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【号外】ゲノム編集食品 1

おはようございます。今日は「即位礼正殿の儀」に
よる本年だけの祝日です。てんゆ堂診療しています。

さて、ゲノム編集という言葉をご存知でしょうか。簡単に説明すると遺伝子の情報を書きかえて生き物の特徴を変える技術で人工的に突然変異を起こすような技術です。食べ物の品種改良などへの応用が進んでいます。ゲノム編集のゲノムとは生き物の細胞の中にあるすべての遺伝子の情報のことです。遺伝子をタンスに例えると、1つ1つの引き出しには「目が青」など体の特徴を決める遺伝子が入っています。どの引き出しに何がはいっているのかが書かれた、すべてのラベルの情報のことをゲノムと呼んでいます。ゲノム編集とはこのタンスの引き出しを抜き取るように狙った遺伝子だけを操作して生き物の特徴を変える技術です。

ゲノム編集は1990年代の終わりから色々な技術が出てきて、最初は手軽なものではなかったのですが、それがどんどん改良されて、最近開発された技術は非常に手軽で色々な生物に応用できる技術になっています。近年、遺伝子を切り取る技術が飛躍的に進歩しゲノム編集はさまざまな分野に広がっています。

日本は少子高齢社会ですが、2050年には世界人口は90億人を超えます。地球上にある全ての栽培地に作物を植えても食糧不足になると推測されています。ゲノム編集は一面では非常に良い技術です。限られた資源で、より大きな魚や多くの穀物を作ることが可能です。ゲノム編集は近い将来、食料不足に直面するこの世界を変える可能性を秘めていますが、いろいろと課題はあります。そしてゲノム編集された食品は徐々に一般の食卓へと広まっていくと考えられます。

あの「近大マグロ」を生み出した和歌山県白浜町にある近畿大学水産研究所では、ゲノム編集でマダイの筋肉が増え過ぎるのを抑える遺伝子の働きを止めることで、通常のマダイの体の幅が倍近くなるマダイを養殖しています。ゲノム編集自体の作業は意外と簡単で、マダイの受精卵に狙った遺伝子を切るハサミの役割をする酵素などを注入するだけで編集は完了です。肉厚のマダイを開発した京都大の木下政人助教は「通常の餌の量で身の多いマダイを取れるようになればコスト削減につながり、価格低下など消費者のメリットになる」と強調しています。

国がさまざまな農作物の品種改良をしている茨城県つくば市の農研機構本部では、厳重に管理された有刺鉄線と高いフェンスに囲まれた田んぼでイネもゲノム編集されています。見た目は通常のイネと同じようですが、従来の品種より2割近くモミの数が増えるとしています。特定の遺伝子の一部を切ることでモミの数を増やしていて限られた田んぼの面積でコメの収穫量を増やすことができます。  つづく・・・

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・ゲノム編集食品 2
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・グリホサート 発がん性 1・2

 

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| - | 2019/10/24 1:59 PM |
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