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血糖値と排卵障害 5

おはようございます。沖縄麻疹(はしか)が流行中。
強い感染力はインフルエンザ以上です。マスクは無効です。

さて、高血糖により排卵障害が起こるなんてあまり聞いたことがないかもしれませんが、インスリン抵抗性(インスリンを分泌しているのに血糖が下がりにくい状態)により男性ホルモンが増加したり、排卵に影響を与えることが分かっています。食後の血糖値が150/dlを超えると、血糖により体内のタンパク質が「糖化」し、AGEs終末糖化産物)という老化促進物質ができてしまいます。AGEsは蓄積型なので、一度つくられると体内から除去することができません。AGEsが卵巣の卵胞液にたまると、透明な卵胞液が茶褐色に変わり、卵巣機能の低下につながることがわかっています。不妊症の要因となる排卵障害に血糖値が関係します。

インスリンを過剰分泌させないように血糖値を急上昇させないような食習慣が大切です。女の子の体は子どものうちからお母さんになる準備を始めています。お菓子やジュースからの「糖の摂り過ぎ」に気をつけ、勉強や習い事に向かうパワーやスタミナを与えてくれるビタミンB群や鉄分はしっかり与えてあげましょう。社会人になって仕事や妊活中のストレス発散を理由に、甘いものばかりを食べて食事のかわりにしたり、ジュースをお茶代わりに飲んだりといった行為を続けてしまっていたら、いつの間にか、血液中にブドウ糖があふれる高血糖な状態が続いてしまいます。これは、誰にでもおこりえることで、甘いもの好きの女子の思わぬ落とし穴になることになりかねません。また、マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸も摂取するほど不妊のリスクが高まるとハーバード大学のウォルター・ウィレット教授の研究で報告されています。

妊娠適齢期向けて後悔しない食べ方は、1日に魚、肉、大豆製品、卵、乳製品の5大タンパク質を摂るのはもちろん、緑黄色野菜5種類以上淡色野菜8種類以上食べるのが理想的です。また早食いや食事量が多いと血糖値が急に上がってインスリンが過剰分泌されます。ゆっくり噛むこと、腹8分目にすることもポイントです。食べ順は野菜など食物繊維が多い食品から食べると、腸の壁をコーティングして糖の吸収をゆっくりにしてくれます。次に肉や魚類を食べると、たんぱく質や脂質に反応したホルモンの働きで胃腸の働きがゆっくりになるため、最後に炭水化物を食べると自然と糖の吸収がゆっくりになり、ダイエットにも効果的というわけなんです。好きな食べ物を我慢するのはストレスになってしまいます。食事方法を見直すのもひとつの対策です。

そして有酸素運動は脂肪燃焼に加え、血糖を上手にエネルギー転換してくれます。妊活中の運動に一番取り入れられているのがウォーキングです。定番ではありますが、場所を選ばずお金もかけずに気軽に始められるウォーキングは一番取り組みやすいかもしれません。週1~2回でもイイので1日30分程度から始めてみてください。無理のない範囲で継続するのが血糖値を下げるカギです。 〆

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