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脱・アレルギー体質 1

おはようございます。科研費の予算が100億円超の増額となり、
19年度の予算総額は2372億円となるようです。素晴らしい!!


さて、乳幼児アレルギー体質になるかどうかは、生後3カ月までにIgE(免疫グロブリンE)と呼ばれる物質をたくさんつくる体質になるかどうかで決まります。アレルギー反応は花粉や食べ物など本来無害な原因物質が体内に入り、抗体のIgEに結合することで始まります。IgEはヒスタミンなどの刺激物質を出す細胞の表面にもあり、原因物質と結合すると刺激物質を出して、かゆみ、くしゃみ、じんましんなどの症状を引き起こします。IgEがスギ花粉、食物、ダニなどと反応し花粉症、食物アレルギー、喘息を発症します。

IgEは本来、寄生虫やダニなどに対する防御機能として体に備わっていたものです。しかし、IgEは衛生的な生活を送る現代社会では不要な物質となってしまいました。花粉や食べ物などの本来ヒトには無害なものに対しても反応し様々な症状を起こします。免疫が過剰反応するアレルギーの原因のひとつです。

IgEは2018年7月に亡くなった石坂公成博士らが1966年に発見し、アレルギー検査などに広く使われています。今回の研究はIgEを発見した免疫学の世界的権威、石坂博士が30年以上前から温めていたアイデアを着想にして国立成育医療研究センターを中心に進めてきました。

国立成育医療研究センターなどの研究チームによると、今回の技術は免疫の最も基本的な仕組み抗原抗体反応を使ったものです。ウイルスなどの病原体や異物が体内に入ると免疫細胞が作った抗体が結合。その際、異物の表面のたんぱく質を目印にしてとりつきます。胎児や乳児期にのみ現れるIgEを生産する特殊な免疫細胞mIgE陽性B細胞」に注目。この細胞の表面にあるIgEに人工的に作った抗体を結合させ自殺させます。体内のmIgE陽性B細胞を異物に見立て、その表面のIgEを目印にしたのです。花粉や食べ物などの原因物質(アレルゲン)が結びつくとIgEを大量に作り始めます。一方、このIgEに特殊な薬を結合させると細胞を自殺させるスイッチが入り、生涯にわたってIgEが作られなくなります。mIgE陽性B細胞を除去しておけば、花粉や食べ物などの原因物質に触れても、アレルギーを引き起こすIgEがないためアレルギー反応が起きないのです。 つづく・・・

 

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