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移植用臓器 作製 1
おはようございます。沈丁花の甘い香りがする今日この頃です。
とはいえ”寒の戻り”で冷え込んでいます。一雨ごとに春です。

さて、2017年1月26日付けの科学誌『セル』にヒト細胞をもつブタの胎児の作製に成功したという報告が発表されています。米カリフォルニア州にあるソーク研究所が主導した国際研究チームが科学の世界で言う「キメラ」、つまり異なる2種の生物に由来する細胞をあわせ持つ生物を作り出したのです。 

このプロジェクトにより、ヒトの細胞が人以外の生物に導入でき、移植先の動物(今回はブタ)の体内で生存し成長もできることが証明された訳です。この生物医学的な進歩は臓器ドナー深刻な不足を打開したいと望む科学者たちにとって長年の夢であり、ジレンマでもありました。現在、全米の臓器移植待ちリストに連なる人数は10分に1人のペースで増えていると言われています。リストに載っていても毎日22人が必要な臓器提供を受けられずに亡くなっているというのです。

異なる2種の生物に由来する細胞をあわせ持つ生物を作り出す「キメラ」作成は倫理問題もあり世論の抵抗があります。現在も米国では公的資金を受けることができません。今回のソーク研究所のチームは民間の寄付に頼ってキメラプロジェクトを進めています。

キメラを作るには2つの方法があるそうです。1つ目は、ある動物の臓器を別の動物に導入します。しかし、これは移植先の免疫システムにより臓器が拒否される可能性が高いです。2つ目が受精してから間もないごく初期の「」の段階から始める方法です。ある動物の細胞を別の動物の胚に導入し、2つが一体となったハイブリッドへと成長させます。ソーク研究所、遺伝子発現研究室のファン・カルロス・イズピスア・ベルモンテ教授らの移植先の胚を使って臓器を育て、ヒトと動物のキメラを作る方法を突き止めるのに4年もかかったそうです。  つづく・・・

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