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血液1滴→ガン13種早期発見 4

おはようございます。今年の日本伝統鍼灸学会金沢です。今日と明日開催です。来年は大阪・高槻での開催です。

さて、血液1滴ガン早期発見できたら・・・・ 国立がん研究センター(東京都)と検査技術を持つ東レなどは、ガン患者ら約4万人の保存血液から乳ガン、卵巣ガン、肺ガン、胃ガン、大腸ガン、食道ガン、前立腺ガン、肝臓ガン、胆道ガン、膵臓ガン、膀胱ガン、骨軟骨腫瘍、神経膠腫の13種類のガンでそれぞれ固有のマイクロRNAを特定しています。

新しい検査法ではガン細胞から血液中に分泌される遺伝子の働きを調節する微小物質のマイクロRNAを活用します。ガン細胞と正常な細胞ではマイクロRNAの種類が異なり、一定期間分解されません。これにより血液1滴でガンの病期(ステージ)が比較的早い「1期」を含め、すべてのガンで95%以上の確率で診断可能だというのです。乳ガンでは97%だったというのです。

ガンの早期発見する新しい検査法は、同センターの研究倫理審査委員会が2017年7月中旬に実施を許可。8月から臨床研究を始め、早ければ3年以内に国に事業化の申請を行う予定です。一度に複数の種類のガンを早期発見できる検査法はこれまでなく、人間ドックなどに導入されればガンによる死亡を減らせる可能性があります。

検査の普及と精度が向上して以前には見つかりにくかった微小ガンを発見する機会が増えています。また、一口にガンと言っても種類は多岐に渡り、月単位で大きくなっていくものもあればしばらく何もせず様子をみていてもあまり変化しないガンもあります。微小な甲状腺ガンや前立腺ガンは数年という時間単位で経過をみても悪化しない可能性が高いのです。

ガンの中ではこれら経過観察が選択肢となるものはごく一部のため「初期のガンは治療しなくてよい」「ガンは放置治療がよい」ということにはなりませんが… 定期的で慎重な専門医によるフォローが重要となります。

ガン=手術・抗がん剤・放射線ではありません。最適な治療方法については自分の生活や治療後の合併症まで含めて納得した方法を選択する必要があり、時間をかけた相談やセカンドオピニオンという手段も必要と考えられます。    〆

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