● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
    東洋医学からみた
    鍼灸治療法
    健康情報
    養生法などなど徒草に
荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
<< 江戸時代の避妊方法 3 | TOP | 江戸時代の避妊方法 5 >>
江戸時代の避妊方法 4

おはようございます。今年は例年になく暑いので夏バテが心配。
色々なものを
食べて適度に運動してよく寝る。これしかありません。

さて、
いつの時代も望まぬ妊娠は避けたいものです。望まぬ妊娠
をした場合、現代のような母体に安全な中絶法はなく、望まぬ妊娠
の代償はたいていは女が払っていました。『江戸時代にはピルなど
の避妊薬がなかった
』とされていますが実は色々とあったようです。

江戸時代の堕胎薬は「月水早流」(げっすいはやながし)、
朔日丸」(ついたちがん)「月浚」(つきさらえ)「月水散
自由丸」などが有名で江戸の町に出回っていました。これらは
通経薬であったが人々は避妊薬堕胎薬として買い求めました。
これらは避妊薬でありながら妊娠促進剤にもなる謎の薬です。
春画などでは裏長屋の共同便所の板壁や扉に『月水早流 代三百七十二文
朔日丸 代百文』などと印刷した引札が堂々と貼られています。
その横に『子を孕むこと妙なり、子を孕まぬこと妙なり』といった
言葉が書かれていたりします。

「月水早流」は1日3服を入れたで飲む粉薬でお値段は372文
(約7440円)と非常に高価でした。「朔日丸」は毎月の始めに飲めば
妊娠することがないという薬名で、今でいうピルのようなものでしょうか?
お値段は100文(約2000円)。「朔日で払うは月のとどこおり
持薬さと朔日丸を後家は飲み」という川柳も残っています。

またお風呂屋さんを舞台に庶民の生活を描いた『浮世風呂』などで知られる
人気作家の式亭三馬(しきていさんば。1776-1822)は薬屋をも営んで
いて避妊薬「天女丸」は看板商品でした。「天女丸」は避妊のほか
生理不順への効果や服用をやめればすぐに妊娠するなどさまざまな効果
を謳っていました。
「天女丸」という避妊薬を一服124文で売り出しています。
一両を10万円と単純換算して3100円です。いずれもよく売れたようです。

月水早流や朔日丸のくわしい成分などは不明危険な薬だったようです。
体調を崩し死亡した女性も少なくなかったに違いありません。
天女丸の成分も不明で本当に効果があったかどうか疑わしいです。

江戸時代は現代より“性”に対する考えが大らかだったといわれています。
当時の江戸では堕胎薬が珍しくなかったことがわかります。それだけ
夫婦間以外の男女の性交渉と望まぬ妊娠が多かったということです。
                つづく・・・
<関連記事>
・江戸時代の避妊方法 1
・江戸時代の避妊方法 2
・江戸時代の避妊方法 3
・江戸時代の避妊方法 5
・江戸時代の避妊方法 6
・「できちゃった婚」 白書 1〜3
・緊急避妊薬 「ノルレボ錠」 1・2
・緊急避妊薬 「モーニングアフターピル」
・ナイトライフ 1・2
・海外 人工妊娠中絶 1〜4
・性感染症 ピンポン感染
・カンジダ膣炎 1・2
・クラミジア 1〜3
・薬剤耐性 淋病 1〜3
・陰性エイズ・陰滋病
・日本 エイズの現状 1・2

| 婦人科 更年期障害 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.tenyudou.com/trackback/4224
トラックバック