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除光液 乳幼児 中毒 3

おはようございます。早いもので11月です。
朝晩の気温も下がり空気も乾き初冬の感あり。

さて、生後2か月の男児を床に寝かせた母親が、同じ部屋でマニキュア除光液を使って爪のマニキュアを落としていました。男児は12時間以上寝ていましたが、起きた時には母乳を吸う力が極端に弱くなっており嘔吐も繰り返しました。様子がおかしいため医師に診てもらったところ、血液検査などからアセトン中毒と診断されました。アセトンは有機溶媒の一種でマニキュア除光液に含まれていたものです。揮発しやすい液体ですが、蒸気は空気の2倍も重く低い場所に溜まります。つまり、床で寝ていた男児はアセトンを含む空気を一晩中吸っていたことになります。男児は入院後回復し、4日で退院できましたが、大量に吸えば意識障害を引き起こすなど危険な物質です。

誤飲事故が起こったら吐かせてはいけません。吐かせることにより、液が気管に入り肺炎を生じる危険があります。特に除光液は、粘度が低くサラサラした液体なので気管に入りやすく非常に危険です。1瓶に入っている量も多いので注意が必要です。成分にアセトンなどの有機溶剤が使われています。マニキュア液は溶剤以外に樹脂類なども含まれており粘ちょう性があります。少量(小児ではマニキュア液3ml、除光液1ml)でも飲んだ場合はすぐに受診します。蒸気を吸入した場合、きれいな空気の場所へ移動させて様子をみます。眼に入った場合は、流水で10分間以上洗眼します。皮膚についた場合は石鹸でよく洗います。いずれの場合も症状が残るようなら受診します。

近年、女性の間でネイルアートが盛んなため同じ中毒が発生するリスクがあります。揮発したアセトンが床に溜まることを知らないと、幼い子を危険にさらすことになりかねません。アセトン不使用の除光液も出回っていますが、含有する製品を使う場合は十分に換気し、拭き取ったティッシュやコットンもそのままゴミ箱に捨てず、すぐに密封して処分するなどの対策が必要です。  〆

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