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タイマッサージ ギネス記録

おはようございます。日中はまだまだ暑いですが風は秋風〜。
来週にはお彼岸です。暑いのももうひと踏ん張りです。

さて、タイと言えば微笑みの国。仏教国ですね。トムヤムクンに代表されるタイ料理って美味しいですよね〜。そして、タイといえばタイマッサージ

タイの首都バンコクでは、2012年8月30日にタイマッサージのギネス世界記録更新を目指し、インラック首相による合図とともに優雅な音楽をバックに、一斉にタイマッサージのマッサージ師641人が肩や背中などにマッサージを施し、12分間のマッサージで参加者1282人のタイマッサージの最多人数記録を樹立しギネス記録に認定されています。

タイ政府は寺院遺跡などと並ぶ観光の目玉としてタイマッサージを世界にPRしていきたいとしています。日本指圧も世界中で「SHIATSU」と表記され呼ばれていますから負けてられません。

医学誌『Science Translational Medicine』には、カナダマクマスター大学の神経筋・神経代謝疾患部門の研究チームは若い男性11人に疲れ果てるまでおよそ70分間エクササイズをさせ、短い休憩の後に片方の脚にだけ10分間マッサージを行い、その後に被験者の両脚から細胞サンプルを取って分析しました。

その結果、マッサージを受けた筋肉には大きな変化が見られ、細胞の中のエネルギーを作り出しミトコンドリア増加するとともに筋肉の炎症減少していたというのです。ミトコンドリアの増加は耐久性エクササイズの中心的な効果で、耐久性のエクササイズの後にマッサージを受けると、エクササイズの効果を高められる可能性があるようです。しかし、この研究ではエクササイズ中に筋肉で生じる乳酸がマッサージによって減る事を示す証拠は見つからなかったようです。

また、米医学誌『Annals of Internal Medicine』(内科年報)に掲載された慢性的な腰痛を持つ20〜65歳の約400人を対象に行われた研究では、マッサージ治療を10週間受けると、薬物治療エクササイズよりも痛み軽減し、その効果は6ヶ月間持続した事が示されています。

適切なエクササイズの後のマッサージは更に良い効果があるという研究成果は、
筋肉痛の緩和痛みの軽減以外にも健康増進にも良いようです。上手なマッサージ師さんに揉まれると寝ちゃいますね。確かに優れた技術を持つ整体師もいますが、按摩・マッサージ・指圧国家資格ですから医学的な知識も充実しています。

身体を任すからには宣伝文句やクチコミ、価格だけでは選べませんね。てんゆ堂は鍼灸院ですから、マッサージだけという施術は致しません。あしからず。    〆

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タイ伝統医学 「トーク・セン」
おはようございます。7月に入り世間は節電モードです。
節電にも限界があるので暇を見ては打ち水しています。

さて、タイ伝統医学にはタイマッサージ以外にもハーブ療法のサムンプライハーブボールなどがあります。今日はタイ伝統医学の中でもトーク・センでの話です。これはもともとはタイ北部ランプーン王朝時代に誕生したと言われるタイ北部の伝統医療のひとつです。

タイ北部のチェンマイラオスなどでごく少数の方が継承している伝統療法で、何世代にも渡って師匠から弟子へ、父から子へと口伝により伝承されました。長い歴史の中で人々の経験により守られてきたものです。まさしく伝統医療です。

トーク・センの「トーク」は叩く、「セン」はエネルギーラインという意味です。トーク・センに必要な道具は小槌と杭です。小槌マーイトーク・センと呼ばれ特別な物です。このマーイトーク・センは必ず雷に撃たれた木でなければならないのです。この事で小槌に聖なる力が宿り身体の痛みを取り去ると信じられているようです。この辺は世界中の伝統医学の底辺に流れている宗教とかスピリチャルな部分では共通した感覚がありますね。

トーク・センは別名小槌マッサージと呼ばれ、小槌で生体エネルギーのプラーナの通り道のセン上を治療点とします。東洋医学でいう経絡と、「ジュ」と呼ばれる東洋医学でいう経穴(ツボ)に小槌で微弱刺激の全身マッサージを行ない血行を改善したりしてコリなどをほぐす訳です。日本鍼灸独自の打鍼(だしん)に一番近い概念かもしれません。

通常のマッサージでは十分にコリを取れない場合がありますが、トーク・センは筋肉の緊張が強い筋肉や腱を叩き、筋肉の緊張をほぐし腱も緩ませるので関節痛にも効果があります。

