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【号外】残留農薬 基準値緩和 2

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さて、除草剤ラウンドアップの主成分のグリホサートには発がん性が疑われています。このグリホサートの摂取が気になる場合は、現状なら国産小麦を選択することで対応ができると言えるでしょう。しかし日本の小麦自給率は約14%で、その多くをアメリカ、カナダに依存しています。我々の身の回りにある小麦製品の多くは、そうした国で生産した小麦によってまかなわれています。米よりパンへの支出が増えている世帯があることが報告されており、このような世帯ではグリホサートを経口摂取する機会と量が増えると考えられます。そして、このグリホサートの残留基準値は日本の食品衛生法ではパンに基準は設けられていません。参考までに玄米のグリホサートの残留基準値は0.01ppmとなっています。パンで検出されたような小さい濃度のものを恒常的に食品として摂取したときの人体への影響については解明されていないことが多いです。

しかし小麦は遺伝子組み換え作物ではありません。遺伝子組み換えではない小麦から、なぜ米国産97%カナダ産100%ものグリホサートが検出されるのかについて、米国の外食店を調査したGMO FREE USAの見解は、グリホサートは除草剤耐性の遺伝子組み換えである『ラウンドアップ レディ』作物に使用されています。遺伝子組み換え作物の栽培が増えるにつれて食品中のグリホサートの残留が増加しています。それだけでなくグリホサートは小麦、大麦、オーツ麦などの穀物や豆、食用ヒマワリ、ジャガイモなどの乾燥剤として収穫前に散布(プレハーベスト)されています。

プレハーベストとは、小麦の収穫前に除草剤ラウンドアップを小麦畑に散布することで小麦を枯らし収穫を容易にすることです。またラウンドアップを散布することで不揃いに熟することが多い小麦の成熟度が均一化されるので農家にとってはメリットがあります。プレハーベストは1980年代から行われているそうで、米国デュラーム小麦の99%春小麦の97%冬小麦の61%に実施されているといわれています。米国では収穫前に除草剤を散布することは「収穫前の雑草防除」として認可されており、農家はそれを「乾燥」と呼んでいます。しかし消費者からみると農家の作業をしやすくするためだけに除草剤を散布しているという驚愕の事実があります。その結果、小麦粉を使ったパン、パスタ、ピザなどからも残留農薬が検出されているのです。小麦のグリホサート残留基準値は30ppm、それから見ると市販のパンの数値は0.05〜0.23ppmと低く「問題はない」と思われるかもしれません。しかしパン、うどん、パスタなどの小麦製品は毎日食べる主食です。そのことを考えると少量だからと言って安全なのかには疑問が残ります。 つづく・・・ 

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