● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
    東洋医学からみた
    鍼灸治療法
    健康情報
    養生法などなど徒草に
荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
入浴やサウナは健康にイイ 3

おはようございます。近所の小学校は今日が入学式です。
黄色い帽子で少し大きいランドセルが初々しいですね。

さて、サウナの本場・フィンランドにある東フィンランド大学フィンランド東部に住む中年男性2000人を対象に20年にわたる追跡調査をしています。これは虚血性心疾患の危険因子の研究(KIHD)の一環として行われたものです。

調査では、まず被験者らのサウナ風呂の習慣を把握し、(1)週に1度サウナ風呂を利用するグループ、(2)週に2〜3回サウナ風呂を利用するグループ、(3)週に4〜7回サウナ風呂を利用するグループにわけて、その後の健康状態の推移が追跡調査しました。

その結果、最も頻繁にサウナ風呂を利用する(3)のグループの被験者らが、もっとも認知症のリスクが低いと判明。(3)のグループの被験者らは(1)のグループの被験者らに比べ認知症になるリスクが66%低下アルツハイマー病の発症率が65%低下という結果になりました。

過去に行われたKIHDの研究結果からサウナ風呂は認知症だけではなく、突然の心臓死や冠動脈疾患といったことを理由とする死亡リスクを低下させることもわかっています。研究を率いたJari Laukkanen教授によるとサウナ風呂は心臓と記憶能力に関して、似たような割合で人を守ることが判明しましたが、そのメカニズムは特定されていません。

しかし心血管の健康状態は脳にも影響することが知られ、サウナ風呂がもたらすリラクゼーションと健康状態が、きっと役割を果たしているのであろうと教授は語っています。サウナ風呂と認知症の関係を調査したのはこれが初めてです。

サウナや入浴は運動と同じく健康に有益です。無農薬野菜や炭水化物抜きダイエットなど食生活だけでは健康・長寿は担保されません。運動と食習慣の両輪でこそ、真の健康が得られます。ヒトは動くように設計されいる動物です。   〆

<参考記事>
Frequent sauna bathing protects men against dementia

<関連記事>
・入浴やサウナは健康にイイ 1
・入浴やサウナは健康にイイ 2
・入浴のススメ 3
・ヒートショックプロテイン(HSP) 1〜3
・冷えは万病の元 1〜4
・冷えの定義
・内臓型冷え症 1〜7
・なぜ冷える!? 2
・冷え症に氷!? 1・2
・冷え症解消 「生姜紅茶」 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー
・交感神経緊張症 1〜3
・靴下はいて寝る!? 1・2
・温石 1〜4

| 入浴・デトックス | 09:09 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
入浴やサウナは健康にイイ 2

おはようございます。昨日は歯の定期健診に行って来ました。
夜10時までやっているので助かります。メンテして終了〜。

さて、サウナ大国のフィンランドの研究者は2015年に頻繁にサウナに入る男性は受動加熱のおかげで心臓血管機能改善でき心臓発作や脳卒中のリスクを減少させるという研究を発表してます。この研究結果は、2016年にオレゴン大学ビエナ・ブラント博士らの研究チームによって出された「定期的な温浴は血圧を下げる効果がある」という研究発表によって、さらに支持を広めているとのことです。

その後、ブラント博士は受動加熱を受けることで血管を膨張させ血圧を下げる因子である一酸化窒素濃度が上がることを発見。況薪尿病では一酸化窒素の受容能力が低下することが知られていることから受動加熱が血圧を下げることに役立つメカニズムが指摘されています。

受動加熱には心臓に対する効果以外にも代謝に効果的で血糖値をよりよく制御することを示す研究結果もあります。1999年にコロラド州のマッキー医療センターのフィリップ・フーパー医師が行った研究では況薪尿病患者に3週間の温浴療法を実施したところ、体重改善、血糖コントロール、インスリン依存の低下という効果が認められました。フーバー医師は受動加熱によって血流変化が起こるのが原因ではないかと推測しましたがメカニズムは特定されていません。