また、全身の血流がよくなり身体がポカポカとしてきます。さらにトーク・センの独特な響きリズムカルな音の連続が独特のほどよい刺激となり、精神をリラックスさせる効果が優れているのも特徴でしょう。

トーク・センを行う場合、タイのハーブ療法を加味し、フラワーエッセンスクリームオイルを使う所もあります。トーク・センとの相乗効果で心地よいアロマの香りとエッセンスがより深く浸透します。そしてトーク・センの施術後にタイマッサージで揉まれてストレッチされ骨格調整されれば、かなりのすっきり感です。

トーク・センを専門的に教える所は現地のタイでもほとんどなく、教えていただける先生も地方にいるので探すのも難しいようです。日本タイマッサージ協会では5日間でトーク・センの技術が学べる講座を設けているようです。

タイマッサージ以外にも按摩・指圧・マッサージ、整体・カイロプラクチィックなどの手技療法補助テクニックとしてトーク・センを取り入れるのも目新しいかも!!嗚呼〜、またタイに行きたくなって来た〜。   〆

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タイ伝統医療 ハーブサウナ療法

おはようございます。最近、てんゆ堂に来院する患者さんの周辺では、
風邪が長引いている方が多いです。をかいたまま放置した冷えが原因では!?

さて、タイにはサムンプライというタイ伝統の薬物療法があります。サムンプライは植物、動物、鉱物から成ります。タイのハーブ療法の起源はチベットです。チベット密教の僧侶の疲労回復や、傷ついた兵士の治療、内臓疾患の治療産後の女性の筋肉痛の緩和を目的として、利用されてきました。

その後、チベットからインド、中国、タイなどへ分かれて、それらのハーブ療法が伝承され現代に受け継がれています。タイ料理にもパクチー、レモングラス、ジンジャーなどの様々なハーブや香辛料が使われるので、タイの女性には女性特有の婦人科疾患の不調や更年期障害などがとても少ない傾向があるようです。ハーブ・バンザイ!!

タイのサムンプライには日本漢方薬のような煎じ薬もありますし、油で抽出した薬効成分のある軟膏を塗布したり擦り込む方法もあります。

そして、薬草を詰めたハーブボールを蒸し、東洋医学で言う経絡に似た「セン」や、ツボである「ジュ」に蒸したハーブボール押圧していくハーブボール・セラピーがあります。ハーブボール・セラピーの歴史は実は浅く、もともと風呂やハーブテントなどのサウナなどで使用されていました。

ハーブサウナ療法はタイ独特の各種の薬草などを症状により組み合わせを変え、それらをもしくは土鍋に入れ煎じ、サウナの中で蒸気で蒸された各種のハーブの薬効成分が、皮膚から経皮吸収され肌に潤いを与えたり、呼吸から体内にも取り入れると薬効成分が身体に直接働きかけ、病気治療病気回復に役立ち治療効果がある伝統療法です。

テントの中で行うので熱が血行促進し、血液やリンパの流れを改善し、新陳代謝を上げ老廃物を排泄するので減量にも一役買います。また、身体の凝りや痛みを改善するだけでなく、風邪の症状や、アレルギー症状を緩和し、麻痺などの症状にも効果を発揮するようです。

芳香浴ですから自律神経を調整してくれ穏やかな気分にしてくれます。ハーブサウナ療法が不適応の場合もあります。高熱時および頭痛の時やめまい吐き気がある場合、結核などの伝染病に罹患している場合もNGです。外傷が化膿している場合や、高血圧、妊娠中、10歳未満の小児もNG。食後の満腹時や飲酒時も当然避けましょう。

世界中にハーブサウナ療法があります。サウナの発祥は1500年前のフィンランドと言われています。フィンランドでは3人に1人はサウナを持っていると言われています。一家に1台。日本のお風呂と同じような概念でしょうか。

フィンランドのサウナでは白樺の若枝を束ねて作ったヴァスタを水に浸し、それで身体を叩きます。白樺からオイルが出て身体をきれいにしてくれますし、新陳代謝をよくしてくれます。これもサウナ+ハーブです。アジアではちょっと違いますが韓国ヨモギ蒸しがあります。

サウナなどに入る時は水分補給をしっかりしましょう。よく男性でサウナ入浴後の冷えたビールを満喫するために水分補給を著しく我慢する方がいます。水分が少なくなりドロドロになった血液は血栓を作りやすいのです。心臓の血管を塞げば心筋梗塞ですし、脳に飛べば脳塞栓を起こしかねません。

