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荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
保育園 使用済み紙オムツ 3

おはようございます。「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」。
まさに、この季節ならではの俳句ではありませんか!?

さて、認可保育園に通園していると使用済み紙オムツ持ち帰り問題があります。厚労省保育課の「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、使用後のオムツの衛生管理としては「蓋付きの容器に保管」「保管場所の消毒」とあります。これはオムツの管理の仕方を示しているのみです。処理の仕方を示すことは特にしていません。園内処理か持ち帰りかは、各自治体や各施設の判断です。ごみ処理や園の規模など地域の実情に応じて工夫が必要です。そして処理費用の問題、長時間保管による衛生問題、保育士の負担増… 問題山積みです。

保護者や保育士の無駄な負担を減らすためにも紙オムツの園内処理や家庭には持ち帰らないレンタル布オムツが推奨されています。布オムツのレンタルやリースの場合は保護者が費用を負担します。いずれにしても保育士には負担を軽くして保育に専念してほしいものです。

東京都豊島区では、2018年4月から「認可保育所で預かる子供の使用済み紙おむつを回収・廃棄」する事業を始めています。区が無料一括処理してくれます。豊島区は2017年4月時点で『待機児童ゼロ』を達成。2018年も認可保育園をさらに10ヶ所ほど増やす予定です。「子育て環境が整った地域」の豊島区は、す…す…すごい。今後このような取り組みが全国に広がれば、多くのママの育児環境や負担はどんどん改善していくことでしょう。

しかし、注目すべき点は、オムツ処理を区が一括でおこなうための費用が、予算の時点で約1300万円かかるという事実です。今のところ約1300万円の費用をかけ、メリットを享受できるのは「認可保育園に子どもを預ける、オムツを利用している家庭」のみです。この費用は税金です。そこに税金を使うより、もっと使い方があるのでは、という意見も見られます。税金って実はかなりたくさん払っているけれども、実際にどのような使われ方をしているのかイマイチ分からないものです。本当に活用してくれてるの? オムツ処理のためにそんなに費用をかける必要があるの? もっとみんなにメリットがあるように使ってほしい… そんな意見が出るのは当然のことです。幅広い年齢層の人たちの意見を聞きながら、これからの日本を良くしていくために「投資的」にお金を使う必要があります。それによってどのような変化が起きるのか? 少子高齢社会の日本では長いスパンで未来を考えていくことが必要不可欠です。豊島区の子育て環境の改善が、今後どのようになっていくのか。区民が、どのようなことを感じるのか。興味深く見守っていきたいものです。  〆

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| 育児 発達 | 08:52 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
保育園 使用済み紙オムツ 2

おはようございます。近所の公園ではヒマワリ
を花壇に植えていました。暑さがやって来ます。

さて、そもそもなぜ、使用済み紙オムツ持ち帰ることになっているのでしょうか。ひとつは処理費用の問題です。使用済みオムツは家庭では「家庭廃棄物(家庭ごみ)」として処理できますが、保育園では「事業系一般廃棄物(事業系ごみ)」となり、処理費用が発生します。東京都千代田区では認可保育園でオムツの持ち帰りはしていないようですが、2017年3月までは公立の認可保育園の保護者に「事業系有料ごみ処理券」をコンビニで購入してもらって園に提出し、1カ月310円自己負担で処理費用をまかなっていました。私立の認可保育園では園が費用負担してオムツを処理していたため、同じ認可園なのに公立と私立で対応が違うのは不公平ではという保護者の声を受け、2018年4月からは保護者の負担はなくなっっています。持ち帰りか、有料の園内処理か、無料の園内処理かでも、自治体や園ごとに対応が分かれています。

