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除光液 乳幼児 中毒 2

おはようございます。今日はHalloweenです。
日本独自に進化したコスプレ祭の感があります。

さて、生後2か月の男児を床に寝かせた母親が、同じ部屋でマニキュア除光液を使って爪のマニキュアを落としていました。男児は12時間以上寝ていましたが、起きた時には母乳を吸う力が極端に弱くなっており嘔吐も繰り返しました。様子がおかしいため医師に診てもらったところ、血液検査などからアセトン中毒と診断されました。アセトンは有機溶媒の一種でマニキュア除光液に含まれていたものです。揮発しやすい液体ですが、蒸気は空気の2倍も重く低い場所に溜まります。つまり、床で寝ていた男児はアセトンを含む空気を一晩中吸っていたことになります。男児は入院後回復し、4日で退院できましたが、大量に吸えば意識障害を引き起こすなど危険な物質です。

マニキュア液やマニキュア除光液に含まれるアセトン (acetone) は有機溶媒として広く用いられる有機化合物です。無色の液体で、水、アルコール類、クロロホルム、エーテル類、ほとんどの油脂をよく溶かします。蒸気圧が20℃において24.7kPaと高いことから、常温で高い揮発性があり強い引火性があります。危険有害性情報として「引火性の高い液体及び蒸気、眼刺激、生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い、眠気又はめまいのおそれ、呼吸器への刺激のおそれ、長期又は反復ばく露による血液の障害のおそれ、飲み込み・気道に侵入すると有害のおそれ」、MSDS に「眼の刺激性、中枢神経への影響あり」と表示されています。吸引すると頭痛気管支炎などを引き起こし、大量だと意識を失うこともあります。

ヒト経口推定致死量は50〜75mL。 経口摂取および、または吸引された場合、低い急性および慢性毒性を持つことが一般的に認識されています。空気中の高濃度アセトン(9200ppm前後)の吸引は、早ければ5分以内でヒトの喉に刺激を与えます。濃度1000ppmを吸引すると、1時間未満目と喉に刺激を与えますが、空気中濃度500ppmのアセトンの吸引は、2時間の暴露後もヒトに刺激症状を引き起こさないとされています。発癌物質や変異原性化学物質とは見なされておらず、慢性神経毒性作用の懸念もないとされています。 以前には個人でマニキュアの調色や希釈をしようとして溶液の入った瓶を激しく振り、蒸気圧によりガラス瓶が破裂し手にケガを負った事例があるようです。  つづく・・・

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