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多剤処方と耐性菌 1

おはようございます。それにしても残暑が…
今日も厳しい一日になりそうです。

さて、医療費の総額(国民医療費)は1995年度(平成7年度)で約27.7兆円でした。2015年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた国民医療費は42兆3644億円にもなっています。平均で毎年6%前後、 金額にして約1兆円ずつ増加しています。 国の予算は96兆円。その約半分は国民医療費です。医療費総額のうち、医科診療が30兆円(70.9%)で最も多く、次いで薬局調剤が8兆円(18.8%)、歯科診療が2.8兆円(6.7%)となっています。医科診療を入院・入院外別にみると、入院が約16兆円(36.8%)、入院外が約14兆円(34.2%)と入院がやや高くなっています。

年齢群団別の医療費構成をみると、当然のことながら医療費は高齢期に集中しています。人口構成と比較すると男女あわせて人口の1/3程度である60歳以上が医療費総額の2/3を使っています。ちなみに医科診療費を主傷病による傷病分類別にみると、最も高いのは高血圧などの循環器系疾患で医科診療費の20%です。続いて新生物(ガン)が14%、そして腰痛などの筋骨格系及び結合組織の疾患が8%です。医療費は今後も増加するものと考えられます。

昨今、公的医療保険給付の範囲や内容について適正化する動きがあります。医薬品に対しては、後発品(ジェネリック)の使用を促進し、不適切な重複投薬・多剤投薬の削減を進めるだけではなく、湿布(1処方につき70枚を超える湿布薬の投与は、特に必要な場合を除いて制限)やうがい薬等の症状の軽い患者に使う市販品類似薬を一部保険給付の適用外とする等の保険給付の範囲の見直しが行われています。

年齢が上がるほど多剤投薬される人が増えています。全国健康保険協会(協会けんぽ)福岡支部の加入者は約189万人。同支部が受け付けた約66万人(うち女性35万9千人)分、平均年齢38.9歳のレセプト約172万件を分析調査で、全体の3%、高齢者では7.8%7種類以上処方されていました。7種類以上の多剤投薬は40〜64歳4.2%で、年齢とともに増加。75歳以上25%が調剤薬局1カ所当たり7種類以上処方されているという厚労省の調査もありますが、比較的健康な就労者を含んでも一定割合で多剤投薬がみられたのです。  つづく・・・

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