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江戸時代の避妊方法 6

暑中お見舞い申し上げます。それにしても今夏の天候不順
ったらないですね。無理せず過ごすしかないようです。

さて、江戸時代には堕胎専門の医者がいました。「中条
女医者」と呼ばれていました。女性の医者という意味
ではなく婦人科専門の医者ということです。「中条流
とも呼ばれます。「間の悪さ中条の前二度通り」「中条で娘覚悟
の前を出し
」という川柳も残っています。中条の門をくぐるのは
未婚であればなおさら躊躇することでしょう。出入り口も裏から
入りやすいようにしてあったようです。手術の費用は300〜400文
7000〜8000円前後ですからさほど高額診療
ではない
です。

どのような治療が行われていたか詳細は不明ですが、
かなり強引な方法がとられ
母体を害することも多かった
ようです。また「中条丸」という中絶薬も当時よく知られて
いましたが、これは水銀
米粉を混ぜて丸めた錠剤です。
水銀はいわずとしれた毒物ですのでかなり
危険な薬です。

中条の常連がいて二度三度と繰り返す女性がいるようで、
中条へまた来やしたはしゃれたもの」「大つぶれだと
中条へ芸子いい
」という川柳もあります。大つぶれとは商売
上がったりといった意味です。母体を損ない健康に悪いし、
なによりも一つの生命を断つに罪深さを感じない女はいない
と思うのですが「転んだらいつでも来なと女医者」「中条は
腹をへらして飯を食い
」という川柳もあります。

こうした中絶三代将軍・徳川家光の治世である1667年(寛文七年)、
幕府は「
堕胎禁止令」を発布し禁じました。また、五代将軍・
綱吉の治世にも同様の禁止令出されました。しかし、中絶がなく
なることはなく堕胎医は
潜りの医者として需要に応え続けました。

性に大らかだった江戸時代にはさまざまな避妊法や堕胎法がありました。
いつの時代も
泣くのは女性です。女性側の負担がかなり大きかったようです。
               〆

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