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ヒトメタニューモウイルス 1

おはようございます。ここ数日、猛暑がキツイですね〜。
しっかり食べて、しっかり寝る。これしかありません。

さて、ヒトメタニューモウイルス(human metapneumo virus:hMPV)というウイルス名を聞いたことありますか!? 2001年オランダ急性呼吸器感染症の原因ウイルスとして発見されました。このウイルスは「SARS」と異なり、昔からヒトの間で流行してきた風邪のウイルスの一種で今までウイルスの同定ができませんでした。RSウィルスと似たような気道系の病因となります。実は小生も最近、hMPVの存在を知りました。

hMPVは気管支炎肺炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一種です。母親からの移行抗体が消失する生後6ヶ月くらいから感染が始まり、2歳までに50%10歳までにほぼ全員が感染します。1歳未満〜2歳くらいまでの間の乳児・幼児に感染する傾向があります。幼児の間で流行することが多いのですが、成人にも感染します。小児の呼吸器感染症の5〜10%、成人の呼吸器感染症の2〜4%を占めると考えられています。乳幼児のhMPV感染症はRSウイルス感染症とよく似ています。また、一度感染しても免疫がつかないので何度でも感染します。

重症例では喘息様気管支炎細気管支炎、肺炎などと診断されることが多いようです。再感染を繰り返し低出生体重児、骨髄移植、心臓・肺移植などの患者さんでは重症化しやすく、気管支喘息慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんの急性増悪にこのウイルスが関係しているとされています。脳炎、脳症も起こす可能性があるといわれています。 とくに乳幼児や高齢者では重症化することもあり注意が必要です。

hMPV感染症は1年中発症しますが、ピークは3〜6月です。インフルエンザが落ち着いてきたと思ったらhMPVが流行り出しています。春先〜梅雨までは要注意です。  つづく・・・

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