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バッタ 大量発生 1

おはようございます。2020年の幕開け
からバタバタしていたら、もう3月です。

さて、NEWSでは新型コロナウイルス一色で、あまり報道されていませんが、2019年からアフリカ東部で大量のサバクトビバッタ発生被害が深刻になっています。エチオピアソマリアで1月以降、サバクトビバッタが大量発生し、両国に隣接するケニアにも拡大しています。ウガンダ南スーダンなどへの被害地域の拡大が懸念されています。

空が暗くなるほど巨大なバッタの大群が飛んできて農作物を食い荒らします。サバクトビバッタと呼ばれ体長は5センチほどで、は1日あたり自らの体重分の農作物や牧草を消費し、1億匹ほどの大群で約150キロメートルを移動しながら農作物を食い荒らしています。サバクトビバッタは、1平方キロメートルあたり最大で1億5000万匹存在し、1日あたり3万5000人分の食糧を食べてしまいます。

普段は単独行動を好むバッタが集団行動するようになる変化を「相変異」といいます。仲間が少ない時のバッタを「孤独相」、多い時のバッタを「群生相」と呼びます。相変異はバッタの大量発生と重要な関係があります。なぜ相変異が起こるのかは、いつも乾燥している砂漠ですが、雨季に雨が降るとバッタのエサとなるが生えてきます。バッタは、その先に雨が降っていることの多い季節風に乗って移動し、エサにありつきます。そして、お腹いっぱいになると卵を産み始めます。雨は数日しか降らないので、草は1か月ほどで枯れてしまいます。孵化した幼虫はその前になんとか成虫になるものの、その場では生活できず、新しいエサ場を求めて旅に出ます。

ところが珍しく大雨が降ると、草が枯れるのが遅くなるため、バッタは旅に出ずに数世代連続して繁殖します。バッタの繁殖力は高く、あっという間に仲間の数が増えます。草が枯れ始めると草が残っている狭い範囲にたくさんのバッタが集まってきて、ますます数が多くなります。

仲間が多くなるとバッタの体に変化が起こります。仲間と群れるようになり、翅が長くなって飛びやすい体になります。これが相変異です。実験の結果、バッタは仲間の姿や匂いではなく、ぶつかり合いに反応して相変異を引き起こすこと、そして、その接触刺激を触角で感じていることがわかっています。群生相になると1日に100km以上も飛び、途中で小さい群れ同士が合流し、群れはますます巨大になっていきます。バッタの大群は大雨によって引き起こされた群生相の大集団なのです。  つづく・・・


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