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ネオニコチノイド系殺虫剤 2

おはようございます。唯一参加する鍼灸の研究会
でお世話になっている大先生が病気です。嗚呼…

さて、埼玉県の環境科学国際センターでは埼玉県内の河川水には、いったいどれくらいのネオニコチノイド系殺虫剤が含まれているのか分析方法を開発し、平成25年度に県内の主な35河川の38地点について、本殺虫剤7化合物の河川水濃度を季節ごとに4回調査しています。その結果、山間地にある荒川上流部の1地点以外のすべての調査地点で本殺虫剤が検出されたことから、県内において本殺虫剤が広く拡散していました。 7化合物のうち国内出荷量の多いジノテフランの濃度が、他のネオニコチノイド系殺虫剤と比較して高い傾向があり、本殺虫剤の濃度は使用機会が増加すると想定される夏季に高くなる傾向がありました。検出された最高濃度は、ジノテフランの250ng/L(ngは10億分の1グラム)。出荷量の少ないニテンピラムやチアクロプリドは、ほとんど検出されませんでした。

日本ではネオニコチノイド系殺虫剤について河川の環境基準は今のところ設定されていませんが、水質汚濁に係る農薬登録保留基準が設定されています。ジノテフランを含めて本殺虫剤7化合物の検出濃度は、水質汚濁に係る農薬登録保留基準を大幅に下回っていました。これらの値と比較すると埼玉県内河川水の本殺虫剤の濃度は問題のないレベルにあると考えられます。しかし県内の河川水においては本殺虫剤の検出率が高く生態系へ与える影響も疑われています。名古屋市環境科学調査センターでも同様の調査をしています。調査で検出された濃度は農薬登録保留基準値と比較して、十分低い値で”ただちに問題となるレベルではない”と考えられると報告しています。しかし名古屋市内では大型の公園・植物園などでも本殺虫剤が使用されており、今後も継続して調査していくことが重要であると考えています。

ネオニコチノイド系殺虫剤だけでなく有機リン系農薬も微量でも脳で情報を伝達するアセチルコリンの働きに問題を生じさせます。アセチルコリンとは神経伝達物質です。1990年初め頃から欧州でミツバチの大量失踪が始まり、2007年春までには北半球のハチの4分の1が消えてしまいました。日本でも2005年頃からミツバチの大量死が始まりました。本殺虫剤に含まれる化学物質の摂取が多いとハチの方向感覚を狂わせ帰巣を不可能にする影響のではないかと指摘されています。その影響がミツバチの大量失踪・大量死の原因と考えられています。 つづく・・・
 

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