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白癬菌「トンスランス菌」2

おはようございます。そろそろ冬物の服も仕舞って
イイようです。しかし朝夕冷え込みにはご用心を!!

さて、真菌(しんきん)の一種である白癬菌(はくせんきん)は水虫・田虫の原因菌として知られています。公衆浴場やスポーツジムなどの不特定多数が使用する施設で感染することが知られています。それほど神経質になることはありませんが、こういうところを利用した後は、自宅での入浴時には足底や足指間などしっかり洗っておくことが肝要です。

このこの白癬菌の一種に「トンスランス菌」があります。この菌に感染すると頭や首筋にできた赤い小さな斑点ができます。赤い斑点から始まり、直径1〜2センチほどの環状に広がります。体部ではかゆみや痛みはほぼないですが、皮膚カサカサになります。頭部ではかさぶたが生じ毛髪が抜け落ちます。まれに毛根が破壊され、永久に毛が生えなくなることもあります。しかし、症状は個人差があり、頭部ではほとんど出ないこともあります。軽いと思い放置してしまい保菌者として人にうつす可能性があります。休み時間や放課後に柔道部員の同級生と技を掛け合う遊びをしていても感染する可能性があります。

格闘技の指導者らは練習場の掃除や感染の疑いがある選手の皮膚科受診などを勧告するなど感染対策をしっかりしましょう。練習や試合を優先し、受診させないというのは指導者としての資質に問題ありですから対策を徹底してほしいものです。また、学校の養護教諭らにも知識を持ち、少しでも疑いがあれば保護者に受診勧告してほしいものです。さらに希望するチームに頭部の感染を調べる集団検診も行っているところもあります。

トンスランス菌感染の診断は、採取した皮膚の角質や毛髪など顕微鏡で調べたり、培養したりする検査が必要です。見た目には単なる湿疹や円形脱毛症との区別はつきにくいです。誤診されてステロイド薬を塗り悪化するケースも目立っています。こうした検査ができる医療機関かどうかを確かめて受診しましょう。そして、トンスランス菌は長期間生き残ります。周囲への感染を防ぐためにも、抗真菌薬でしっかり治療する必要があります。一度、抗真菌薬の服用で治っても再感染する場合もあります。 〆

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