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脱・アレルギー体質 2

おはようございます。急に寒くなったせいか
さまざまな感染症にかかった患者さんが多いです。

さて、国立成育医療研究センターなどの研究チームによると、胎児や乳児期にのみ現れるIgE(免疫グロブリンE)を生産する特殊な免疫細胞mIgE陽性B細胞」に注目。この細胞の表面にあるIgEに人工的に作った抗体を結合させ自殺させます。体内のmIgE陽性B細胞を異物に見立て、その表面のIgEを目印にしたのです。花粉や食べ物などの原因物質(アレルゲン)が結びつくとIgEを大量に作り始めます。一方、このIgEに特殊な薬を結合させると細胞を自殺させるスイッチが入り、生涯にわたってIgEが作られなくなります。mIgE陽性B細胞を除去しておけば、花粉や食べ物などの原因物質に触れても、アレルギーを引き起こすIgEがないためアレルギー反応が起きないのです。

マウスの実験ですが、妊娠中の母親マウスに薬を注射すると、胎児マウスの体内ではほとんどIgEが増えないことを実験で確かめられました。母体からへその緒を通じて赤ちゃんに送られ、mIgE陽性B細胞が死滅した可能性が高いとみています。効果はマウスが生まれた後に大人になっても続きアレルギー体質にはならなかったのです。悪影響がないことも確認されています。妊娠中に予防接種を受けることで赤ちゃんがアレルギー体質にならないようにする仕組みを見つけています。すでにある薬を使い、動物実験では極めて有効だと確認されています。

厚労省の検討会が2018年9月にまとめた「免疫アレルギー疾患研究10カ年戦略」では、日本人の2人に1人が何らかのアレルギー疾患を抱えており、今も数が増えていると指摘しています。しかし、これまで治療の多くは対症療法でした。従来の治療は、アレルギー体質になった後に対処するやり方です。発症後にステロイドを使ってアレルギー反応による炎症を抑えたり、原因物質に慣れさせる減感作療法で悪化を予防したりする方法などでした。


今回はアレルギー体質になる前に根元から原因を絶つことが可能です。この技術を人に使えれば、将来にわたってアレルギーのリスクを下げられます。この薬はすでにアレルギー患者の症状を和らげるために使われています。花粉症、食物アレルギー、喘息、アトピー性皮膚炎などを防げる可能性があります。今後、アレルギー体質の妊婦らに協力してもらい効果を検証し、人での効果を確かめて数年以内の臨床での実用化を目指しています。「免疫アレルギー疾患研究10カ年戦略」ではリスクが高い人に対し「予防的・先制的治療」の重要性を盛り込んでいます。今回の治療法がそうした治療の一つになると期待されています。  〆 

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