もうひとつの理由として、保護者が便の状態の観察をして、子どもの健康状態の把握という目的で持ち帰りにしている園もあります。とはいえ、持ち帰った使用済み紙オムツを開いてうんちの状態を見てほしいと言われても、オムツが入ったビニール袋は蒸れて水滴があり、気持ち悪くて、とても開く気にはなれません。帰宅後の忙しい時間に誰がうんちのオムツなのかひとつひとつ嗅いで確かめてから開けて確認する現実的ではありません。保育士から連絡帳や口頭の説明でも十分です。自宅でも観察の機会はありますので、無理をしてまでしなくて構わないと思いませんか。子育ての不条理の象徴です。

使用済みオムツを長時間、園内に保管しておくことによる衛生面にも問題があります。オムツ持ち帰りの対応は、保育園など集団生活の場となる施設でのオムツ処理の原則から外れているとの指摘もあります。オムツは交換して、あちこちに置いたり複数の人が触ったりせず、その手でそのまま袋や回収ボックスに入れるのが鉄則です。そして他のものを触る前に手を洗います。子どもが触ったりハイハイをしたりするようなところに使用済みオムツを仮置きしてはいけないのです。子どもの衣類など他のものと一緒にしたり、長時間保管したりしないような工夫が必要です。仮に下痢をしているなら、なおさら感染対策として、そのあたりに保管したり複数の人が触ったりする機会を増やしてはいけないというのが原則です。

さらに負担は保護者だけの問題ではありません。オムツ替えの後、オムツを園児ごとに仕分けて保管する保育士の負担も大きいです。例えば、オムツ替えが1人1日6〜8回として、10人を2人の保育士でみていたとしたら、1人の保育士が1日30個以上の使用済みオムツを仕分けすることになります。1日数十回も紙オムツを仕分けしている保育士がいるということです。捨てるだけの対応にすると、仕分けの時間を子どもと接することに充てられます。健康管理や愛情という名目で保護者や保育士に負担がのしかかっていることが危惧されます。     つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
保育園 使用済み紙オムツ 1

おはようございます。すっかり季節は逆戻り。
涼しいというよりも梅雨寒のような天気続きです。
 

さて、認可保育園に通園していると使用済み紙オムツ持ち帰り問題があります。すべて持ち帰りの園、おしっこのオムツのみ持ち帰りの園、うんちは保育士がトイレにそぎ落としてから持ち帰りとしている園などがあったりします。認証保育園ですと運営会社また利用者が負担してゴミとして処理され持って帰らなくてイイ所もあります。また、保育園の方針で布オムツの場合は、オムツ自体は委託されたリース業者が回収・洗濯をし、オムツカバーのみ持ち帰りで済む園もあれば、オムツそのものも保護者が洗うルールの園、オムツを保育士が洗ってから保護者に返すという園もあったりします。
 

保育園では、子どもそれぞれの使用済み紙オムツを保管する方法は、園児ごとに保護者が準備したゴミ箱とビニール袋で保管したり、着替えが入っている個人の引き出しにビニール袋で保管したりとさまざまです。厚労省保育課の「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、使用後のオムツの衛生管理としては「蓋付きの容器に保管」「保管場所の消毒」とあります。しかし、これらが徹底されているとは限りません。バケツに蓋がされておらず、凄い臭いが漏れているケースもあります。

オムツ持ち帰りのルールを決めているのは、汚れたオムツに直接、触らない人たちです。厚労省保育課による感染症対策ガイドラインの「蓋付きの容器に保管」「保管場所の消毒」など感染症対策として示されているだけで、オムツの管理の仕方を示しているのみです。処理の仕方を示すことは特にしていません。園内処理か持ち帰りかは、各自治体や各施設の判断です。ごみ処理や園の規模など地域の実情に応じて工夫が必要です。

東京都豊島区では、2018年4月から「認可保育所で預かる子供の使用済み紙おむつを回収・廃棄」する事業を始めています。区が無料一括処理してくれます。子育て環境が整った地域として、牽引役を担う豊島区は頑張っています。今後このような取り組みが全国に広がれば、育児環境や負担はドンドン改善していくことでしょう。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
発育性股関節形成不全 1

