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新型コロナウイルス 伝統医学で考える 4
おはようございます。今年は暖冬なので東京
桜の開花予報3月15日です。異常気象の春です。

さて、2020年2月21日、中国共産党の最高意思決定機関である党中央政治局は、新型コロナウイルス感染症感染拡大がまだピークに達していないとの見方を示しています。日本も同様です。初期対応のお粗末さが垣間見られて残念至極です。

東洋医学では新型コロナウイルス感染症を温疫(うんえき)や温病(うんびょう)、痧病(さびょう)と捉えることはできます。こられはこれは細菌やウイルスなどによる急性・伝染性・流行性の疾病の総称と捉えることができます。

細菌やウイルスなどに感染しても発症する人としない人がいます。そのことも東洋医学で一応の説明がつきます。『素問』生気通天論には「冬不蔵精、春必病温」(冬に精(せい)を蔵しなければ、春に温病になりやすい)とあります。冬は精を蓄える季節でありますから、つまり精を蓄えることは温病の予防に非常に重要なことです。

東洋医学の理論では生命活動を支える最も重要な精微物質とされています。精はに蓄えられた「腎気」や「元気」を生成するための原材料であり、人体の生殖機能、防御機能(免疫機能)、血液の生成、脳脊髄の栄養、老化現象などに広く関わります。精の蓄えが不足すれば、元気を生成する材料が足りず免疫機能の低下につながってくるのです。

したがってにしっかり栄養を摂り、精の生成を促して、冬に活動を控えて精を無駄に消耗せず、さらに寒の邪気に侵されないように気を付ければ、春の温病に罹りにくくなるのです。その他に外からの邪気侵入を防ぐ役を果たしている衛気(えいき)の働きを補助するために、春には少し早めに起きて自然の中で散歩をしたり、身体を伸ばしたりする運動を行い、温性の春野菜であるショウガ、ネギ、ニンニクの苗、ニラ、タデ、ヨモギ、カラシナなどを適量に摂取するのも効果的です。食事はあっさりしたものを選び、生のものや冷たいものを控えれば、より一層、予防効果が増します。

厚労省によると、新型コロナウイルス感染症の対策として、マスク(咳エチケット)、手洗いの励行を促しています。また多くの方が集まるイベントや行事等に参加される場合も会場の入り口にアルコール消毒液を設置するなど可能な範囲での対応をお願いしています。オリンピックイヤーの2020年です。米国でもインフルエンザが猛威を振るっていますので懸念材料です。多くの人々が行きかうと必然的に感染症は増加します。この状況を上手に乗り越えていきましょう!!  〆


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