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【号外】グリホサート 発がん性 2

おはようございます。先日、両親の墓参りをしました。
過ぎ去る日々はあっという間です。一日一日を大切に!!

さて、モンサントが開発した強力な除草剤ラウンドアップは世界でも日本でも最も売れている除草剤です。このラウンドアップの主成分がグリホサートです。ラウンドアップの安全性に関しては、2000年頃にはイタリア国立ガン研究所が「ラウンドアップに添加されている補助成分(不活性成分)が遺伝子損傷させる」と報告しています。その後、不活性成分である非イオン系界面活性剤ポリオキシエチレンアミン(POEA)が、グリホサートの3倍以上毒性が強いということがわかってきました。

2002年の段階ですでにレイチェル環境基金が「ラウンドアップは先天性奇形の増加に関係があり神経発達障害3倍に増える」という2つの研究について紹介しています。一部の研究者たちはグリホサートとPOEAの混合物であるラウンドアップは「グリホサート単独の場合と比べて明らかに毒性が強い」として「補助成分を含めたラウンドアップの安全性について当局は見直すべき」と主張しています。2019年8月、産科医の国際組織である国際産婦人科連合(FIGO)は「グリホサートはガンや神経発達障害、先天性欠損症との関連が疑われる。またメチル水銀同様、胎盤を通過する可能性があり、予防原則の立場から使用を避けるのは社会的責任である」として、グリホサートの使用禁止勧告しています。

アルゼンチン、パラグアイなどでは2000年頃から大規模に遺伝子組み換え大豆が栽培されるようになっています。小型飛行機でラウンドアップの空中散布が行われるようになると周辺住民の間で小児がん先天異常、皮膚障害などが増えています。ラウンドアップは「分解も早く催奇性がない」と言われていましたが、2010年にブエノスアイレス大学アンドレス・カラスコ教授(医学部・分子胎生学研究所長)らが「カエルや鶏の胚で実験した結果、極めて低い濃度であってもラウンドアップが先天異常を引き起こした」との研究結果を発表。さらに大豆栽培が盛んなアルゼンチン・チャコ州政府は「グリホサートと小児がんや脳腫瘍、先天異常などの発生は関連がある」とするレポートを発表しています。

除草剤耐性作物が増え、グリホサートの使用量が増えるにつれて、遺伝子組み換え作物の最大の生産国・消費国である米国では健康への不安が高まっています。20〜30年にわたって大量に使い続けてきたグリホサートは、パンやパスタだけではなく、水道水やワイン、ビール、蜂蜜などのさまざまな飲食料品から検出されています。米国では子どものワクチンからも検出されて母親たちに衝撃を与えました。またグリホサートの影響でアレルギー自閉症、ADHD(注意欠陥多動性障害)など、子どもの体に異変が起きていると感じている米国の母親たちが「Moms Across America」を結成。子どもの食事から遺伝子組み換え食品とグリホサートを除去するために、グリホサートの代替品を勧め有機食材を選ぶ運動などを展開しています。すでに米国ではモンサント側にラウンドアップ使用で末期がんになった男性に320億円の支払いを命じる判決が出されています。

国内でラウンドアップを販売する日産化学工業は、この農薬について「急性毒性が低く、催奇性、奇形性、発がん性もなく、非常に安全性が高いことが国際的に認められている」と安全性を強調しています。さらにラウンドアップの開発企業であり、遺伝子組み換え作物を推進してきたモンサントはこれまで「ラウンドアップは飲んでも牛乳と同じくらい安全」と言っています。飲んでも安全な農薬があるとは思えませんが… 2019年4月末、米環境保護局(EPA)はグリホサートについて人間にがんを引き起こす可能性は低いという見解を示しています。しかしグリホサートの懸念は払しょくされず、世界各国ではグリホサート使用禁止が広がっています。 〆

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・グリホサート 発がん性 1
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