おはようございます。今日はてんゆ堂開院記念日なんです。
開院12年目に入りました。「お陰様」の一言に尽きます。

さて、赤ちゃんの脚の付け根の関節(股関節)がはずれる病気があります。かつては「先天性股関節脱臼」と呼ばれていました。通称「センコダツ」といいます。ほとんどが生後に発生することから、現在は「発育性股関節形成不全」と呼ばれています。発育性股関節形成不全は遺伝的な要因で出生時に脱臼している場合に加え、抱っこの仕方オムツの替え方といった生活環境が引き金となり、生まれた後に脱臼することも多いのです。重軽症者を合わせた新規患者数は年間230〜240人と推計され、男の子より、関節が柔らかい女の子に多く、男女比は1対9との報告もあります。私見では女の子は将来出産するので、股関節が男の子と比べて少し浅いように思われます。生後6カ月ごろまでに見つかれば、外来通院などでほとんどが治るとされています。

この発育性股関節形成不全の診断が遅れて手術が必要な重症者になるケースが依然後を絶たないことが川崎医科大(倉敷市松島)の調査で分かってきました。骨・関節整形外科の三谷茂教授が、治療に当たってきた3病院に残る重症患者のデータ(1954〜2014年で1459人)を分析すると、1歳を過ぎてから診断されたのは、2005〜2014年の重症者(119人)の9.2%に上り、1985〜1994年(10.3%)や1995〜2004年(11.0%)を含めて1割近くが健診を経ても1歳まで病気が見過ごされていたというのです。直近の10年では、3歳でも気づかれていない例もあったのです。

一方、重症者の全体数は長期的に大きく減る傾向にあることが判明。年別に見ると、ピークの1956年は80人だったが、2010〜2014年は6〜10人と10分の1程度でした。国内では1970年ごろまで布の三角オムツなどが使われ、股関節が締め付けられて脱臼が多発しましたが、その後の予防啓発の効果から患者全体が減ったとみられています。直近10年間の重症者は、軽症を含めた患者の全体数はこの数十年間で大幅に減少したとされていますが、三谷教授は「病気が忘れられつつある中で、3カ月健診などで医療関係者も発見できないまま、歩き始めてから気付くことが少なくないようだ」「地域での啓発を通じ、予防法の普及と健診体制の充実につなげたい」と述べています。専門医らは知識の普及に力を入れています。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 7

おはようございます。繁華街はどこもかしこもクリスマス気分
きらびやかの中に慌ただしさを感じるのは自分だけでしょうか。

さて、2歳を過ぎると自分の力で行動をするようになるので、親から離れて兄弟や友だちなどとのコミュニケーションも、さらに必要になってきます。当然、子ども同士のケンカや衝突は避けられないのですが、そんなときこそ「叱るだけ」でも「甘やかすだけ」でもなく、「子どもと同じ目線」になって、子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。「怒る」は自分の感情をぶつける行為です。一方、「叱る」は相手をよくしようとする行為です。子どものイイ行動を見つけて「適切に褒める」ことも重要です。子どもが間違ったことをした時は「怒る」のではなく「上手に叱る」ことが大切です。また、「甘やかし」は親の都合です。「甘えを許す」は子どもの意思が主体です。子どもの気持ちに寄り添って助けてあげることが「甘えを許す」ことです。

3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わります。人との接し方感情コントロールなど、3歳までの育て方で、その後の人生が大きく変わるということは少なくありません。子どもの成長とともに親の接し方も少しずつ変えていくことが必要ですが、子どもと一緒に親も成長していくので「必ずこうしなければならない」ということはありません。「間違ったかも」「失敗してしまったかも」と思うこともあると思いますが「その間違いや失敗に気づく」ことも大きな一歩です。親子が笑顔で過ごせる時間を増やしましょう。3歳までの子育てのコツを知って、子どもが将来、強く明るく過ごすことができる手助けをしてほしいと思います。

