● 荻窪 教会通り てんゆ堂鍼灸院 「日日是好日」●

    
    東洋医学からみた
    鍼灸治療法
    健康情報
    養生法などなど徒草に
荻窪 教会通り 恬愉堂鍼灸治療院
<< 子ども 近視予防 1 | TOP | 子ども 近視予防 3 >>
子ども 近視予防 2

おはようございます。梅雨らしいジメっと
とした毎日です。しかし紫陽花はキレイです。

さて、日本では視力1.0未満の子どもたちが増加傾向にあります。2018年、過去最悪レベルに達しました。2018年度で小学生34.10%中学生56.04%高校生では67.23%となっています。小さい子たちが近視を発症させてしまっている率が高いのです。また、2019年8月、慶応大学医学部のグループの研究結果を発表しました。東京都内のある小中学校の子どもたちを調査したところ、小学生689人のうち76.5%が、中学生では727人のうちのほぼ全員、94.9%近視だったのです。

世界的に見ても近視は急増しています。オーストラリアなどのグループが2016年に発表した試算では、アジアを中心に近視の人口は増え続け、2050年にはおよそ48億人。その時代には世界の人口が97億人になると予想されていますから約半数が近視になると予測しています。世界保健機関(WHO)も「深刻な公衆衛生上の懸念」を表明し緊急の対策の必要性を指摘しています。

一口に近視といってもレベルによって「弱度近視」「中等度近視」「強度近視」に分かれます。近視の度合いを分けるのは、裸眼の視力ではなく屈折度数(D、ディオプター)で、-6.25D以上の状態だと強度近視に分類されます。これに対し、中等度近視は-3.25D以上-6.00D以下、弱度近視は-0.50D以上-3.00D以下となっています。

強度近視の症状は目にモノを近づけないとはっきり見えないことだけではありません。強度近視では眼球が伸びたことで外からの光の刺激を受け取る網膜が薄く引き伸ばされます。網膜の下に脈絡膜という層が薄くなり、眼底と呼ばれる目の奥の部分に変化が起きる可能性もあります。将来的に網膜剥離のリスクがあり定期的な経過観察が欠かせません。失明する可能性はゼロではないのです。

強度近視には遺伝的な要素と環境的な要素のどちらも影響していると考えられていますが、詳しいことはまだ明らかになっていません。近視は怖い病気なのです。定期的に眼科での検診を受け、目の健康状態を確認しましょう。見え方に違和感がある場合は速やかに眼科医に相談するようにしましょう。専門家は失明につながる病気のリスクにさらされる子どもが増えていることに危機感が募ります。30〜50年後が心配です。   つづく・・・
 

<関連記事>
・子ども 近視予防 1
・子ども 近視予防 3
・子ども 近視予防 4
・子ども 近視予防 5
・子ども 近視予防 6
・子ども 近視予防 7

 

 

| 顔・目・頭・脳の病気 | 09:28 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP -
コメント
コメントする