フーバー医師の研究以降、人の血糖コントロールの改善に受動加熱が有効ではないかという研究は進んでいませんでしたが、ラットを使った動物実験では受動加熱によってヒートショックプロテインと呼ばれるストレス環境下で発現して細胞を保護するタンパク質が増えることが確認されました。

受動加熱によってヒートショックプロテインが増加することは、長期的にはインスリンの機能を助け血糖コントロールを改善する可能性があると考えられており、ラットと同様にヒトも温浴やサウナなどで体を温めることでヒートショックプロテインが増加するならば定期的な運動が難しい患者の治療ツールとして受動加熱を応用できるのではないかと期待されています。   つづく・・・

<参考記事>
A hot bath has benefits similar to exercise

<関連記事>
・入浴やサウナは健康にイイ 1
・入浴やサウナは健康にイイ 3
・入浴のススメ 3
・ヒートショックプロテイン(HSP) 1〜3
・冷えは万病の元 1〜4
・冷えの定義
・内臓型冷え症 1〜7
・なぜ冷える!? 2
・冷え症に氷!? 1・2
・冷え症解消 「生姜紅茶」 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー
・交感神経緊張症 1〜3
・靴下はいて寝る!? 1・2
・温石 1〜4

| 入浴・デトックス | 08:59 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
入浴やサウナは健康にイイ 1

おはようございます。開院して丸10年のお祝いに鍼灸
の仲間からお花を頂きました。ありがとうございます。

さて、入浴サウナは運動と同じく健康に有益なのはご存じの通りです。これらの海外での研究報告があります。ラフバラ大学S・H・ファルクナー博士らの研究チームは、熱い風呂に入ることと血糖コントロールやエネルギー消費との関連性を調査しました。実験では14人の男性を被験者として40度の湯船に1時間つかるのと1時間のサイクリングをする2パターンの行動の後、燃焼したカロリーと試験から24時間後の血糖値を測定しました。

結果は、より多くのカロリーを消費したのはサイクリングで1時間の入浴によって燃焼するカロリーは約140kcalと、30分間のウォーキング程度の効果しか認められなかったものの、ピーク血糖値に関しては入浴後の方がサイクリング後よりも最大値が10%低下したという結果が明らかになりました。

また、ラフバラ大学のマイケル・グリーソン博士の研究チームによる別の研究では入浴などによって定期的に体を温める反復的受動加熱(Passive Heating)によって免疫力向上することが明らかになっています。

この研究では病気や感染症から体を守る抗炎症反応の程度を、受動加熱と運動のそれぞれで比較したところ受動加熱によって得られる抗炎症反応は運動後と同じ程度であることが分かったとのことです。反復的に体を温めることは況薪尿病のような長期的な疾患で発生する慢性的な炎症を軽減する効果があることを示唆しています。   つづく・・・

<参考記事>
A hot bath has benefits similar to exercise

<関連記事>
・入浴やサウナは健康にイイ 2
・入浴やサウナは健康にイイ 3
・入浴のススメ 3
・ヒートショックプロテイン(HSP) 1〜3
・冷えは万病の元 1〜4
・冷えの定義
・内臓型冷え症 1〜7
・なぜ冷える!? 2
・冷え症に氷!? 1・2
・冷え症解消 「生姜紅茶」 1・2
・生姜・しょうが・ジンジャー
・交感神経緊張症 1〜3
・靴下はいて寝る!? 1・2
・温石 1〜4

| 入浴・デトックス | 09:02 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
風呂で寝る=気絶 5

おはようございます。近所の小学校の藤棚がきれいです。
藤が咲くと「GWだな〜」と感じるのは自分だけでしょうか?

