おはようございます。隣も近所の公園も工事中。インドを旅していた時にシバ神は”破壊と創造の神”と聞いたのを思い出します。
さて、カメムシが秋に大量発生しているように感じるのは、越冬場所を探して一斉に移動するからです。また、カメムシは暖かい場所や明るい色を好むため、洗濯物を干しているとシーツ、バスタオルなどの白いものによく付着します。晩秋になると、心地よい越冬場所を探索するために暖房が効いた屋内に侵入してきます。
虫が苦手な人の強い味方は専用殺虫スプレーです。「カメムシキンチョール」(大日本除虫菊株式会社)、「業務用 残留塗布スプレー」(バルサン)、「カメムシクリン」(UYEKI)、「カメムシエアゾール」(住友化学園芸)、「カメムシ駆除」(イカリ消毒)などがあります。
「カメムシコロリ」(アース製薬)は、冷却成分でニオイを出す間もなく、カメムシの動きを瞬時に止めて、有効成分のベンジンアルコールでダメ押しする仕組みになっています。ベンジンアルコールは食品にも使用されている成分なので、洗濯物や布団にも安心して使用できます。
洗濯物などで、気づかずにカメムシに触ってしまったりすると、洗濯物などシミになることもあります。直接皮膚についた場合は軽い皮膚炎が生じることがあります。もし誤ってカメムシに触れてしまったら、すぐに石鹸で洗い流すようにしましょう。
なお、カメムシの分泌物は油に溶けやすい性質があるので、サラダ油などをなじませてから石鹸で洗い流すとニオイが消えやすいです。洗濯物は界面活性剤を使った一般的な洗剤で洗えば、ニオイも問題なく落ちます。これでやっかいなカメムシのニオイ被害も減らせそうですね。 〆
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