● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
    東洋医学からみた
    鍼灸治療法
    健康情報
    養生法などなど徒草に
荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
つわりの研究報告 3

おはようございます。先月は台風と愚図ついた天気
ばかりでした。スカッと晴れた秋空にならいかな〜。

さて、日本でもつわり妊娠悪阻の研究が行われています。手短にGoogle Scholarで検索すると「妊娠初期におけるつわり,動揺病, めまい」(野田哲哉.耳鼻と臨床.1997 )、「つわり症状に対する心理的および生理学的アプローチ」(加古亜紗子ら.母性衛生.2003 )、「妊婦のパーソナリティ分析とつわり発症の関連性について」(瓦林達比古ら.日本産科婦人科學會.1995)。鍼灸関連では「つわりに対して鍼灸とアロマセラピーの併用がもたらす効果 東洋医学とアロマセラピーの融合の可能性」(鈴木元ら.全日本鍼灸学会雑誌60(3).2010 )など沢山ありました。

実際、「妊娠初期のつわり症状をどうにかしたい」という声が多いです。神戸大学大学院保健学研究科の竹林らによる「つわりの推移ならびに重症度と自律神経活動度との関連」(神戸大学大学院保健学研究科紀要(26).1-9.2010)では、つわりは心理社会的要不安の強さ)や自律神経活動と関連するとしています。特に副交感神経活動と一致していると結語しています。

てんゆ堂でも「つわり鍼」を行っています。この「つわり鍼」は「逆子の灸」よりも認識度は極端に低いのです。いよいよ”日常生活ままならない”という患者さんが検索して見つけて駆け込んでくるというのが実情です。「つわりに鍼が効くの!?」と半信半疑の方も多いでしょう。これがよく効くのです。先日も上に2歳の男子がいる方が来院しました。「イヤイヤ期だし、運動させなければ寝ないし、帝王切開で入院期間が長引くのは困る・・・」。よくわかります。ケトン体も出て入院したほどの方でした。3回の治療で最初の来院の症状はほぼ消失しました。初回は気持ち悪いのもあるせいか施術時も無言ですが3回目にもなると世間話をする余裕もありました。てんゆ堂では自律神経、ホルモン、吐き気などの消化器症状にアプローチする鍼灸治療をします。指先の施術と背部の治療は欠かせません。通常、つわりは妊娠4〜9週発症12〜15週に最も重症になります。「つわり鍼」は経験的に10週目から始めると著効を示します。

最後に中央線・総武線・東西線・丸の内線沿線の荻窪で開院しているてんゆ堂は、鍼灸治療による不妊治療などに特化しています。最高齢では45歳自然妊娠の方もおります。不妊クリニックと併用して結果を出している方も多いです。鍼灸で女性ホルモンは活性化し、卵巣や子宮の血流が良くなるんで妊娠しやすく、体外受精での採卵した卵子の質も良くなり受精卵の移植においても子宮の血流が良くなっていると着床率も良好です。鍼灸治療の併用をオススメです。  〆

<関連記事>
・つわりの研究報告 1
・つわりの研究報告 2
・つわり 悪阻 1〜5
・「つわり」の鍼灸治療
・刺絡(シラク)
・自律神経免疫療法 1〜3
・働く女性の25% 流産経験
・流産 原因 1・2
・流産 1〜3
・化学的流産 1〜5
・習慣性流産・不育症
切迫早産
切迫流産
・流産の予防策 1〜3
・シロッカー手術 1・2

| ★つわり鍼★ | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわりの研究報告 2

おはようございます。9月も慌ただしいまま月末です。
今夜は久しぶりに旧友と会う予定です。飲み過ぎ注意です。

さて、2016年9月、米医学誌『JAMA Internal Medicine』に発表された「Association of Nausea and Vomiting During Pregnancy With Pregnancy Loss」(妊娠期間の吐き気と嘔吐と流産に関する論文)があります。米国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)の研究者が主導した研究は797人の女性を対象に行われました。調査対象の女性は全員、過去に1〜2回の流産を経験しており、吐き気の症状を日誌に記録し自身の妊娠は尿検査で確認した。研究論文によると妊婦の50〜80%がファースト・トライメスター(0〜13週)中に吐き気嘔吐の症状を訴えるとしています。結果、吐き気や嘔吐を伴う吐き気が流産リスク50〜75%低下に関連していたとしています。つまり、妊娠初期のつわりは流産リスクの低減に関連しているというのです。吐き気と嘔吐が流産リスクの低下に関連していることは過去の研究でも示唆されていました。

