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痺証 2

おはようございます。今日、12月8日はジョンレノン命日です。
NYのセントラルパークイマジンサークルには献花と蝋燭と歌が集います。

さて、「痺証(ヒショウ)」のお話の続きです。
」は訓読みで「しびれ」です。
「痺証」とは風・湿・寒などの外邪が身体を侵入し経絡の閉阻し、
気血の運行を滞らせます。筋肉痛、関節痛、しびれ、重だるさ、
関節の屈伸障害、関節腫大、熱感
などが発生する病証です。
それぞれ外邪によりしびれ病態に特徴があります。
「痺証」は「風痺(フウヒ)」=「行痺(ギョウヒ)」、
「寒痺(カンピ)」=「痛痺(シッピ)」、「湿痺」=「着痺(チャクヒ)」、
そして「熱痺(ネッピ)」と「尫痺(オウヒ)」に分類されていますが、
特に多く臨床で診られる風・寒・湿邪による「痺証」を診ていきましょう。

東洋医学では外環境に由来する邪気を外邪と呼び6つに分けています。
風・暑・湿・燥・寒・火です。とりあえず風・寒・湿邪に話を絞ります。
真冬に長時間外で風に吹かれて神経痛になった事はありませんか!?
また梅雨寒な中を外出し雨に濡れて膝や腰が痛くなったの事ありませんか!?
更に夏にクーラーをガンガン付けて扇風機を浴びて昼寝して、
肩などの関節痛などを起こした事はありませんか!?
これらは風・寒・湿邪が人体に侵入した事で起こったのです。

●「行痺(ギョウヒ)」(風痺(フウヒ))
 「風邪(フウジャ)」が経絡に入り気の疏通を傷害し、関節痛
 や筋肉痛などの疼痛部位が定着せず遊走性疼痛
 
が特徴の病証です。「走注」とも呼ばれる事があります。
 「風邪」は風の性質があるので遊走性のしびれ痛みとなります。
 遊走性とはあちこちの関節に関節痛が出るという事です。
 また、関節の屈伸障害筋肉痛も診られます。
 特に上背部、肩〜肘〜手に現れやすいです。
 風邪は感冒初期にも多く関わるので悪寒、発熱、頭痛などの症状を伴います。
 脈象は「浮弦」などが診られます。
 鍼灸での治療方針は入ってきた風邪を外に追い出し、同時に冷えと
 湿気を取り除き痛みを止めます。中医学では「疏風通絡、散寒除湿止痛
 「治風先治血、血行風自滅」の原則により「活血調血」として、
 「血海」や「膈兪」が選穴され、感冒初期太陽病に対し、
 「大椎」、「風門」、「風池」・・・ その他、関節痛がある
 周囲の経穴を選穴し治療していきます。風邪だけならイイのですが、
 これに寒邪が絡んでくるとしつこい痛みで経過も長引きます。 つづく・・・

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