米国の発達心理学者で精神分析家エリクソン(1902〜1994)はアイデンティティ(自我同一性)の概念を提唱した事で知られています。3・4〜6歳遊戯期は「積極性の獲得」の時期です。これまでは母子の二者関係が大切でしたが、この時期から父親が加わる三者関係が大切です。父親社会性を教える生き物です。積極的に外界と接触し何かを成し遂げることは楽しいという自立性自主性が形成される時期です。野心や独立の基礎となります。

すべては連綿とつながっています。人生の基盤は3歳までに決まるというっても過言ではありません。 〆

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| 育児 発達 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 6

おはようございます。クリスマスまで冷え込みが強い予報です。
無理せずに上手に対応しましょう。何事も油断禁物です。

さて、2歳児は「魔の2歳児」「イヤイヤ期」と言われます。ついつい親の嫌がることもしますし、言うこともなかなか聞きません。2歳児と接するコツは「甘やかし」ではなく「甘えを許す」という態度で向き合うことです。

「甘やかし」と「甘えを許す」ということは同じように聞こえますが明確な違いがあります。「甘やかし」は「親の意思が主体」になっています。例えば「さみしいから抱っこしてほしい」と意思表示しても「忙しくて手が離せないの。そのかわり冷蔵庫のケーキを食べていていいよ」と子どもが欲しいものとは別のものが与えられたとします。この時、親は「ケーキを食べている間はおとなしくしてくれている」と好都合に思いますが、子どもは「抱っこしてもらえない」さみしさを「ケーキ」で紛らわすことになります。実はこの時の「ケーキ」が「甘やかし」なのです。子どもはケーキが食べられたのですが、抱っこをしてもらえていないさみしさはそのままで心は満たされていないので、「人と接する」よりも「物欲」でさみしさを紛らわすことを覚えるようになっていきます。
一方、「甘えを許す」は「子どもの意思が主体」です。子どもが「さみしいから抱っこしてほしい」と意思表示をした時に、「いいよ、おいで」とさみしい気持ちに寄り添って助けてあげることが「甘えを許す」ことです。

しかし、何でもかんでも子どものいうことを聞いてあげるということではありません。適切な「甘えを許す」行為の大切なポイントは、「困ったときに助けを得られる心地よさを教えてあげることです。「甘やかし」だけでは将来、人間関係で苦手意識を持ってしまうかもしれないので、適切な範囲で「甘えを許す」ようにしましょう。

こどもは甘やかすと図に乗る」などという親御さんもいます。それは、甘やかしてもらえないから、こどもの行動がエスカレートしていくのです。適切に甘やかしてもらえれば、そこで満足するので、エスカレートすることはありません。こどもの気持ちに寄り添う姿勢でいけば、こどもの言葉ではない声が聞こえてくるハズです。  つづく・・・

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| 育児 発達 | 09:07 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
3歳までの育て方 5

おはようございます。いよいよ本日公開 『スター・ウォーズ
最後のジェダイ
』。今夜は前作の『フォースの覚醒』も地上波初

さて、2歳過ぎになると「言葉の発達」が急速に進み、「自己主張する言葉」も覚えて増えていきます。「自分の力で何でもやってみよう」と思うようになっていく子どもが増えます。

脳神経系には欲求が満たされた時や満たされることがわかった時に活性化して「心地よい感覚」を与える「報酬系」があります。この報酬系の働きによって、例えば「この仕事が終わったら飲みに行ける」という「長期的な報酬」を予測すれば「残業で空腹」という「短期的な欲求」を抑えて仕事を優先することができます。報酬系の働きは学習環境適応において重要な役割を果たしていますが、子どものうちは、まだこの働きに慣れていません。「これを我慢したら、その後でイイことがある」という長期的な報酬を子どもは予測できないので、我慢できずに間違った行動をとってしまうこともあります。