かつて、歌手の西城秀樹さんダイエットのためにサウナを使って、脳梗塞を起こした事や、サウナ好きの長嶋監督が脳梗塞で倒れ片側麻痺後遺症で残っています。行き過ぎた健康法は害でしかありません。何事も程々に楽しくやるのがイイんですね〜。  〆

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タイ・ハーブ療法 「ハーブボール」 6

おはようございます。毎日蒸し暑い日が続いています。ついついシャワー
で済ませそうですが、こんな時程バスタブに浸かって軽く汗をかくとイイですね。

さて、ハーブボール・セラピーだけでも十分満足ですが、古来インドに伝わる若返り法アビャンガの併用もイイ。タイ伝統医学インドの影響が濃いので、古代インドの医術であるアーユルヴェーダも取り入れるのは理に適っています。アーユルヴェーダの古典書にもあるように体内毒素を排出させる、デトックス不老長生法とも言われています。

このアビャンガでは温かい専用のゴマ油を全身に塗り込んで、ゴマ油の有効成分を体内に浸透させホットパックなどで全身を温めて発汗とともに体内に溜まっている毒素を体外へ排出させます。全身の疲労感、不眠症、脳梗塞後遺症による片麻痺加齢現象などに悩む方々に効果があり、オイルを塗られていく感触が心と身体をリフレッシュさせていきます。

バンコクのハーブボール・セラピー施術者は女性がほとんどです。ハーブボール・セラピーの締めはタイマッサージお得意のアクロバティックな骨格矯正です。最後に謎のお茶が出されるのが通常のコースです。そうそう、場所によってはハーブボール・セラピーの最初に軽く、タイマッサージでほぐす場合もあります。

これで1.5〜2時間コース。バンコクでは1200〜1500円。ツーリスト価格では350〜400バーツが底値でしょうか!?そして、お腹空いて屋台で乾杯!! バンコクの夜は更けて行くのでした。

ハーブボールはバンコクでは1ヶ120バーツ位。これで5回施術できると現地の施術者は言ってましたが・・・ ハーブボールは香りがしなくなるまで使えるようです。使用後は十分に冷まして洗わずにビニールなどの入れて、冷蔵庫に保管します。出来れば乾燥させるとイイです。ご家庭では一度使った後に入浴剤として使うのもアリです。

各国に存在する伝統医療。女性の鍼灸師さんなどで美容鍼を行う方などは、ハーブボールとハーブボール専用スチーマーがあれば、取り入れやすいので一考に値するイイ療法かもしれないです。ハーブボール・セラピーをご紹介させて頂きましたが、てんゆ堂では行っておりません。あしからず。     〆

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タイ・ハーブ療法 「ハーブボール」 5

おはようございます。東日本大震災が起き100日経ちました。
色々な意味で一区切りですが、気持ちはそんな単純には割り切れません。

さて、ハーブボール・セラピーのやり方の続きです。最初に数種類のハーブが溶け出したフットバスに足をつけ、身体を温めてからスタートです。そして、約15〜20分で蒸しあがり、放香がするハーブボールを取り出し足底から順次上部に当てていきます。

できればセンを意識して!! 鍼灸師さんなら経絡を意識して行うのも面白いかも!? 蒸し上がりの時点のハーブボールは高温です。かなり熱いので火傷をさせないように要注意です。熱いうちは軽く叩くような動作で行うと火傷しにくくなります。初心者は特に患者さんに温度感覚を聞きながら行いましょう。

適温になってきたら強く押し付けたり、ボールを使って回したり、揉むようにして施術します。 勿論、痛みがある患部にも当てますし、センの滞っている部位を重点的に施術するのもOKです。温度が下がってきたら代え用のもうひとつに交換します。

温かくなったハーブボールの心地良い温度と押圧、そして芳香+マッサージ。至極の気持ち良さです。仰向けでスタート。足底〜下腿+大腿(特に陰経重視)。センの主要な10本のラインの内6本は下肢を走行しています。足底を十分に施術し足首〜膝の下腿。内外側のラインをしっかりと・・・ そして、大腿も同様にパーツ各に分けて施術していきます。

次いで手掌〜上肢。さらに下腹部から正中線の任脈を重視し、腹部は優しく時計回りに。胸骨も心地よく施術されるととろけます。仰向けのまま頭部〜フェイスのトリートメント。頭頂部から額に向かって顎のラインに沿って施術します。小さいハーブボールで行う場合もあります。

