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機能性ディスペプシア 7

おはようございます。4月から新入学・新生活
の方もおります。別れと出会いの季節です〜。

さて、これまで神経性胃炎胃下垂などの診断名で呼ばれていたものが機能性ディスペプシア機能性胃腸症。functional-dyspepsia:FD)です。消化器が壊れているわけではなく、機能というか働きが悪いわけです。

胃腸の機能を整えるのはどちらかと言うと心身の状態を総合的に捉える鍼灸治療や漢方治療の方がオススメです。 東洋医学的に胃腸の機能に深く関わるのは(かん)と(ひ)です。消化器の中心は脾であり、まずは脾を整えることを考えますが、胃腸の機能を悪化させる要因としてストレスの関与は大きいもので、ここに肝すなわち“”が関わってきます。ストレスから出る怒は肝の失調を来し、相克の関係から肝の昂ぶりは脾の衰えを招くことになります。つまり肝を抑える治療(抑肝)や脾をたすける治療(扶脾)が有効で、これらの治療を併せて抑肝扶脾(よくかんふひ)と言います。東洋医学ではこのように心身の状態を総合的に捉え胃や腸だけを治療対象とするではなく、ストレスに起因する身体の反応にも目を配り対応することになります。

東洋医学では、症状は勿論、顔色や舌苔の状態、脈診・腹診などによって総合的に判断します。鍼灸治療では脾は胃と表裏関係にあるので、胃経の足三里(あしさんり)という有名なツボを使います。肝経のツボでは太衝(たいしょう)というツボを使います。ストレス性の肩こりも多いので肩井(けんせい)も使いたいです。気を下げる作用もあります。また腹部の中脘(ちゅうかん)もイイですね。胃の六つ灸(いのむつきゅう)という背部も膈兪・肝兪・脾兪にお灸するのも効果的です。 つづく・・・

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