しかし、この時は「我慢できなかったことを叱る」のではなく、「我慢できたことを褒める」方が効果的です。「我慢をしたら褒められた」ことで、子どもは報酬系の働きに慣れていき、我慢することを覚えていくからです。また、感情のコントロールも身に付いていきます。子どもの行為を「してほしいこと」「してほしくないこと」「してはいけないこと」に分け、「してほしくないこと」を我慢して、しなかった時に褒めるのが最も効果的と思います。また「してほしくない」行為をした時に「知らないふり」をすることも大切です。子どもが「褒めてほしいところ」や「言ってほしい言葉」を探して発することも大切だからです。

子どものやる気は「大人の言葉」についてきます。そして、「子どもや他人を褒めること」は心が豊かになり「親が自分自身を褒めること」にもつながるのです。ただし、やたらとほめまくるのは好ましくありません。「子どものどんな行動が良かったのか」という、褒めるポイントを明確にしてイイ行動を見つけて「適切に上手に褒める」ことが大切です。とにかく、男の子はほめて育てるのがイイですが、女の子の容姿など「カワイイ」とほめ続けるのは問題ありです。女の子は規則やルールが上手に守れることを喜びます。男の子と女の子の脳は違います。ですから褒める方向性も違うことを知っておきましょう。 つづく・・・

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3歳までの育て方 4

おはようございます。今更ながら「パクチー」にハマり気味
きっかけはパクチーサラダ。これが意外に美味しかったせいです。

さて、2歳後半〜3歳にかけては言語に関連した脳領域の神経回路が増加する時期です。そのため「言葉の発達」が急速に進み「自己主張する言葉」も覚えて増えていきます。「自分の力で何でもやってみよう」と思うようになっていく子どもが増えます。親の言うことをなかなか聞かなくなったり、子ども同士でケンカをしたりすることも増えていきます。ですから「魔の2歳児」「イヤイヤ期」と言われることもあります。しかし、この時期の「なぜ、子どもはこんな行動をするのか」をキチンと理解できれば余計なストレスを感じることなく、親子とも笑顔で過ごせる時間も増えていくはずです。

2歳を過ぎると母親から離れて母親以外の兄弟や友だちとの人間関係をつくっていくようになっていきます。このときに「自己主張」や「我慢すること」も覚えていくのですが、そのため子ども同士の衝突やケンカもしょっちゅう起こってしまいます。しかし、ここで頭ごなしに子どもを否定したり威圧するように怒ったりしないことが大切です。長々とした説教は単に親の感情をぶつけているだけになってしまいます。

また、子ども時代に激しく叩かれると後に「右前頭前野内側部」などの脳容量が減少したり、日常的に暴言を受けていると「側頭部」の弓状束に変化をきたしたりするなど発達悪影響を及ぼすことになってしまうかもしれません。脳の「右前前頭野内側部」や「側頭部」が傷ついてしまうと感情が不安定な時にコントロールができなくなったり、聞くことや話すことに支障が出てきたりする可能性があります。

子どもがケンカをした時は「なぜケンカをしてしまったのか」を聞いて、子どもがキチンと話せたら「キチンと褒める」ようにしましょう。そして、なぜそれがいけないことなのか、相手の気持ちを考えさせるように伝え、「キチンと叱る」ように心がけましょう。「怒る」と「叱る」の大きな違いは「怒る」は自分に向いていること、「叱る」は相手に向いていることです。「怒る」は顔を真っ赤にして怒るなど自分の感情をぶつける行為です。一方、「叱る」は相手をよくしようとする行為です。ただし、激しく言ってしまうと子どもは委縮してしまい効果は低くなります。「間主観性」という「主観でもなく客観でもない、お互いに通じ合う気持ち」を持って伝えることがベストです。また、子どものイイ行動を見つけて「適切に褒める」ことも重要です。子どもが間違ったことをした時は「怒る」のではなく「上手に叱る」ことが大切です。   つづく・・・

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3歳までの育て方 3

おはようございます。気がつくと12月中旬ですよ・・・
初冬は体調を崩しがちです。体調管理をしっかりと!!