心地よい圧と温度そしてハーブの香りで心も身体もほぐれて行きます。うつぶせになったら仙骨から脊椎へと施術します。婦人科疾患のある方は下腹部と仙骨部は重点的に!! 最後に座った姿勢で肩と頚部と頭部。これまたとろけます。    つづく・・・

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タイ・ハーブ療法 「ハーブボール」 4

おはようございます。昨日は月イチの勉強会に出席してきました。
今月は鍼灸学会が目白押し。刺絡学会は今年は震災で中止です。

さて、ハーブボール・セラピーは、タイ・ハーブ療法であるサムンプライの代表的な療法のひとつです。薬草などをソフトボール大に布で包んで、ハーブボール(プラコップ)を作ります。10〜20種類の乾燥ハーブをブレンドして使います。

ハーブボール・セラピーの効果や効能は!? 蒸したハーブボールで身体を押圧したり叩打したり、東洋医学でいう経絡であるセンツボであるジュに押し当て、刺激を与えたりしながら薬草などのエキスを皮膚に浸透させます。マッサージも兼ねるので心地よい皮膚刺激作用、温熱作用、芳香作用、薬効作用・・・ 

具体的には、筋肉をほぐすので筋肉痛、肩こり腰痛などの改善、血行促進するので凝りや痛みを緩和し、関節の動きをスムーズにしてくれます。また、血液やリンパの流れを促進する事で代謝促進、筋肉や関節の炎症による腫れを緩和します。さらに皮膚に潤いを与える美肌効果、リッラクス効果などが期待できるのです。   

お待ちかね。ハーブボール・セラピーのやり方です。タイのハーブボール・セラピーは一部で治療目的で用いられてますが、日本ではハーブボール・セラピーは治療目的ではなく、リラクゼーションを目的として行っています。効能や効果をうたうと薬事法医師法に抵触する可能性があるのです。日本では医療とは認められていません。

効能などはうたえませんからリラクゼーションの域を脱しません。その辺の法規上の事は上手に対処してやって下さい。
ハーブボール・セラピーは厳密に言えば色々な理論がありますが、ここでは気持ちE〜。落ち着く〜。リラックス〜に無理やり重点を置きます。

まず、ハーブボール(プラコップ)を最低でも2ヶ用意します。そして、ハーブボールを蒸すので蒸し器を用意します。タイではコンセントに差し込んで使用できる蒸し器があり使っていました。ちょっとしたスーパーにも置いている程蒸し器はポピュラーです。水を入れた状態の時にハーブボールも蒸し器に入れて、約15〜20分で蒸し上がりです。

簡便にハーブボールを濡らして、電子レンジで温める方法もありますが、熱が保持されないのでお勧めできません。どうしてもいう時はハーブボールを濡らしラップで包んで30秒〜60秒。通常の場合はハーブボールを2ヶとも蒸し器に入れて蒸します。何故2ついるかは、温度が下がったハーブボールを交換して時間を有効に使うためです。いちいち待ってたら身体も冷えちゃいます。    つづく・・・

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タイ・ハーブ療法 「ハーブボール」 3

おはようございます。ベビーフットという足のピーリングを自宅で、
してみました。3日経過したらちょっと痒くて皮膚が剥けてきました。

さて、ハーブボール・セラピーは、タイ・ハーブ療法であるサムンプライの代表的な療法のひとつです。 薬草などをソフトボール大に布で包んで、ハーブボールを作ります。これをタイ語プラコップ。この中身はどのようなハーブが配合されているのでしょう。

ハーブボールに使われる代表的なハーブと効能です。プライは和名はボンツクショウガという生姜の一種です。漢方生薬でいう生姜(しょうきょう)は日本でもお馴染みです。身体を温め血行を良くするので筋肉疲労感冒初期の悪寒の解消、発汗鎮痛消炎、捻挫・脱臼の痛みなどの状況を軽減をします。また、ガスの排泄、便秘改善生理不順などの婦人科疾患を改善します。

みかんの皮は漢方生薬でいう陳皮(ちんぴ)です。こぶみかん(マクルート)が多く用いられます。身体を温める作用、疲れた肌を整え血行促進、筋肉のこりと痛みを和らげ、呼吸を整えるリラックス効果があります。
  
