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機能性ディスペプシア 4

おはようございます。ちょっと個人的に慌ただしい
時期を乗り越えました。”人生、山あり谷あり”です。

さて、これまで神経性胃炎胃下垂などの診断名で呼ばれていたものが機能性ディスペプシア機能性胃腸症。functional-dyspepsia:FD)です。診断規準(Rome II criteria)は、先行する12か月のうち、少なくとも12週以上(連続している必要はない) 持続あるいは再発するdyspepsia症状(上腹部を中心とした腹痛不快感)が存在し、その症状を説明しうる器質的疾患を認めず、排便によって症状が著明に改善したり、便の性状や頻度の変化と関連していないこと――です。

つまり(1)ある程度慢性的に胃の不調があり、(2)内視鏡などで胃を調べても潰瘍やがんなどの異常(器質的疾患)が見られない場合です。しかし、一般の人はもちろん、医師の間でも完全に認知されているとは言い難く、個々の患者に適切な診断や治療が行われているとはいえない状況です。(2)のように機能性ディスペプシアは器質的疾患がないからこそ、そう診断されるのですが「異常なし。治療の必要がない」とみなす医師もいれば、数種類の胃薬を同時に処方する医師もいます。“気のせいは機能性”と冗談で言うほど理解を得られていないのがこの病気です。(1)と(2)に当てはまり病院を受診したのに一向に症状が改善されないようなら機能性ディスペプシアとして前向きに治療してくれる医師を探しましょう。消化器内科医であっても、だれもが胃の機能性疾患に精通しているとは限りません。

機能性ディスペプシアと診断されるとヘリコバクター・ピロリ菌がいる場合は、まずピロリ菌の除菌治療が行われることが多いです。専門家の間では、ピロリ菌がいる場合を機能性ディスペプシアとするか、ピロリ菌関連ディスペプシアとするかで意見が分かれています。しかし、どちらにしろ除菌後、14人に1人くらいは機能性ディスペプシアの症状が治まるので「まずは除菌から」となります。 除菌後、数か月たっても症状が改善されない、あるいは最初からピロリ菌がいないという場合は、ディスペプシア症状に応じた薬をが処方されます。胃の運動を促進する薬胃酸分泌抑制薬などさまざまな胃薬がありますが、基本的には症状に対して最も適切だと考えられる薬を1種類、1か月ほど服用して症状の変化を見ながら最適な薬を探っていきます。  つづく・・・

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