さて、1歳を過ぎる頃になると脳の基礎的な神経回路がほぼ出来上がってきます。記憶が形成されはじめる時期になるので、多くのコミュニケーションをとって沢山の経験を積み重ねるとイイのです。1歳2ケ月が平均的な歩き始める月例です。個人差はありますが立ち上がって歩けるようになると、さらにさまざまなものに興味を持ちはじめます。

しかし、ここで「危ないから」といって子どもを守るために何でも先回りしてガードすることは子どもにとってよくない場合があります。「危ないこと」「危ないもの」を教えることは大切ですが、親が必要以上にガードして子どもを守ると、子ども自身が「失敗」できなくなります。自分で失敗を経験することも子どもにとっては大切な行動です。子どもの行動を見守り、助けを求められたら手を差しのべ、成功したらイイところを褒めてあげると、子どもはドンドン成長していきます。1〜2歳の時期にはできるだけたくさんの経験をさせてあげましょう。

2歳頃までは「助けが必要な時期」ですが、2歳を過ぎる頃からは「支える時期」に入ってきます。2〜3歳は「ひとりの人間として尊重する」時期です。子どもの言動尊重し認めてあげることが大切です。このように接していくと、子どもは「自分は認められた人間」と思えるようになり「自己尊重」が見られるようになります。逆に子どもが何か言おうとしているところを遮ってしまうと萎縮して「自分の意見が言えない子」になってしまうかもしれません。まずは、子どもの自分の気持ちをできるだけ言葉で表現させるようにしてみましょう。自分の気持ちを言葉で伝えようとすると「前頭前野」が発達して感情と理性の統合を促し「セルフコントロール」と「自己表現」を学習することができます。ここでも「子どもの行動の先回りはしない」ことと「子どもの言葉を否定せず、きちんと話を聞いてあげる」ことが大切です。 つづく・・・

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3歳までの育て方 2

おはようございます。昨夜は刺絡基礎講習会でお会いした鍼灸学校
の学生さんが治療体験に来ました。”初心忘るべからず”です。

さて、生後6ケ月〜1歳は「感覚能力がとても高まる時期」で「共感能力」を育むためにはとても重要な時期です。人間には目の前にいる人の言動を脳内で自分のことのようにシミュレートする共感細胞と呼ばれる「ミラーニューロン」という神経細胞があります。ミラーニューロンを働かせることで赤ちゃんの表情が豊かになっていきます。初期の「情動の共鳴現象」は親から自分の情動が映し返される場面です。赤ちゃんは親に自分の情動が鏡映化(mirroring)されることにより自分の情動を再体験し自己に対する気づきがさらに深まります。この「鏡映反応」は自分の行動と似ているけれど同じではなくわずかに違うので「自他の区別を明確化していくため」に必要です。つまり、赤ちゃんは親を通して「自他の区別」と「相手に自分と異なる心があること」を知りはじめます。

また、この時期は「親が赤ちゃんの表情をまねる」ことも大切です。「親の表情」を見せることで、赤ちゃんは相手に心があること自分と他人は違うことに気づき始めます。赤ちゃんに色々な表情を見せてあげましょう。親が不安定で赤ちゃんと顔を合わせようとしないとか、赤ちゃんを怖がらせるような表情や態度ばかりが続くと「恐怖心」だけが残り、何でもないものや周りの人を怖がってしまうようになるかもしれないのです。ですから、マスクの常用携帯電話ばかりみているのは良くないというのがわかるでしょう。

では、どうすれば「共感能力」を育むことができるのか!?  実は効果的なのが擬声語や擬態語が多い「絵本の読み聞かせ
です。「読み聞かせ」を聞いている子どもの脳は感情の動きを司る「大脳辺縁系」が活性化することがわかっています。また親も「前頭前野」付近が活発になり、親の気持ちも落ち着き、イライラせずに子どもと接することができます。「読み聞かせ」をすることは、親子のつながりが強くなる有効な方法です。  つづく・・・

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