ウコンはタイ語でカミンチャン。ウコンはカレーの黄色成分でもある言わずとも知れたターメリックです。胆汁分泌促進作用抗菌作用で肌を健康にし、皮膚につやを与え、肌の血色を良くし保湿作用があります。また筋肉痛や関節痛も緩和。
 
ぶみかんの葉はタイ語でマクルート。漢方生薬でいう橘葉(くつよう)です。血行促進、不安・ストレス・不眠などの緩和、リラックス効果などです。また疲れた肌を整えます。

レモングラスはタイ語でタクライ。イネ科オガルカヤ属の多年草。アジア料理およびカリブ料理で、よく使用されるハーブです。タイを代表する世界三大海鮮スープのひとつトムヤムクンの主要な材料です。血行促進、利尿作用、風邪予防、筋肉痛緩和、消臭効果、殺菌作用、リラックス効果、デオドラント効果あり。また頭痛、めまい、二日酔いに良い。
 
タマリンドの葉はマメ科(クロンキスト体系の分類ではジャケツイバラ科)タマリンド属の常緑高木の葉です。トロピカルフルーツの一種です。タイでは生で食べる事もありますが、成熟してジャム状にした果肉にはコクのある酸味があり調味料として酸味付けに用いたりもします。

強壮、体内ガス排出、収斂作用があり鼻づまり・咳などに効果があります。ハーブの浸透促進、AHA(角質や毛穴のごみを取る)が高く含まれ、肌の輝きが増し滑らかな肌になります。

その他、ハーブボールの中に調合するサムンプライは、ウォーターグラス、ショウノウ、冷却作用があり肌の活性化によく、毛穴の汚れを落としてくれるカンファー、胃腸の働き促進しリラックス効果があるシナモン・セッジである菖蒲(ばしょう)、皮膚につやを与え抗菌作用があるガジュツはエネルギーを高めます。

皮膚アレルギーの緩和するコウリョウキョウアカシアの葉は関節痛や外傷の治癒促進、フケ止め、消痰、浄血作用・・・ アコラス・カラマスは筋肉をほぐし疲れた関節を緩和します。また殺菌作用に優れています。タコノキ(パンダナス)は甘い香りがし、スキンケアによく用いられます。バウヒニアの葉は関節の疲れを和らげ、保湿力に優れ乾燥肌にグッドです。

一般的にハーブボールには10種類以上が配合されます。加熱し蒸すので揮発するオイルを含むものが中心です。市販のティーバックなどを使い簡易オリジナルハーブボールもイイ。ラベンダー、ローズ、カモミール、ローズマリー、ペパーミントなどのドライハーブのティーバックを数種類合わせて紐で結んでまとめてみましょう。

お好みのハーブを2枚に重ねのお茶バックに隙間がないように詰め、紐などでグルグル巻きにし中身がしっかりと詰まったボール状態を作り、水で十分濡らした後、ラップで包み電子レンジで30〜60秒温めます。

ラップを外し、さらにハンカチなどで包んでから、顔に軽く押し当てたりパッティングの要領でマッサージしてみましょう。天然塩を入れたり日本茶の葉を入れてみるのもイイ。勿論、フレッシュハーブを使うのも素敵です。   つづく・・・

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タイ・ハーブ療法 「ハーブボール」 2

おはようございます。栃木県・真岡市長蓮寺ビワの葉灸で有名。
そこの棒灸を送って頂いたのですが、梵字入りで何か効きそう〜。

さて、ハーブボール(プラコップ)はタイ・ハーブ療法のサムンプライの代表的な療法のひとつです。その起源はチベットと言われています。チベット仏教の僧侶の疲労回復、負傷兵士の治療、内科疾患治療、産後の女性の筋肉痛の緩和を目的として利用されてきたようです。

その後、チベットからインド、中国、タイへと三方に分かれて伝播し、それらのハーブというか薬物療法が伝承され現代に受け継がれ息づいています。タイのハーブは主に食物を始め外傷治療内臓疾患の治療、芳香による癒しとして生活全般に深く取り入れられてきました。

スコータイ王朝(1238〜1438)よりアユタヤ王朝(1351〜1767)を経て現在までおよそ860年間の歴史あるタイのハーブ療法や、タイマッサージが国立病院などで現代人の自然療法志向とマッチし、広く取り入れられています。

ハーブボール・セラピーは、タイの国立・私立病院では産後ケアとしても採用されています。貴重なハーブ療法を世界の人々に広げるために、1996年に発足したドイサムサブプロジェクトにより、ハーブボールは世界中のスパエステ医療機関などで使用され広まりつつあります。

