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機能性ディスペプシア 6

おはようございます。「何となく調子が悪い
という患者さんが増えています。春先は多いのです。

さて、これまで神経性胃炎胃下垂などの診断名で呼ばれていたものが機能性ディスペプシア機能性胃腸症。functional-dyspepsia:FD)です。消化器が壊れているわけではなく、機能というか働きが悪いわけです。

すでに複数種類の胃薬を飲んでいる人には、一度、腹薬中止することもあります。どの薬が効いているかが分からないからです。現代医学的には薬物治療として胃酸分泌を抑える制酸剤胃粘膜保護剤消化管機能改善薬がいくつか併用されます。六君子湯(りくくんしとう)という漢方薬や抗うつ薬などを用いることもあります。 機能性ディスペプシアの治療で重要なのは医師と患者の信頼関係です。中には正しく診断がついた医師に「自分の話をよく聞いてもらった」というだけでも症状が改善する方もいるのです。簡単に治る病気ではないですが、治る病気です。根気よく治療に取り組む必要がある病気です。

胃腸の機能を整えるのはどちらかと言うと心身の状態を総合的に捉える鍼灸治療や漢方治療の方がオススメです。 東洋医学的に胃腸の機能に深く関わるのは(かん)と(ひ)です。消化器の中心は脾であり、まずは脾を整えることを考えますが、胃腸の機能を悪化させる要因としてストレスの関与は大きいもので、ここに肝すなわち“”が関わってきます。ストレスから出る怒は肝の失調を来し、相克の関係から肝の昂ぶりは脾の衰えを招くことになります。つまり肝を抑える治療(抑肝)や脾をたすける治療(扶脾)が有効で、これらの治療を併せて抑肝扶脾(よくかんふひ)と言います。東洋医学ではこのように心身の状態を総合的に捉え胃や腸だけを治療対象とするではなく、ストレスに起因する身体の反応にも目を配り対応することになります。 つづく・・・

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