つわりの吐き気で女性の食事量が減り、それによって胎児が毒素にさらされるリスクが減少することで健全な妊娠が促される可能性があると考える専門家もいます。また食事摂取量の減少が血中インスリン濃度を低下させたり、胎盤の成長を促進したりするとみられることも、これまでの研究で示されています。今回の研究では吐き気と嘔吐が流産リスクを低減させる可能性の理由にまでは触れていません。

つわりの吐き気と嘔吐が流産リスクの低下に関連しているようです。このような研究は大事です。この研究では流産経験のある女性が対象です。しかし、つわりのない方もいます。また「食べつわり」という胃になんか入っていないと気持ち悪いという方もいます。今後はこのような方を対象群にした研究で有意差が出るかみてみたいものです。今後の研究に期待しましょう!! とはいえ現実的につわり中の女性が知りたいのは「どうしたら楽になるの!?」でしょう。 つづく・・・

<関連記事>
・つわりの研究報告 1
・つわりの研究報告 3
・つわり 悪阻 1〜5
・「つわり」の鍼灸治療
・刺絡(シラク)
・自律神経免疫療法 1〜3
・働く女性の25% 流産経験
・流産 原因 1・2
・流産 1〜3
・化学的流産 1〜5
・習慣性流産・不育症
切迫早産
切迫流産
・流産の予防策 1〜3
・シロッカー手術 1・2

| ★つわり鍼★ | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわりの研究報告 1

おはようございます。今秋は秋晴れが少ない予報です。
あのターコイスブルーの青空乾いた空気が好きです。

さて、つわり妊娠悪阻とは医学的に区別されています。つわり(nausea and vomiting of pregnancy)の重症型妊娠悪阻(hyperemesis gravidarum)となります。妊婦さんの約80%程度がつわりを経験するとされています。どこまでがつわりで、どこからが妊娠悪阻なのかの明確な基準はありませんが、日本でも海外でも毎日嘔吐して、尿中ケトン体陽性(+)で持続的に体重減少する(ことに5%以上体重減少する)場合を指します。

通常、妊娠4〜9週発症し、12〜15週に最も重症になり20週までには改善します。20週になっても症状が改善しない場合には「つわり様症状を示す」他疾患の存在を検索する必要があります。ただし稀には「つわりが妊娠末期まで続く」例もあります。

原因として高ヒト絨毛性ゴナドトロピンhCG)血症と、それに伴う高エストロゲン血症がつわりの消化器症状(嘔気・嘔吐)を引き起こしている可能性が高いとされています。またピロリ菌 (Helicobacter pylori)の存在などが悪阻の要因・誘因・リスクファクターと認識されています。しかし悪阻がなぜ起こるかは実は解明されていません。  つづく・・・

<関連記事>
・つわりの研究報告 2
・つわりの研究報告 3
・つわり 悪阻 1〜5
・「つわり」の鍼灸治療
・刺絡(シラク)
・自律神経免疫療法 1〜3
・働く女性の25% 流産経験
・流産 原因 1・2
・流産 1〜3
・化学的流産 1〜5
・習慣性流産・不育症
切迫早産
切迫流産
・流産の予防策 1〜3
・シロッカー手術 1・2

| ★つわり鍼★ | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
「つわり」の鍼灸治療

おはようございます。ここ最近の冷え込みでスッカリ街の木々も紅葉です。
ご近所の皆さんも朝は、まず掃き掃除から・・・ そんな季節ですね。

さて、つわりは辛いものです。ニオイなどに過敏に反応し吐き気嘔吐を催し食事も摂れない状況になってしまうと、重症となり妊娠悪阻と診断され入院するケースも出てきます。妊娠中は薬などは服用したくないですし、妊娠後期までつわりの症状が続くのは本当に辛いです。

