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マイクロカレント 2

おはようございます。昨日は久しぶりに勉強会
に出席しました。とても有意義な時間でした。

さて、
マイクロカレント(Micro-current electrical nerve stimulation MCENS,MENS)は1960年代、動物の軟部組織の治癒は四肢の再生を根拠に開発され、損傷電流と呼ばれる損傷部位が電気的に負の状態になる理論を応用したものです。直流の場合、陽性電極直下では負の電荷を帯びているマクロファージや白血球などが遊走し、陰性電極下では正の線維芽細胞が遊走するとされています。その他、基礎研究でも多くの生理作用がうたわれてますが、未だはっきりしない点が多いです。創傷治癒促進に効果的なようですが、鎮痛効果については未だ不明な点が多く、その作用機序もはっきりしません。いずれにしても臨床応用やRCTも少なく、エビデンスも乏しい状況ですが、今後より明確な基礎研究やより科学的で良いデザインの臨床研究の報告が待たれます。

電流が小さいので、ある意味ではプラセボが成立しやすいです。実際、エステ・整骨院・スポーツ現場でよく使用され、市販されている機器も多数あります。美容業界ではマイクロカレントは肌の治癒を助ける電流といわれています。細胞内ミトコンドリアによるアデノシン三リン酸(ATP)の合成が促進されたり、傷ついて酸性に偏った細胞にマイナスの電化を与えて損傷部の治療を助けたりします。肌に直接50〜200マイクロアンペアという非常に弱い電流を通電させて肌の治癒を助けるとしています。たるみ、しわ取り、リフトアップなどの効果があるとされています。 最近では美顔ローラー(リファカラットなど)にマイクロカレントが流れる仕組みが付いていたり、実際のエステの現場でもこのマイクロカレントを流す施術もあり、非常に注目されています。

100メートル短距離走で10秒を切った桐生祥秀選手は体のコンディションを整えるのにマイクロカレントは欠かせないそうです。疲労回復ケガの治りが早くなるそうです。現在ではトップアスリートのケアには欠かせないものになっているというのです。 マッサージなどで使う電気治療器具とマイクロカレントは異なります。メカニズムとしては治療用の電気治療器筋肉の収縮と伸展を繰り返して血流を改善し、痛みを改善するといったさまざまな効果が認められています。一方、マイクロカレントは筋肉が収縮するということではなくて、電流が流れている部分の細胞に直接刺激を加えることで、何かしらの効果を発揮します。ただし、そのメカニズムもまだ研究途上の段階です。   つづく・・・

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