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心停止の前触れ

おはようございます。先週末からセミの鳴き声が
響き始めました。青空・入道雲・蝉は夏の風物詩です。

さて、心筋梗塞などで、突然心停止となった人のうち、6割の人が倒れる前に「胸の痛み」や「息苦しさ」などを、感じていたり、訴えたりしていたという調査結果を京都大学などの研究グループが2016年に発表しています。

この調査は京都大学大阪市消防局の研究グループが行ったもので倒れるところを目撃され救急車で搬送された18歳以上のケースについて詳しく分析しました。その結果、心筋梗塞など心臓の病気が原因で心停止となった1042人のうち61.8%の644人が、倒れる前に何らかの症状を感じたり、訴えたりしていたことが分かりました。具体的には息苦しさを感じた人が27.6%胸痛を感じた人が20.7%、一時的に気を失った人が12.7%などとなっています。また、前触れ症状があった人の40.2%は、倒れる3分以上前に、これらの症状を経験していました。研究グループの西山知佳さんは、「1分でも早く病院で処置を始めたら、救命率が高くなるので『胸の痛み』や『息切れ』といった心停止を疑わせる症状があったときには、すぐに救急車を呼んで病院に行ってほしい」と話しています。

国立循環器病研究センターは2005年から4年間に国内で救急車搬送された心停止の症例約196,000件を解析し、12月から翌2月までの3ヶ月間は年間の31%でしたが、6月からの3ヶ月間では21%だったのです。心筋梗塞の中で最も症状が重い心停止冬期に多いとしています。そして冬期の心筋梗塞による心停止の発生件数は夏期に比べ50%増としています。冬期は屋内外の温度差が大きく心臓への負担が増す為に防寒対策を呼びかけています。

AED自動体外式除細動器)は心臓に電気ショックを与え心室細動を取り除く装置です。以前は医療従事者しか使えなかったのですが、2004年に一般人の使用が認められ、医療機関の他、駅、学校、店舗などの大きな施設公共施設に置かれています。総務省・消防庁の調査では心肺停止の人に、一般市民がAEDを使った場合、1ヶ月後生存率42.5%。行わなかった場合の9.7%。AEDの使用で4倍以上の高い救命効果を発揮しています。日本救急医療財団の登録情報では、AEDは全国では約10万ヶ所に設置されています。 〆

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