実は悪阻には鍼灸治療がイイ。(自画自賛ですみません)『日本東洋医学雑誌・50巻6号』には以下の研究報告があります。昨雲会有隣病院、産婦人科医の川田信昭医師や自律神経免疫療法で知られる福田稔医師、順天堂大学医学部公衆衛生学教室の加藤信世医師らによる妊娠悪阻16例に対する「井穴(せいけつ)・頭部刺絡(とうぶ・しらく)の治療効果についての検討」と題して2000年に発表されています。妊娠悪阻の薬物療法は服薬の難しさと催奇形のリスクもあり現代医学では輸液療法が主です。そこで鍼による治療が妊婦や胎児にとって安全で有効である事を検証しています。

井穴とは、手や足の指先のツボを言います。鍼灸師さんの為に、この検証で使ったツボを記しておきます。使用した井穴は、ではF1「隠白」、F2「大敦」、F4「至陰」、F6「」。ではH4「少沢」・H6「商陽」は2点です。ツボの前の記号は自律神経免疫療法で用いる用語です。漢字によるツボの名前は使わないようなので書いておきました。これらの特定の井穴に井穴刺絡を行い、頭部の百会皮膚刺絡(ひふ・しらく)を行なったようです。

検証結果ですが外来の妊娠8〜14週の悪阻の妊婦さんに対し、1日1回4〜5回の連続施術により90%の妊婦さんに対し、患者が満足しうる有効性があったと報告しています。妊娠悪阻で入院している妊娠10〜14週に対して、1日2回3〜5回の連続施術で60%の妊婦さんに、著明な自覚症状の変化があり、その内、3人に診られた肝機能障害、神経炎、急性胃粘膜病変合併症の症状の消失が診られたとしています。特に著効であったのが吐き気胃部不快感胃痛頭痛睡眠障害唾液分泌であったようです。結論とし妊娠悪阻は交感神経緊張があり、胎盤由来のホルモンとの、関係性を指摘しています。妊娠悪阻に対して、妊娠9〜10週以降では有効であるとしています。素晴らしい検証結果ですね〜!!

中央線・総武線・東西線・丸の内線沿線の荻窪で開院しているてんゆ堂は地域の無痛分娩で有名な東京衛生病院地域医療連携している鍼灸院です。特に鍼灸治療による不妊治療などの産婦人科疾患に特化しています。当院でつわりに用いるツボは上記と若干違いますが井穴刺絡で同様の効果実績があります。躊躇せずに試す価値のある治療法です。明らめる前に鍼灸治療をオススメします。   〆

<関連記事>
・つわり 悪阻 1〜5
・刺絡(シラク)
・自律神経免疫療法 1〜3
・成人T細胞白血病:ATL 1〜3
・ペット感染症 2  「トキソプラズマ感染症」
・「妊娠中」 要注意薬
・妊娠中の漢方薬
・「帝王切開」を想う
帝王切開と癒着 1〜5
未熟児 出産率上昇 1〜6
・モーツァルトと胎教と1/fゆらぎ 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー

| ★つわり鍼★ | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわり 悪阻 5

おはようございます。今季は人生初のハラマキを購入。
ニット製なので特に暖かい感じはありませんがイイの!?

さて、妊娠悪阻と診断され入院する場合があります。そうならない為にも妊娠中は適度な安静が必要です。もし妊娠悪阻で入院した場合、どのような治療が行なわれるのでしょう。まず第一に行なわれるのが「輸液療法」です。吐き気や嘔吐が強く水分摂取が不十分な場合、点滴で水分と糖分を補給します。また必要に応じて輸液中に鎮静剤など個人の症状により本数も内容も違ってきます。その他には、どのような治療が行なわれるのでしょうか!?

■「絶食療法
そして悪心・嘔吐が激しい方は絶食療法などを行ないます。絶食療法後に脱水症状嘔吐が落ち着くようになれば、徐々に好きなものを少量かつ頻回に分け、冷やしたりするなどして、食事量を増やしていきます。第1期の嘔吐期には、この絶食療法と輸液療法で妊娠の継続と維持をしていきます。

■「薬物療法
妊娠中の薬物使用は必要最小限とされます。なぜなら催奇形などのリスクがあるからです。嘔吐の著しい場合には制吐剤の「メトクロプラニド」や「ピリドキシン」などが使用されます。そして妊娠中は漢方薬が用いられやすいのです。嘔吐に対しては小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、五苓散(ごれいさん)などが用いられます。
■「手術
第3期の脳障害が診られる場合、母体の生命予後に影響を与える可能性がある場合は「人工妊娠中絶」を考慮せざるを得ない場合もあります。その他の治療によって症状が悪化重症化する場合も考慮されます。