さて、入浴中突然死は外国には少なく、日本の高齢者さんに特に多く起きています。その理由は日本の伝統的な熱い湯船に肩まで浸かるという入浴法にあるとされています。

国際医療福祉大学大学院前田眞治教授によると「肩まで湯船につかると水圧心臓が押され血圧が落ちる。さらに長く入っていると皮膚の血管が広がって血圧が落ち、頭に血液がいかなくなり神経が働かなくなって失神寸前になる」と説明しています。

入浴中突然死で死亡する人は全国で約1.5〜2万人と推定されています。その原因は溺死病死です。入浴中の突然死では溺死が20%病死は80%を占めております。入浴事故の溺死は推定で全国で約1万人以上を占めるらしいという調査結果もあります。意識を失った状態でに少量のが入ったことが引き金となり、そのショックで心臓が止まり最終的に溺死となります。

病死は脳出血急性心筋梗塞脳梗塞が主なものです。入浴直後には脳出血、入浴中には脳貧血や意識障害、入浴後には急性心筋梗塞と脳梗塞が起こりやすいといわれています。

入浴中の睡眠はとても危険です。通常時に起こる眠気と入浴時に眠気と思っている症状は全くの別物なのです。死に至る場合もあります。忙しい方ほど気をつけましょう。   〆

<関連記事>
・風呂で寝る=気絶 1
・風呂で寝る=気絶 2
・風呂で寝る=気絶 3
・風呂で寝る=気絶 4
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・クナイプ療法 1〜6
・湯治 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・かくれ脱水 1・2
・身体の水分 体液 1・2
・経口補水液:ORS
・コップ1杯の水
 

| 入浴・デトックス | 09:09 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
風呂で寝る=気絶 4

おはようございます。今年の4月はさっぱり春らしく
ありません。今日から一気に初夏気温になるようです。
 

さて、高齢者さんは俗にヒートショック(急激な温度変化が身体に及ぼす衝撃のこと)も要注意です。浴室温度が低く居室やバスタブの温度との温度差が大きいほどヒートショックが起こりやすくなります。ヒートショックは入浴による温度の著しい変化とそれに伴う血圧の急変動、脈拍数の急増と密接に関連しています。ヒートショックは心筋梗塞脳血管障害などで急死に結びつきます。

ヒートショックを防ぐ方法があります。バスタブのお湯の温度は38度〜41度でややぬるいと感じれるくらいが良いとされています。42度以上は特に高血圧の人は気をつけましょう。入浴時間は15分程度が良く、入浴時間が長いほど血圧降下は激しくなり体温も上昇します。そうすると白血球数が減少し免疫低下します。

また飲酒後には入浴しない。アルコールは血管拡張させ交感神経を鈍くさせ血圧降下を促進してしまうからです。さらに深夜、起床後2時間は入浴しない。特に午前2時〜起床時はNGです。そして入浴前と後にコップ1杯分の水分を補給するとイイです。入浴前後にコップ一杯の水分を補給しましょう。風呂から立ち上がるときはゆっくりとしましょう。急に立ち上がることでも血圧が急激に低下しめまい転倒事故を起しやすくなります。 

高齢者さんの入浴時には回りの方は「寝ているかな?」と思ったら声をかけ、反応がない場合は体をたたくなどして起こします。呼吸の有無を確認し、うなだれている格好をしている場合は、お風呂のふたや縁を利用してアゴを乗せるようにして気道を確保し溺水しないようにします。同時に救急要請をしましょう。   つづく・・・

<関連記事>
・風呂で寝る=気絶 1
・風呂で寝る=気絶 2
・風呂で寝る=気絶 3
・風呂で寝る=気絶 5
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・クナイプ療法 1〜6
・湯治 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・かくれ脱水 1・2
・身体の水分 体液 1・2
・経口補水液:ORS
・コップ1杯の水

| 入浴・デトックス | 08:53 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
風呂で寝る=気絶 3

