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ゲノム編集 妊娠禁止 2

おはようございます。世間は3連休です。
てんゆ堂本日13日(月・祝)も診療します。

さて、2019年12月4日、厚労省の専門委員会は遺伝子を効率よく改変するゲノム編集を人間の受精卵に施して子どもを誕生させることへの規制強化を求める報告を大筋でまとめました。ゲノム編集技術を人間の受精卵に使い、子宮に戻す臨床利用について禁止するための法規制を含んでいます。

ゲノム編集は狙った遺伝情報を変えられる技術です。従来より格段に使いやすい手法が2012年に登場し、農水産業や食品開発などの研究に使われています。一方、この技術を人間の受精卵に使って人為的に容姿や能力を変えるデザイナーベビーへの応用につながるとの懸念が指摘されていました。

ゲノム編集技術で受精卵の遺伝子を変えて子宮に戻すことは安全性が担保されておらず、世代を超えて影響が出る可能性があると指摘しています。実施できないようにするため強い規制を伴う制度が必要としています。委員からは罰則付きの法規制が必要だという意見も出ています。

またゲノム編集の他、ウイルスなどを用いて遺伝子を改変する従来の遺伝子組み換えなども規制対象とします。一方、ゲノム編集は受精卵の段階で遺伝子の異常を修復し難病を防ぐ技術として期待されていると指摘しています。遺伝性の病気の治療法の開発のために子宮に戻さずに行う基礎的な研究の発展は妨げず、臨床応用が認められる可能性は技術の進歩や国民の理解を踏まえながら継続的に検討していくこととしています。つまり現在は目的外の遺伝子を改変する危険性がありますが、将来こうした問題が解消され、社会の理解が得られる場合もあり得るとして、子どもの誕生が許される可能性について引き続き検討するよう求めています。

2017年、米科学アカデミーなどは安全性を確保したとしても能力や容姿を操作する目的での遺伝子改変は認めない報告書を公表。貧富の差が社会的な格差を一層広げかねないなどとしています。受精卵へのゲノム編集による妊娠・出産およびその後の成長・発育において、健康上の問題、技術的な問題、安全性の問題、倫理的な問題、人権問題などがあります。

今年、小生が流行語大賞にノミネートして欲しかったのは「ゲノム編集」です。食品から病気まで幅広い分野で、このゲノム編集が話題になりましたよね〜!? 来年はオリンピックイヤーです。皆さんにとって実り多き年になりますようにお祈りしております。本年もブログ「日日是好日」をご愛読いただきまして、ありがとうございました。  〆

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