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痺証 3

おはようございます。今季初のがTOKYOにも降って来ました。
底冷えもしますから来院の方は足元を気をつけて下さいませ。

さて、「痺証(ヒショウ)」のお話の続きです。
「痺証」とは風・湿・寒などの外邪が身体を侵入し経絡の閉阻し、
気血の運行を滞らせます。筋肉痛、関節痛、しびれ、
重だるさ、関節の屈伸障害、関節腫大、熱感
・・・
それぞれ外邪によりしびれ病態に特徴があります。
今日は「寒痺(カンピ)」=「痛痺(ツウヒ)」、「湿痺(シッピ)」=「着痺(チャクヒ)」です。

●「痛痺(ツウヒ)」(寒痺(カンピ))
 「寒邪(カンジャ)」により経絡が凝滞し「気」が巡らなくなり強い疼痛を生じ、
 著しくこわばりと冷えが目立ちます。 寒いと身体も固まります。
 当然血液循環も低下し、「ヒスタミン」などの発痛物質が停滞し、
 強い疼痛となります。関節激痛刺すような痛みが出ます。
 そして固定性疼痛いつも同じ部位が痛いです。
 関節の屈伸障害も起こり、寒がり手足の冷感もあります。
 更に寒冷刺激により増悪します。つまり冷えると痛みが増します
 その代わり温めると痛みは軽減します。お風呂に入って楽になるや、
 温めて楽になるズ〜と続いている関節痛は寒邪が影響しています。
 脈象は「弦緊」などが診られます。
 鍼灸での治療方針は経絡を温ためて冷えをとり、同時に風邪と湿邪
 を取り除き痛みを和らげます。中医学では「温経散寒、疏風除湿止痛
 「温補陽気・去寒外出」として「腎兪」、「命門」、「関元」などを用います。
 「関元」や「命門」に温灸などで施灸するとイイでしょう。
 そして「腎兪」に「灸頭鍼」などもイイでしょう。
 生活の中では入浴バスタブの中で軽い関節の曲げ伸ばしを!!
 
●「着痺(チャクヒ)」(湿痺(シッピ))
 「湿邪(シツジャ)」が経絡を阻滞し気血を不通にし重だるい痛みを生じます。
 常に同じ部位の筋肉痛・関節痛があり、四肢が重だるい疼痛
 が特徴です。また軽い浮腫関節腫脹、時に「麻木感」(しびれ)を伴います。
 更に雨天、低気圧などで痛みが増悪します。
 脈象は「」などが診られ、舌診では「白膩苔(ハクジタイ)」も診られます。
 鍼灸での治療方針は湿気を取り除き経絡の流れを良くし、
 同時に風邪と冷えを取り除き痛みを緩和する方法が取られます。
 中医学では「除湿通絡、疏風散寒」となります。
 「健脾除湿」として「陰陵泉」や「足三里」。
 はたまた「豊隆」などの経穴が選穴されます。
 その他、関節痛などがある周囲の経穴を選穴し治療していきます。
 気圧の変化は自律神経に影響を与えるのはご存知の通りです。
 圧倒的に女性は気圧の変化に敏感です。
 低気圧では副交感神経優位になりますから、
 自ずとリラックスモードでグダグダしがちです。    つづく・・・

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