ハーブボールは各種のサムンプライである薬草などをソムットターンや症状により組み合わせを変え、ソフトボール大に布で包んでハーブボールを作ります。これは正式にはプラコップと言うようです。

ハーブボールを蒸しセン(経絡)に沿って押圧していったり、患部に当てていく療法です。ーブボール・マッサージハーブボール・セラピーといいます。薬物療法+タイ・マッサージというスペシャルメニューで患部の痛みをとったり、腫れを緩和する目的で使用されます。

筋肉疲労の緩和を促進するだけでなく、サムンプライのハーブの香りが効果をさらに発揮されるので、日本ではエステのひとつのメニューしても人気です。   つづく・・・

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| 伝統医学(諸外国) | 09:08 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
タイ・ハーブ療法 「ハーブボール」 1

おはようございます。一時期体重が急上昇。コレはいかんと奮起。
運動食事内容の見直し体重を5kg減らせました。涙ぐましい〜。

さて、タイ伝統医学は今からおよそ2500年前インドが起源とされ、その後、地理的にも近い中国からも影響を受けたようです。タイ伝統医学の理論は、インドでいうプラーナや東洋医学でいうと呼ばれるエネルギーが通っている経路であるセンという概念があります。

このセンは東洋医学の経絡(けいらく)が通る道と多くが重なります。そしてジュと呼ばれるセンの上にある点は東洋医学でいう経穴(ツボ)と呼応します。タイ伝統医学も日本の鍼灸も東洋思想を底辺に置く兄弟みたいなものです。また古来タイ伝統医学の医師は症状により様々な治療法を試みてきました。タイ・マッサージである身体にも押圧、ひねる、牽引、軽い叩打法・・・

さらに、タイにはサムンプライというタイ伝統の薬物療法があり、サムンプライは植物、動物、鉱物から成ります。日本の漢方薬のような煎じ薬もありますし、油で抽出した薬効成分のある軟膏を塗布したり擦り込む方法もあります。

また、南国タイ独特の各種の薬草などを症状により組み合わせを変え、それらを釜もしくは土鍋に入れ煎じ、サウナの中で薬効成分の含まれた蒸気を皮膚から吸収したり呼吸から体内にも取り入れたりと、病気治療や回復に用いるハーブサウナがあります。
韓国ヨモギ蒸しに似ています。

そして、タイ語でプラコップと呼ばれている、タイ・ハーブ療法のサムンプライタイマッサージであるハーブボール・セラピーがあります。   つづく・・・

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タイ・ハーブ療法 「サムンプライ」 2

おはようございます。最近、左足のかかとが痛い。
多分フクラハギのストレッチをし過ぎての踵痛です。

さて、タイ・ハーブ療法であるサムンプライは、単独で用いられる事はなく、漢方薬のように数種類の薬草などが、調合され使用されます。使用される薬草の多くが以下の3つに分類され用いられています。

温かい風味や香りのサムンプライの風(タート・ロム)の要素からくる疾病に効果的です。タート・ロムは風の要素で動く事ができる軽い性質を持つものです。東洋医学での経絡の概念に近いです。風が構成する6つの動作に関わる病気です。

頭からつま先へ流れる風(動き)、つま先から頭へ流れる風、お腹の中を流れる風、胃や腸の中を流れる風、血液の中を流れる風(東洋医学での営気(えいき))、呼吸の6つです

涼しい風味や香りのサムンプライの火(タート・ファイ)の要素からくる疾病に効果的です。タート・ファイは火の要素で燃焼して熱を発生させる性質を持つものです。東洋医学での火の要素より狭義というか直接的な意味合いです。火が構成する4つの熱で、体温の火(熱)、高熱(身体の火照り)の火、成長または老化させる火、消化のための火の4つに関わる病気です。

穏やかな風味や香りのサムンプライの水(タート・ナーム)の要素からくる疾病に効果的です。タート・ナームは水の要素で流れたり浸透したりする性質を持つものです。東洋医学での水である津液(しんえき)の概念に近いでしょうか!? 水が構成する12の体液で血液、汗、胆汁、、膿、涙、リンパ液、脂肪、唾液、尿、鼻水、滑液の12ヶに関わる病気です。

薬性ではなく香りに重点が置かれているのがタイ式の薬物療法です。温かい気候や風土だからでしょうか!?   〆

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