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移植用臓器 作製 2

おはようございます。先日、治療室のエアコン交換しました。
パワーアップしたおかげで快適です。エアコンは10年で交換です。

さて、米カリフォルニア州にあるソーク研究所が主導した国際研究チームが異なる2種の生物に由来する細胞をあわせ持つ生物「キメラ」を作り出しています。2017年1月26日付けの科学誌『セル』にヒト細胞をもつブタの胎児の作製に成功したという報告が発表されています。

そもそも、これにはマウスとラットを使ったキメラの先行研究があります。東京大学中内啓光教授らはラットの膵臓の組織をマウスの体内に移植し成長させる方法をすでに発見しています。さらにマウスの膵臓をラットの体内で成長させ作製した健康な膵臓の一部を糖尿病のマウスに移植することで糖尿病の治療効果を確認しています。

今回、ソーク研究所のチームは、この発想をさらに1歩進めた形です。当初、ラットから取り出した幹細胞ブタ胚盤胞に注入するという方法は失敗。ラットとブタでは妊娠期間も進化上の祖先も大きく異なるためです。しかし、ブタとヒトの間は共通点があり、妊娠期間はブタの方が短いですが、臓器はヒトによく似ています。研究チームはブタを殺さずにヒトの細胞を導入するにはヒトの細胞において「正確なタイミング」が必要であることを突き止めました。試行錯誤の結果、より正確なタイミングの人工多能性幹細胞iPS細胞)を注入されたブタの胚は生き続け、それを成体のブタの体内に移し3〜4週間後に取り出して分析。生き続けた後期段階のキメラのブタ胎児は計186個に上り、1つの胚が持つヒト細胞は、およそ10万個に1個の割合と推定されています。今回の成果はスタート地点で、まだまだ越えなければならないハードルが沢山あるようです。

カリフォルニア大学パブロ・ロス氏のチームはヒトとブタのハイブリッド胎児に続き、2例目となるヒトと動物のハイブリッド胚の作製に成功したと発表しています。今回作製されたのは、ヒト細胞を0.01%もつヒツジの胎児です。実験の手法を工夫した結果、4週が経過する時点まで育てられたヒツジの胚がもつヒト細胞の数を1万個に1個まで増やすことに成功したようです。しかし、臓器を作り出すには、この数ではまだ足りないようです。臓器移植に使用するには1%がヒト細胞でなければならないとされています。また免疫による拒絶反応を抑えることも課題です。それでも今回の研究は実用可能な臓器作製に向けた一歩前進といえる成果と言われています。 つづく・・・

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