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新型コロナに効く中医薬 1

おはようございます。今日は振替休日で休みですが、
てんゆ堂診療しています。あいにくの雨模様です。

さて、中国新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の封じ込めに一定の成果を出したその理由は大胆な封鎖措置だけではないようです。実は中国の伝統的な薬方である中医薬(日本では漢方薬)が効果を上げたとされています。中国・国家中医薬管理局科技司の司長は2020年4月14日に「中医薬が今回の新型コロナウイルス感染症治療の中で重要な役割を果たした」と述べています。

そもそも習近平国家主席は、2019年10月末に「中華民族の数千年にわたる健康保養の理念である中医薬学は、中華文明の貴重な宝であり、中国人民と中華民族の豊かな知恵である。中医薬と西洋の医薬を相互に補充させ、中医薬産業を世界に送り出すことは、中華民族の偉大な復興と中国の夢を実現させるものだ」と重要指示を出しています。これは中医薬学の現代化と産業化を推進させるという国家戦略です。

そして2か月後の12月18日、中国人民対外友好協会と北京市人民政府は「中医薬を世界に知らしめ、世界に送り出す」――をテーマにしたフォーラムを北京で開催しています。そこで「中医薬は『一帯一路』の沿線国の医療体系に取り込まれ、共有されるべき重要な衛生資源である」と発しています。

習主席は政権に就いて以降、過去に何度となく中医薬の発揚を繰り返しています。中国は現代西洋医学では後れを取っていますが、中医薬で対抗して世界の医療体制に影響を与えたいという戦略があります。ですから、このCOVID-19の世界的流行(パンデミック)は願ってもないチャンスになったと推測されます。

ついでに世界鍼灸学会連合会(The World Federation of Acupuncture - Moxibustion Societies:WFAS)は世界の鍼灸関係の学術団体が加盟している国際的な団体です。日本主導で1987年に設立され、1998年にはWHOと公式関係のある鍼灸NGOとなっています。現在、53カ国から178団体が加盟し、日本からは公益社団法人の全日本鍼灸学会日本伝統鍼灸学会などが加盟しています。この学会に出席すると多くの中国人が参加しています。組織のTOPも中国が牛耳っており、国家戦略として政府主導で東洋医学の世界で影響力と発言権を強固にしています。中国は数を背景に人材・経済力により様々な国際組織の要職に中国人を続々就任させています。  つづく・・・


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