つわりは甘えなどの精神論でどうのこうのと言う問題ではありません。まして、我慢すれば治るという訳ではありません妊娠10〜12週頃には多くは治まりますが妊娠16週頃まで続く場合もあります。これを過ぎてもという方にはイイ奥の手があります。悪阻には「鍼灸治療」がイイ!! 薬の副作用の心配もありません

中央線・総武線・東西線・丸の内線沿線の荻窪で開院しているてんゆ堂は、地域の東京衛生病院地域医療連携している鍼灸院です。特に鍼灸治療による不妊治療などの産婦人科疾患に特化しています。最高齢では45歳自然妊娠の方もおります。つわりには 指先に鍼する井穴刺絡(せいけつしらく)は著効があります!! 当院は多くの悪阻に苦しむ妊婦さんに治療し喜びの声を聞いています。諦めずにTRYしてみてはいかがでしょうか!?  〆

<関連記事>
・つわり 悪阻 1
・つわり 悪阻 2
・つわり 悪阻 3
・つわり 悪阻 4
・「つわり」の鍼灸治療
・成人T細胞白血病:ATL 1〜3
・ペット感染症 2  「トキソプラズマ感染症」
・「妊娠中」 要注意薬
・妊娠中の漢方薬
・「帝王切開」を想う
帝王切開と癒着 1〜5
未熟児 出産率上昇 1〜6
産後うつ(PPD) 1〜3
ストレッチマーク (妊娠線・肉割れ線ケア) 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー

| ★つわり鍼★ | 09:13 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわり 悪阻 4

おはようございます。この季節は一雨毎に冷え込んできます。
風邪ギックリ腰の患者さんが多いのも急に寒くなったせい!?

さて、妊娠悪阻(ニんしんおそ)と診断され入院する場合があります。そうならない為にも妊娠中は適度な安静が必要です。家庭内の問題精神的ストレスが原因となっている場合は心身の安静で症状が改善する事があります。周囲の協力気分転換も必要です。強いストレスが原因の場合は、「心理療法」や「カウンセリング」が必要な場合もあります。軽度のつわりでも吐き気や嘔吐は付き物です。妊娠さんは食事の工夫食事が摂れるようであれば、まずは好きな時に好きな物を食べるようにしましょう。空腹の時に吐き気が強い場合は空腹を避ける為に少しずつ回数を増やして食べるようにしましょう。しかしつわりが軽減しても、周りのいつも飲食物を置いておくとツイツイ手が伸びてしまいます。そうすると体重管理に問題が出てきますのでご注意を!!

嘔吐ばかりで食べれなくなり脱水症状により電解質異常になってしまった場合などは妊娠悪阻と診断され入院となった場合、基本的にまず安静にしてストレスを減らし症状がおさまるのを待ちます。妊娠悪阻の治療の最初は「輸液療法」です。妊娠悪阻の治療は吐き気や嘔吐が強く水分摂取が不十分なら、まずは輸液療法となります。点滴で水分と糖分を補給します。ビタミン不足を予防する為にビタミンB1剤などの入った輸液を行ないます。また必要に応じて輸液中に鎮吐剤鎮静剤などが入れられる事もあります。個人の症状により本数も内容も違ってきます。輸液で症状が改善する方もいれば出産までつわりの続く場合もあります。  つづく・・・

<関連記事>
・つわり 悪阻 1
・つわり 悪阻 2
・つわり 悪阻 3
・つわり 悪阻 5
・「つわり」の鍼灸治療
・「妊娠中」 要注意薬
・妊娠中の漢方薬
・「帝王切開」を想う
帝王切開と癒着 1〜5
未熟児 出産率上昇 1〜6
・胎教
産後うつ(PPD) 1〜3
ストレッチマーク (妊娠線・肉割れ線ケア) 1・2
産後太り 1〜3

