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医療用麻薬 薬物依存 6

おはようございます。吉祥寺駅前はすでに
クリスマスイルミネーションが点灯しています。

さて、米国ではオピオイド医療用麻薬)への依存症社会問題しています。ヘロインなどのハードドラッグなどが蔓延する一方で、全米30州と首都で医療用または娯楽用のマリフアナ(大麻)が合法化されています。カナダウルグアイに続いて10月から完全合法化の国になるようです。マリフアナは肉体的な中毒性も低く依存性があまりないといわれ、大麻解禁論者の多くは、解禁の理由としてヘロイン、コカイン、LSDなどのように中毒性の高いハードドラッグと比べ大麻の害が少ないことを挙げています。急性アルコール中毒のような危険性もないとのことです。米国のピュー研究所が2017年秋に実施した世論調査の結果では、大麻合法化を支持する米国民は61%にのぼります。

そして、2017年、米国内の大麻売上高は80億ドル(約9000億円)を超え、2018年は120億ドル(約1兆3000億円)に迫る勢いです。犯罪組織の資金源となっているマリフアナの不法流通を州政府が管理して根絶につなげることや税収確保が主な狙いです。米コロラド州の場合、合法的な嗜好品とすれば、犯罪組織による流通を防ぎ、税収も期待できるとしています。また、すでに米国では大麻が蔓延しており、低年齢で使用し始める人も多く、大麻を1年に1回以上吸う12歳以上の人が2900万人にのぼるという背景もあり、合法化して管理した方が良いという判断なのだそうです。日本では医療用大麻も禁止されていますが、その薬理作用の有効性が認知されるにつれ、諸外国では医療用の大麻利用が増えているようです。海外では大変な勢いで大麻のメインストリーム化が進んでいます。

2018年9月17日、米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)は「わが社はマリフアナ(乾燥大麻)にもカンナビス(大麻草)にも関心はない」とした上で、「精神活性作用のないカンナビジオール(CBD)の健康機能性飲料の成分としての活用が、世界中で広がっていることを注視している」と発表しています。カンナビジオールはマリフアナに含まれる化学成分ですが、高揚感をもたらす精神活性主成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)とは異なり興奮作用を持たないようです。てんかんなどの治療薬にも配合されています。

そして同社は「この分野は急速に進化している」、ただし「現時点では何ら決定に至っていない」としています。これに先立ち、同社が飲料開発のため、カナダのオーロラ・カナビス(Aurora Cannabis)と協議しているとの報道も浮上していました。コカ・コーラのトレードマークとなっているコーラ飲料の一部は、近年の健康に関する懸念の広がりで売り上げが伸び悩んでいました。マリフアナの主成分を「健康飲料」に配合する研究は飲料業界で進んでいます。今後、大麻入り飲料の開発に乗り出す企業が増えてくることでしょう。数年したら日本国内でも販売されるかもしれません。 〆

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