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慢性便秘症診療ガイドライン 3

おはようございます。水戸偕楽園では早咲きの梅が咲き始めた
ようです。少し春の香りがしてこの時期にはうれしい話題です。

さて、日本初となる「慢性便秘症診療ガイドライン2017」では「本来なら体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義しています。その上で大腸ガンなどの病気による大腸の形態的変化を伴わないもので排便困難残便感があって困っている場合治療が必要だとしています。便秘に悩む人の中には「毎日排便しないといけない」と思っている人も少なくありませんが、週3回程度の排便でも腹痛、腹部膨満感、残便感などがなければ問題ありません。

便秘の原因は多岐にわたりますが、加齢とともに便秘が増えるのは、運動や食事の量が減少することに加え、病気になったり薬を服用したりする人が多いことも関係しています。病気ではパーキンソン病レビー小体型認知症、進行した糖尿病。薬ではガンの痛み止めに使うオピオイドうつ病の治療薬副作用として高頻度に便秘を起こすことが知られています。60歳以下の女性の場合はダイエット経験がある人や昼食摂取が少ない人ほど便秘が多いのです。一方、快便の人に共通してみられる生活習慣として、女性は「一口の咀嚼回数30回以上」、男性は「1日当たり1500ml以上の水分を摂取」を指摘する研究があります。

便秘の治療といえば「適切な食事と運動」など生活習慣改善を思い浮かべる人は多いでしょう。中でもヨーグルトなどのプロバイオティクス食物繊維の摂取、腹壁マッサージは手軽にできる便秘対策としてよく知られています。ところがガイドラインでは、これらの方法は積極的に勧めるほどでない「弱い推奨」にとどまっています。しかも食物繊維については「過剰摂取は便秘を増悪する」としています。もっとも不足している場合の摂取は「効果あり」としているので適量であることが大切です。さらに運動や腹壁マッサージも科学的根拠のレベルは低いとされています。コストがかからず副作用もないので「やらないよりはやった方がいい」とする程度で「プラス効果はあまり期待できない」とのことです。他に大黄、センナ、アロエなどの生薬は飲み続けると大腸にトラブルをきたすことからガイドラインでは「長期間の使用は避けるべき」としています。  つづく・・・

<関連記事>
・慢性便秘症診療ガイドライン 1
・慢性便秘症診療ガイドライン 2
・慢性便秘症診療ガイドライン 4
・摘便 1・2

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