| ★つわり鍼★ | 09:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわり 悪阻 3

おはようございます。11月ももう折り返し地点を過ぎました。
気温もグッと下がり晩秋というか初冬の気配ですね。

さて、妊娠悪阻(にんしんおそ)と診断される基準は次の場合です。水分をまったく受け付けない 。体重が5kg以上減少する。または体重の10%以上の減少。G検査でケトン体(+)となります。ケトン体とは普段は食事をし主に糖質から必要なエネルギーを得るので体内にはケトン体はほとんど存在しませんが、エネルギー補給がされない場合、細胞が空腹を感じて、自分の貯蓄している脂肪のエネルギーを消費し、その結果、消費された残り物がケトン体として尿中に現れます。1日に5回以上嘔吐します 。妊娠悪阻はその症状により3段階に分けられています。
第1期嘔吐期
慢性的で常に「悪心」、「吐き気」、「嘔吐」を繰り返します 。胃液、胆汁、血液などが混じった物を吐く。水さえ嘔吐してしまう脱水状態がみられます。体重減少、口の中の乾燥、皮膚乾燥尿量減少(腎臓の機能低下)。だるさ、めまい、便秘などが起こりやすくなります。

第2期肝腎障害期
第1期の症状が更に悪化します。「ケトン尿」(+)、「尿タンパク」(+)がみられ、血液濃縮や電解質異常である「低カリウム血症」、乏尿、舌苔などが現れます。嘔吐+代謝異常による中毒症状で入院が必要になる場合があります。体重減少が更に進行します。栄養障害が著明で全身状態が衰弱してきます。脈拍が頻数微弱血圧下降がみられます。軽度の黄疸(おうだん)、低体温または発熱もあります口臭が強くなります。「代謝性アシドーシス」の徴候が著明となり代謝異常により血液pHが酸性に傾く病態です。肝機能障害などの臓器障害を起こします。

第3期脳障害期
妊娠悪阻が悪化した場合は脳神経症状が現れ母体と胎児ともに大変危険な状態になります。母体保護の面から「妊娠中絶手術」も考慮されます。第3期にまで至る事は稀で現在は減少しているようです。頭痛、めまい、視力障害、不眠昏睡幻覚幻聴などの脳症状が現れます。「出血性網膜炎」が現れた場合、妊娠は即座に中絶されます。著しく体温が低下し生命に関わる危険な状態になってしまいます。  つづく・・・

<関連記事>
・つわり 悪阻 1
・つわり 悪阻 2
・つわり 悪阻 4
・つわり 悪阻 5
・「つわり」の鍼灸治療
・成人T細胞白血病:ATL 1〜3
・「妊娠中」 要注意薬
・妊娠中の漢方薬
・「帝王切開」を想う
帝王切開と癒着 1〜5
未熟児 出産率上昇 1〜6
・モーツァルトと胎教と1/fゆらぎ 1・2
産後うつ(PPD) 1〜3
産後のエクササイズ 1・2

| ★つわり鍼★ | 10:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわり 悪阻 2
おはようございます。荻窪にある杉並公会堂の高さ15mの曙杉
には白・青・赤のLEDでクリスマスイルミネーションです。

さて、入院する場合は妊娠悪阻(にんしんおそ)という病名になります。通常のつわりとは区別されて用いられます。専門家の間で妊娠悪阻は妊婦さんの0.02〜5.0%にみられます。米国カナダ、スウェーデンなどでは1.0%前後と言われています。日本では大まかに初症率は全妊婦さんの約2%程度で治療や入院が必要になります。入院と言うと深刻なようですが、環境の変化などで入院したその日に悪阻が楽になる場合もあるのです。ほとんどの場合は1週間程で退院できるようです。入院中は「絶食療法」が行われ、「輸液療法」である点滴で栄養と水分を補充しながら少しずつ食事を増やしていきます。

一般に初産婦に多い傾向があり、重症化経産婦に多く2つ子3つ子のような「多胎妊娠」も重くなりやすいと
言われています。勿論、2回目以降の妊娠でも強い悪阻を訴える場合もあります。また胞状奇胎(ほうじょうきたい)(胎盤や卵膜を作る絨毛細胞が、異常に増殖し子宮内部に粒状の奇胎ができる病気)などの絨毛性疾患(じゅうもうせいしっかん)などの異常妊娠の場合にも悪阻が重いと言われています。

子宮外妊娠なども含め異常妊娠は妊婦健診でわかりますので「妊娠かも!?」と思ったら必ず産婦人科を受診しましょう!! 妊娠悪阻の場合はほとんど食べられない場合も多いので、胎児への影響を心配される方も多いかもしれませんが、今までの調査・研究で妊娠悪阻による胎児への目立った悪影響はみつかっていないようですし、「死産」や「流産」などの割合の増加はないようです。しかし、重い妊娠悪阻の妊婦さんの一部には胎児の成長時期に十分な母体への栄養供給が出来ず、「低体重出生児」の報告があります。    つづく・・・

