● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
    東洋医学からみた
    鍼灸治療法
    健康情報
    養生法などなど徒草に
荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
<< 葉酸 2 | TOP | お知らせ >>
葉酸 3

おはようございます。平成19年(2007年)から開始したブログ「日々是好日」。診療日は毎日更新して、想えば13年も経ちました。平成最期の本日をもってブログという形での情報発信一端終了いたします。新たな形態で情報発信していきたいと考えています。長年のご愛読、ありがとうございました(感謝)。


さて、妊娠初期4週〜12週葉酸不足すると胎児の脳や脊髄(せきずい)の発育に影響し、運動機能や知覚が麻痺する二分脊椎症などの神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなる恐れがあります。 葉酸は水溶性のビタミンBの一種でほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜果物などに含まれています。その他、レバー、豆類など、日常、口にするものから摂ることができます。しかし、水・熱・光に弱いため調理で栄養を損失してしまうことが多く、ふだんからこれらの食材を食べていても不足がちになってしまいます。妊娠を計画している女性に望ましい量は1日400μg、妊婦への推奨量は440μg。葉酸400μgを摂るには、ほうれん草なら約200g(1把分)に相当します。決して少ない量ではありませんが、食材、献立、調理法を工夫し、葉酸たっぷりの食事を目指しましょう。

食事からの摂取では十分ではない場合があります。2000年に厚生省(現・厚労省)が都道府県などに通知で摂取を推奨しています。これには「葉酸の摂取で全てを防げるわけではない」とした上で、妊娠の1カ月前から妊娠3カ月までバランスの取れた食事に加え、サプリメントで1日0.4ミリグラムの葉酸を取ることを推奨しています。必要摂取量を多少オーバーしてしまっても、葉酸は水溶性ビタミンなので過剰分は尿の中に排出されてしまいます。お酒を大量に飲む人アスピリンや避妊薬のピルを飲んでいる人も欠乏しやすくなるので十分な摂取を心がけましょう。

妊婦の葉酸不足でリスクが高まる先天性障害について、2000年の厚生省通知で摂取を推奨して以降も発症率が改善していません。2000年以降、先天性障害の発症率は出産1万人当たり5〜6人で推移しています。年間500〜600人が発症している計算になります。日本先天異常学会はサプリメント(栄養補助食品)での葉酸摂取を呼びかける声明をまとめ、関係学会に周知への協力を求めています。2002年からは母子手帳にも葉酸に関する記述が記載されています。上手に葉酸を摂りましょう。  〆

<関連記事>
葉酸 1
葉酸 2
・妊婦 カルシウム不足 1〜4

| 不妊症 | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.tenyudou.com/trackback/4733
トラックバック