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認知の歪み 6

おはようございます。今日はお昼頃にかけて暴風雨の予報です。
ご予約の方は足元が悪いので・・・ 今週は自然現象に振り回された〜。

さて、デビット・D・バーンズ博士が1970年代に「認知行動療法」を確立しています。バーンズ博士は「認知の歪み10パターン」を示しています。

9.レッテル貼り labeling and mislabeling
根拠もないのにネガティブなレッテルを貼ってしまうことです。自分や他人に対して固定的で包括的なレッテルを貼り否定的結論を出す思考です。「一般化のしすぎ」がより極端になったケースです。例えば1つの失敗をしただけなのに「あいつは無能人間だ」と決め付けたり、なかなか結婚相手が見つからない自分に対し「私は負け犬だ」と悪いレッテルを貼ってしまうような思考です。ちょっとした失敗体験を元に、それが自分の本質であるかのように自らにレッテルを貼ります。ラベリングは大なり小なり皆していますが、「朝のパチンコばっかり言ってるあいつはクズだ」と必ず否定的攻撃的なレッテルを貼ります。

10.個人化 personalization
直接自分には関係のない良くない出来事が起こったときに、何でも自分のせいにして罪悪感を感じてしまう思考です。原因はすべて自分であり、また不吉なことが起きたときには諸悪の根源は自分だと思うのです。例えばチームの仕事が失敗しときに「私のせいだ」と自分だけの責任のように感じてしまったり、家事と仕事の両立に悩むワーキングマザーが「私の処理能力が低いからだ」と忙しさを自分の非のように感じたりする思考です。また「デートの日は決まって、いつも雨。私って雨女?」アナタが天気を左右するほど全能ではありません。全員同じ条件です。神様でもあるまいしアナタの影響やコントロールしていることなんて、ほんの些細なことです。ましてアナタが災いをおこす不吉な存在でない。直接関係のないことを何もかも自分に関連付けていたら要注意です。「自分のせいじゃなかったら、どんなことが考えられる?全く関係ないかもしれないよ・・・

米国の循環器系学者フリードマンローゼンマンが提唱する行動パターンにはタイプA、タイプB、タイプCがあります。タイプA感情表出という面では対極に位置するのがタイプCです。タイプBはこの中間の適応的にところに位置しています。タイプCのCは(Cancer)の頭文字です。タイプCは「私が我慢すれば丸く収まる」という自己犠牲を前提にした思考の行動パターンでがんになりやすい性格傾向です。

ここまで様々な認知の歪みのパターンをみて来ました。「認知」とはカンタンにいうと「物ごとに対する考え方や状況の捉え方です。あらゆる物事や状況に対し常に偏った「悲観的」で「否定的」な「認知の歪み」が歪んだ感情を生み、これが不合理な行動としてクセのようになり生活に支障が出てきます。そして認知の歪みによって生まれた感情や行動はさらなる歪みを生じさせます。これは歪んだスパイラルに陥れば「何て私はクズなんだ、ダメ人間だ」と落ち込んだり、「あいつが悪いんだ、あいつさえいなければ・・・」と攻撃的になり、その後には自己嫌悪に襲われます。自身の認知の歪みが自分をがんじがらめにして生き難くしているのです。 つづく・・・

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