おはようございます。てんゆ堂と同じ荻窪・教会通りにある
ねいろ屋(ラーメン&カキ氷)さんがリニューアルしました。

さて、バスタブで寝てしまうのは気絶または失神に近い状態なのです。入浴中の睡眠は危険この上ないのです。実は若い人たちにもこれは起きているのです。

2015年4月9日午前0時半ごろ、東京都葛飾区の都営アパートで30代の母親飲酒後生後6カ月の女児と一緒に風呂に入っていたら寝入ってしまったのです。「子供が浴槽内で溺れた」と119番しています。警視庁亀有署によると心肺停止状態で病院に搬送されましたが間もなく死亡。外傷はなく水死とみられています。母親は「気づいた時には手遅れだった」と話しているとか・・・

お湯につかると血管拡張するため、しばらくすると体温を上げないようにするため血管拡張して異常血圧低下が起こります。高い血圧から急激に血圧が下降した時に、しばしば体が対応できず、血流低下により虚血が起きて失神した意識障害が起こる眠たくなって来ます。

最初は気持ちいいのぼせ感が、やがて意識障害になるおそれがあるのです。「お風呂に入っていたら気持ちよくて風呂で寝てしまった」というのは以上のことが多くの原因です。最高血圧100mmHgを切ると意識障害が起こる可能性があります。

入浴中突然死で死亡する人は全国で約1.5〜2万人と推定されています。その原因は溺死病死です。入浴中の突然死では溺死が20%病死は80%を占めております。入浴事故の溺死は推定で全国で約1万人以上を占めるらしいという調査結果もあります。

意識を失った状態でに少量のが入ったことが引き金となり、そのショックで心臓が止まり最終的に溺死となります。病死は脳出血急性心筋梗塞脳梗塞が主なものです。入浴直後には脳出血、入浴中には脳貧血や意識障害、入浴後には急性心筋梗塞と脳梗塞が起こりやすいといわれています。   つづく・・・
             
<関連記事>
・風呂で寝る=気絶 1
・風呂で寝る=気絶 2
・風呂で寝る=気絶 4
・風呂で寝る=気絶 5
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・クナイプ療法 1〜6
・湯治 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・かくれ脱水 1・2
・身体の水分 体液 1・2
・経口補水液:ORS
・コップ1杯の水

| 入浴・デトックス | 09:19 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
風呂で寝る=気絶 2

おはようございます。サツキツツジも咲き始めました。
来週にはGWか〜。2015年も過ぎるのが早いです。

さて、入浴時の眠気のせいで風呂場で眠ってしまった方もいると思います。実は入浴中の睡眠はとても危険です。通常時に起こる眠気と入浴時に眠気と思っている症状は全くの別物なのです。死に至る場合もあります。どのように危険なのかと言いますと、この眠気は睡眠と言うよりも気絶または失神に近い意識障害の状態なのです。

入浴時の眠気はバスタブに浸かることで血管拡張(体の温度を一定に保とうとする体の機能)します。そして血管拡張により血圧低下します。血圧が下がるとへの血流量低下します。

つまり脳に酸素が十分な血液が流れなくなります。脳の血流不足で立ちくらみと同じように気持ちよくなります。これは意識障害の始まりです。気持ちいいのぼせ感は、あっと言う間に気を失います。数時間後、お風呂の温度も低下して、血圧も上昇すると脳に血液が戻ってきて意識を取り戻すという訳です。

な〜んだ年配の人の話か・・・」と侮ってはいけません。年配の方の循環器トラブルのような感じがします。高齢者さんでは寒い時期では高血圧があると寒い脱衣所で腹を脱ぐことで血圧が急激に上昇し、その後、お湯につかると血管拡張するため、しばらくすると体温を上げないようにするため血管拡張して血圧が下降します。