<関連記事>
・つわり 悪阻 1
・つわり 悪阻 3
・つわり 悪阻 4
・つわり 悪阻 5
・「つわり」の鍼灸治療
未熟児 出産率上昇 1〜6
・成人T細胞白血病:ATL 1〜3
・ペット感染症 2  「トキソプラズマ感染症」
・「妊娠中」 要注意薬
・妊娠中の漢方薬
・「帝王切開」を想う
帝王切開と癒着 1〜5
・モーツァルトと胎教と1/fゆらぎ 1・2
産後うつ(PPD) 1〜3
ストレッチマーク (妊娠線・肉割れ線ケア) 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー
| ★つわり鍼★ | 09:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
つわり 悪阻 1

おはようございます。東京も紅葉が見頃を迎えています。
近所のハマミズキも赤い実を付けて葉も真っ赤に色付いています。

さて、
中央線・総武線・東西線・丸の内線沿線の荻窪で開院しているてんゆ堂は、地域の24時間対応無痛分娩で知られる東京衛生病院地域医療連携している鍼灸院です。特に鍼灸治療による不妊治療などの産婦人科疾患特化しています。統合医療の一環として地域医療連携逆子に対し「逆子の灸」を行なっています。お腹が張りやすく逆子体操もできない妊婦さんには特にオススメです。治療成績もイイです。

そして認知度が低いのですが「つわり」に鍼灸治療が有効なのです。井穴刺絡(せいけつしらく)という指先に鍼をする特殊な療法を行ないます。残念ながら一般にはほとんど知られていませんが、不妊治療の一環で当院で継続治療している方には了解を得て治験させて頂いておりますが、これも治療成績が良く患者さんに喜んでもらっています。
出産間際までこれで苦しむ妊婦さんも稀におり、「あんなに苦しいなら子供は欲しいけれど次の出産は・・・」。そう本音をこぼす方もおります。このような方には一押しの治療法です。

宣伝はこの位にして今日は「つわり」とは何ぞや!? そんなお話です。つわりは漢字で悪阻(おそ)とも言います。悪阻は妊娠という特殊な状況が身体に生じた為に身体が起こす反応であり、妊娠による黄体ホルモン自律神経などの関係や、母体が胎児を異物と感じるアレルギー反応である説などが考えらています。妊娠初期から多くの妊婦さんに起こります。早ければ「妊娠4週」頃から始まり10〜12週頃には多くは治まりますが妊娠16週頃まで続く場合もあります。程度や持続期間には個人差があり、吐き気など症状
が続くと辛いものです。「
1回目の妊娠では辛かったからもうイヤだ」なんて方もおりますし、2回目は以外に大丈夫だったなんて方もいらっしゃいます。悪阻の症状が強い場合を妊娠悪阻と呼びます。食事も妊娠初期ではあまり食べられなくなり、体重が2〜3kg減る場合もありますが胎児の発育を心配する程ではありません。悪阻は炊飯のニオイで気持ち悪くなるなど人それぞれです。つわり症状が悪化し栄養代謝障害をきたし、著しい体重減少脱水症ケトアシドーシス電解質異常腎障害脳神経症状など種々の症状を呈します。治療が必要で日常生活を送れないような病的な状態が妊娠悪阻となります。重篤になれば死にいたる場合もあるのです。 つづく・・・

<関連記事>
・つわり 悪阻 2
・つわり 悪阻 3
・つわり 悪阻 4
・「つわり」の鍼灸治療
・成人T細胞白血病:ATL 1〜3
・ペット感染症 2  「トキソプラズマ感染症」
・「妊娠中」 要注意薬
・妊娠中の漢方薬
・「帝王切開」を想う
帝王切開と癒着 1〜5
未熟児 出産率上昇 1〜6
・カンガルーケア(KC) 1・2
・モーツァルトと胎教と1/fゆらぎ 1・2
・胎教
産後うつ(PPD) 1〜3
ストレッチマーク (妊娠線・肉割れ線ケア) 1・2
産後太り 1〜3
産後のエクササイズ 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー

| ★つわり鍼★ | 09:16 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
  • 1/1PAGES