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多剤処方と耐性菌 3

おはようございます。一気に秋模様でグリーンカーテン
フウセンカズラ茶色く変色… 枯れはじめ!?

さて、抗菌薬抗生物質)が効かない薬剤耐性菌が医療現場で広がり、治療が長期化したり、最悪の場合は死亡したりするなど世界的に問題となっています。薬剤耐性菌が出現するメカニズムは完全には解明されていません。しかし細菌感染を確かめないまま抗菌薬が安易に処方されたり、患者が飲むのを途中でやめたりする不適切な服用を続けると耐性菌が増えるとされています。抗菌薬が有効なのは尿路感染症、マイコプラズマ肺炎、腸管出血性大腸菌感染症(O157など)、結核、敗血症など細菌性感染症です。風邪はほとんどがウイルス性で、抗菌薬がよく処方される中耳炎細菌によるものは一部しかありません。

日本小児科学会学術集会のシンポジウムでも、小児科医らが「プライマリ・ケア(初期治療)での抗菌薬適正使用」をテーマに、ウイルス性の風邪に抗菌薬が出されるなど不適正処方が頻発する現状について問題提起されています。入院中の子どもが薬剤耐性菌に感染し死亡したり、後遺症が出たりしているからです。乳幼児への安易な抗菌薬使用は耐性菌を増やすだけでなく、大切な腸内細菌を破壊し、肥満喘息などのアレルギーなどを誘発するという欧米の調査結果が多数報告されています。咳や鼻水などの風邪症状は自然治癒するのに日本では抗菌薬が使われ過ぎているとされています。

1928年のペニシリン開発以来、耐性菌の出現と、それに対抗する新しい抗菌薬の開発が繰り返されてきました。しかし、近年はガンなどと比べて感染症関係の新薬開発は低調で耐性菌への対抗手段が少なくなっています。英政府委託の調査チームの推計では、耐性菌による2013年の世界の死亡者は年間約70万人。対策をしなければ、2050年には今のガンによる死亡者数を超える1000万人に上ると発表。世界保健機関(WHO)対策強化に乗り出しています。  つづく・・・

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