高い血圧から急激に血圧が下降した時に、しばしば体が対応できず、脳の血流低下により虚血が起きて失神し眠たくなって来ます。風呂場での溺死の原因になると考えられています。これをヒートショックと言います。この状態は熱中症熱失神と同じ状態で危険な状態です。   つづく・・・

<関連記事>
・風呂で寝る=気絶 1
・風呂で寝る=気絶 3
・風呂で寝る=気絶 4
・風呂で寝る=気絶 5
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・クナイプ療法 1〜6
・湯治 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・かくれ脱水 1・2
・身体の水分 体液 1・2
・経口補水液:ORS
・コップ1杯の水

| 入浴・デトックス | 09:12 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
風呂で寝る=気絶 1

おはようございます。来週にはGWに入ります。
てんゆ堂は日曜日は定例休診で祝日は診療予定です。

さて、何かと忙しい日々をお過ごしの方で、お風呂に入ると眠くなって寝てしまった経験はありませんか!? この眠気は普通の眠気とは根本的に違うのです。実は気絶または失神に近い意識障害の状態なのです。

眠気とは筋肉の緊張がほぐれ心拍数が減少し、脳が睡眠物質であるメラトニンを分泌し人体により効率的な休息をあたえるという現象です。失神とは大脳皮質全体あるいは脳幹の血流瞬間的に遮断されることによって起こる一過性で瞬間的な意識消失発作です。通常は数分で回復し意識障害などの後遺症を起こすことはありません。

なぜ、入浴中に眠気が起こるのでしょうか!? その現象の正体はバスタブに浸かる入浴時に起こる血圧の急激な上昇と、その後の血管拡張(体温が上がり過ぎないようにする働き)によって起こる血圧低下が原因です。最高血圧100mmHgを切ると意識障害が起こる可能性があります。

入浴時の急激な血圧の変化に伴う一種の意識喪失が起こっているのです。国際医療福祉大学大学院前田眞治教授によると「肩まで湯船につかると水圧で心臓が押され血圧が落ちる。さらに長く入っていると皮膚の血管が広がって血圧が落ち、頭に血液がいかなくなり神経が働かなくなって失神寸前になる」と説明しています。   つづく・・・

<関連記事>
・風呂で寝る=気絶 2
・風呂で寝る=気絶 3
・風呂で寝る=気絶 4
・風呂で寝る=気絶 5
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・クナイプ療法 1〜6
・湯治 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・かくれ脱水 1・2
・身体の水分 体液 1・2
・経口補水液:ORS
・コップ1杯の水

 

 

| 入浴・デトックス | 09:24 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
湯治 2

おはようございます。天気予報通り朝から「雪が降る
本日ご予約の方はお足元に注意か日を改めてご来院下さいませ。

さて、源頼朝(1147〜1199)によって鎌倉幕府が設置されました。現在の神奈川県・鎌倉市から近い箱根温泉は、既に奈良時代に発見され鎌倉時代から交通の要所として知られていました。それ以外に湯治場としても知られていました。

江戸時代には東海道の宿場町として繁栄し箱根七湯(湯本・塔ノ沢・宮ノ下・堂ヶ島・底倉・木賀・芦之湯)として知られています。湯本湯には鎌倉時代の武将僧侶が持病の療養や治療のための湯治をした記録も残っています。全国の温泉場には武将や著名人などの湯治
の逸話が数多く残されています。

また、弘法大師(空海)の伝説は各地に残っています。例えば、静岡県・伊豆市(旧:修善寺町)にある修禅寺(しゅうぜんじ)の前を流れる桂川にある独鈷の湯(どっこのゆ)は、病に疲れた父親の身体を河で洗う少年を見つけ、その孝行振りに感心した弘法大師が独鈷杵(どっこしょ。密教法具。金剛杵ともいう)で河中の岩を打ち砕き霊験あらたかなる温泉を噴出させた伝説が知られています。

