● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
    東洋医学からみた
    鍼灸治療法
    健康情報
    養生法などなど徒草に
荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
<< アルコール依存症 6 | TOP | アルコール依存症 8 >>
アルコール依存症 7

おはようございます。昨日は近所で火事が発生しました。
空気が乾燥していますから火の取り扱いは要注意です!!

さて、世界的にはアルコール依存症は、多くの日本人の認識より重篤(深刻)なものです。実際に国際疾患分類(ICD-10)において、アルコール依存症はアヘン・大麻・コカインなどと同じ「精神作用物質使用による精神及び行動の障害」に分類されています。 厚労省によると、2013年の全国調査の結果、治療の必要なアルコール依存症患者は約109万人いると推計されています。

アルコール依存症の唯一の治療法は断酒であり、節酒ではありません。状況により治療方法は様々で、離脱・断酒、酒害教育、抗酒剤などの薬物療法、心理社会的治療(カウンセリング)などがありますが、一番大切なのは本人の意思と言えるでしょう。

アルコール依存症の治療薬は、アルコールの分解産物であるアルデヒド脱水素酵素を阻害し、飲酒時のアセトアルデヒドの蓄積による顔面紅潮、頭痛、悪心・嘔吐等の不快反応を起こすものです。シアナミドシアナマイド):効果発現が早い(5〜10分)ですが、半減期が短く、効果消失も早い(約1日)です。ジスルフィラムノックビン):効果発現までに数時間かかるが、半減期が長く、服用中止後も効果が持続(数日〜2週間)。 NMDA受容体を阻害し飲酒欲求を抑制します。アカンプロサートレグテクト):断酒が確立している患者で断酒維持効果が高いです。腎排泄型、肝障害患者にも投与しやすいです。

保険適応外もあります。トピラマート(トピナ):GABA-A受容体増強作用により飲酒行動や飲酒欲求を抑制飲酒等への衝動を軽減します。バクロフェン(ギャバロン、リオレサール):GABA-B受容体に作用し飲酒欲求を抑制断酒維持に有効との報告があります。

未承認薬もあります。オピオイド受容体を阻害し、飲酒の報酬効果を抑制して飲酒に伴う高揚感等を失わせます。ナルトレキソン:断酒できない患者でも飲酒欲求・飲酒量を減らします。ナルメフェン:ナルトレキソンより半減期が長い。消化器系の副作用が少ないです。これが2019年1月8日、大塚製薬から販売開始されています。  つづく・・・  

<関連記事>
・アルコール依存症 1
・アルコール依存症 2
・アルコール依存症 3
・アルコール依存症 4
・アルコール依存症 5
・アルコール依存症 6
・アルコール依存症 8
・酒に弱い人 1〜5
・お酒 ザル体質vsゲコ体質 1・2
・飲酒→下痢 1〜3
・二日酔いにスプライト
・胎児性アルコール症候群 1〜3
・医療用麻薬 薬物依存 1〜6
・ネット依存 1・2
・スマホ依存・ゲーム障害 1〜5
・人工知能(AI)1〜6

| 心・精神の病気 | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tenyudou.jugem.jp/trackback/4666
トラックバック