反応」は自分の行動と似ているけれど同じではなくわずかに違うので「自他の区別を明確化していくため」に必要です。つまり、赤ちゃんは親を通して「自他の区別」と「相手に自分と異なる心があること」を知りはじめます。

また、この時期は「親が赤ちゃんの表情をまねる」ことも大切です。「親の表情」を見せることで、赤ちゃんは相手に心があること自分と他人は違うことに気づき始めます。赤ちゃんに色々な表情を見せてあげましょう。親が不安定で赤ちゃんと顔を合わせようとしないとか、赤ちゃんを怖がらせるような表情や態度ばかりが続くと「恐怖心」だけが残り、何でもないものや周りの人を怖がってしまうようになるかもしれないのです。ですから、マスクの常用携帯電話ばかりみているのは良くないというのがわかるでしょう。

では、どうすれば「共感能力」を育むことができるのか!?  実は効果的なのが擬声語や擬態語が多い「絵本の読み聞かせ
です。「読み聞かせ」を聞いている子どもの脳は感情の動きを司る「大脳辺縁系」が活性化することがわかっています。また親も「前頭前野」付近が活発になり、親の気持ちも落ち着き、イライラせずに子どもと接することができます。「読み聞かせ」をすることは、親子のつながりが強くなる有効な方法です。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 1

おはようございます。昨日は刺絡鍼法基礎講習会講師を担当。
パワポや資料作りも大変でしたが、楽しい懇親会で良かったです。

さて、体と心を動かす3歳までに約80%完成します。心が育まれる環境も脳がつくられる胎児期の初期から始まり、3歳頃までにその基礎がほぼできあがります。「人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる」というのは決してウソではありません。

生まれた時はあんなに小さかったのに、あっという間にこんなに大きくなって…」とよく言われますが、生まれてから3歳までの期間、赤ちゃんはドンドン成長して色々なことを覚えていきます。今まではよかった接し方がうまくいかなくなるようなこともあります。3歳までのそれぞれの時期で気をつけるポイントがあります。

生後3〜5ケ月の時期は「できるだけ赤ちゃんのそばにいてあげること」を心掛けましょう。生後間もない頃は「聴覚」が最も発達しています。聴覚は妊娠32週頃には働きはじめます。つまり、お腹の中で赤ちゃんは母親の声を言動を注意深く聴いています。生後3ケ月頃になると「視覚」がどんどん発達して聴覚より優位になってきます。周囲の人もよく見えるようになってきますが、そばにいる親と強い信頼関係を結び始めようとする時期でもあります。この時期には「いないいないばあ」の遊びがオススメです。「いないいない」で親の顔が目の前から消えた後、「ばあ」で顔を出してあげることで「困った時に、いつでも現れてくれる存在」ということを学ぶことができます。また、睡眠リズムができる時期です。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
突発性発疹 7

おはようございます。てんゆ堂のある荻窪界隈でも地区ごとに
盆踊り大会が開催されます。こういう地域の集いは大事かも!!

さて、赤ちゃんが熱を出したら、まずは安静にしましょう。39℃以上の発熱で不機嫌でぐったりしている、嘔吐下痢繰り返している、顔色が悪く苦しそうけいれんが止まらない呼吸がおかしい、3ヶ月未満の乳児である場合などは早急に小児科を受診してください。

突発性発疹は赤ちゃんが生まれて初めての発熱として経験することが多い病気です。慌てて救急病院などに駆け込む新米両親も多いのが現状です。小児科医を受診して突発性発疹と診断されても特別な治療法はありません。しかし、高熱でつらそうな場合には解熱剤、他の病気を併発している場合には抗菌剤を処方されることがあります。また、下痢になってうんちがゆるい場合には整腸剤が処方されることもあります。

生後6ヶ月を過ぎたら突発性発疹が起こる可能性があるということを知っておくと発症しても慌てずにすみます。高熱でも赤ちゃんの調子がよければ安静にして経過観察してあげてください。無駄に病院を連れ回すよりも家の中で水分補給をしながら、ゆっくり安静にしておいた方が赤ちゃんの体には負担が少ないです。赤ちゃんが元気そうだからといって無理をさせるのは禁物です。調子が良さそうに見えても、しばらくの間は不必要な外出を控えて安静にしてあげてください。特に脱水症状には注意しましょう。    〆

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| 育児 発達 | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
突発性発疹 6

おはようございます。何んとなく体調不良の方が多いです。
季節の変わり目で蒸し暑いです。無理せずボチボチいきましょう。

さて、突発性発疹は発疹が出るまでは何の病気かわかりません。発疹も出ない場合もあります。そのため、高熱が出た場合は赤ちゃんの様子を見ながらかかりつけの小児科医の診察を受けましょう。しかし、突発性発疹と診断されても特別な治療法はありません。熱があっても機嫌がよく、母乳やミルクをいつも通りに飲んでいれば安静にして様子を見るのが一般的です。

突発性発疹は高熱が出ますが解熱剤もあまり効きません。そこで3点クーリングで冷やしてあげるとイイのです。前頸部首の前側腋窩わきの下鼠径部足の付け根)の3つです。この3か所は動脈拍動部(脈の触れるところ)です。熱は血液が運びます。動脈血を冷やすのが効果的です。おでこでは脈は触れませんので、おでこを冷やすのは気持ちいいだけですので効果的ではありません。冷やすのは体用の熱冷ましシートや保冷剤をガーゼなどでくるんで3点にあてます。寒気がある時は温め、熱が上がって暑がっている時は涼しくするなど服やふとんで体温調整します。赤ちゃんは体温調節機能が発達しておらず、冷やしすぎると急に体温が下がることもあるので注意してください。心配な方は冷やしすぎない程度に首の付け根に少し冷たいタオルをそっと添える程度にしてあげましょう。   つづく・・・

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