弘法大師は温泉が病気治療に有効である事を説き、これにより修善寺温泉は湯治療養が広まったと言われています。修善寺はてんゆ堂さん故郷なので贔屓して書いています。

余談ですが、1910年(明治四十三年)の夏に病身の43歳の夏目漱石胃潰瘍の転地療養のために、修善寺の菊屋旅館に滞在していました。しかし、病状が悪化し、800グラムの大吐血で人事不省に陥り、生死の間を彷徨う危篤状態となった修善寺大患が有名です。

一度死んで生き返るような体験により、漱石の作風は大きく変わり、自己を真剣に見つめ自我を真正面から取り上げた『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』『道草』『明暗』などの大作を次々に発表しました。

湯治は欧州などでは保険適応とされ医療の一環とされています。日本で温泉療法を健康保険適応したら・・・ 飲酒後の入浴や心疾患がある方は温泉の温度と外気温の差心臓に負担が強くかかります。楽しく温泉に浸かって安全に帰宅して下さい。嗚呼〜スパ、いや銭湯でもイイので行きたいな〜。    〆

<関連記事>
・湯治 1
・クナイプ療法 1〜6
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・冷え症に氷!? 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・鍼灸と仏教 1〜10

| 入浴・デトックス | 09:19 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
湯治 1

おはようございます。今日はが強く体感温度の低く寒いです。
明日の天気予報はまたもや。ちょっと憂鬱かも・・・


さて、極寒期は温かいのが何よりです。久しぶりに温泉にでも行きたいのですが、ちょっと行けそうにありません。そこで温泉ネタでも書いてみます。

一般に温泉地長期間滞在して疾病の温泉療養を行う事を湯治(とうじ)と言います。湯治は医療や衛生に関する知識や技術が未発達だった古代から行われていたと想像されます。伝聞された効能により温泉への入浴飲泉により病気や骨折、刀傷などによる身体機能回復が試みられていた事は想像にたやすいです。

湯治の文字が初めて見られる書物は藤原頼長(ふじわらのよりなが。1120〜1156)の『台記(たいき)』です。これは1136年(保延二年)〜1155年(久寿二年)まで19年間にわたる日記で、自筆原本は散失しています。

1147年(久安三年)ニ月十一日の条には「今日から湯治を始める。一日ニ度の入浴とする。風邪を防止するためである」とあります。しかし、二月十六日の条に「潮湯を始める」とあり、温泉湯治はではなく、水と潮湯(海水を沸かしたものに入るか蒸し風呂)に入るものであったと考えられています。

温泉による最初の湯治は、鎌倉時代初期の第82代天皇の後鳥羽上皇(ごとばじょうこう。1180〜1239)の勅命による勅撰和歌集である『新古今和歌集(しんこきんわかしゅう)』です。これは1205年(元久ニ年)の選者で鎌倉時代の公家で高名な歌人である藤原定家(ふじわらのさだいえ。1162〜1241)の『名月記(めいげつき)』(1180年(治承四年)〜1235年(嘉禎元年)までの56年間にわたり克明に記録した日記)に出て来ます。

1226年(嘉永二年)七月ニ日の条に「毎度木崎湯治」という言葉が出てきます。鎌倉時代前期の公卿であった「藤原範基(ふじわらののりもと。1179〜1226)が飲水の病(房事過多酒飲過多で濃味を好み糖尿病と思われる病気)のために木崎(現在の兵庫県・豊岡市・城崎町にある城崎温泉)にて湯治をしたが完治せず、そこで逝去したと記されています。   つづく・・・

<関連記事>
・湯治 2
・クナイプ療法 1〜6
・風呂のルーツ
・入浴のススメ 3
・血圧と入浴 1・2
・温度差 心筋梗塞 1・2
・冷え症に氷!? 1・2
・タイ伝統医療 ハーブサウナ療法
・仏教と施浴 1〜4
・鍼灸と仏教 1〜10

| 入浴・デトックス | 09:06 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
  • 1/3PAGES
  • >>