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保育園 使用済み紙オムツ 2

おはようございます。近所の公園ではヒマワリ
を花壇に植えていました。暑さがやって来ます。

さて、そもそもなぜ、使用済み紙オムツ持ち帰ることになっているのでしょうか。ひとつは処理費用の問題です。使用済みオムツは家庭では「家庭廃棄物(家庭ごみ)」として処理できますが、保育園では「事業系一般廃棄物(事業系ごみ)」となり、処理費用が発生します。東京都千代田区では認可保育園でオムツの持ち帰りはしていないようですが、2017年3月までは公立の認可保育園の保護者に「事業系有料ごみ処理券」をコンビニで購入してもらって園に提出し、1カ月310円自己負担で処理費用をまかなっていました。私立の認可保育園では園が費用負担してオムツを処理していたため、同じ認可園なのに公立と私立で対応が違うのは不公平ではという保護者の声を受け、2018年4月からは保護者の負担はなくなっっています。持ち帰りか、有料の園内処理か、無料の園内処理かでも、自治体や園ごとに対応が分かれています。

もうひとつの理由として、保護者が便の状態の観察をして、子どもの健康状態の把握という目的で持ち帰りにしている園もあります。とはいえ、持ち帰った使用済み紙オムツを開いてうんちの状態を見てほしいと言われても、オムツが入ったビニール袋は蒸れて水滴があり、気持ち悪くて、とても開く気にはなれません。帰宅後の忙しい時間に誰がうんちのオムツなのかひとつひとつ嗅いで確かめてから開けて確認する現実的ではありません。保育士から連絡帳や口頭の説明でも十分です。自宅でも観察の機会はありますので、無理をしてまでしなくて構わないと思いませんか。子育ての不条理の象徴です。

使用済みオムツを長時間、園内に保管しておくことによる衛生面にも問題があります。オムツ持ち帰りの対応は、保育園など集団生活の場となる施設でのオムツ処理の原則から外れているとの指摘もあります。オムツは交換して、あちこちに置いたり複数の人が触ったりせず、その手でそのまま袋や回収ボックスに入れるのが鉄則です。そして他のものを触る前に手を洗います。子どもが触ったりハイハイをしたりするようなところに使用済みオムツを仮置きしてはいけないのです。子どもの衣類など他のものと一緒にしたり、長時間保管したりしないような工夫が必要です。仮に下痢をしているなら、なおさら感染対策として、そのあたりに保管したり複数の人が触ったりする機会を増やしてはいけないというのが原則です。

さらに負担は保護者だけの問題ではありません。オムツ替えの後、オムツを園児ごとに仕分けて保管する保育士の負担も大きいです。例えば、オムツ替えが1人1日6〜8回として、10人を2人の保育士でみていたとしたら、1人の保育士が1日30個以上の使用済みオムツを仕分けすることになります。1日数十回も紙オムツを仕分けしている保育士がいるということです。捨てるだけの対応にすると、仕分けの時間を子どもと接することに充てられます。健康管理や愛情という名目で保護者や保育士に負担がのしかかっていることが危惧されます。     つづく・・・

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