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新型コロナに効く中医薬 4

おはようございます。紫外線が強い季節です。
目も日焼けするのでサングラスをオススメします。

さて、2020年3月24日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について、中国で専門チームを率いた鐘南山院士のグループによる「新型コロナウイルス感染症に対する連花清瘟の抗ウイルス、抗炎症作用」の報告があります。連花清瘟(れんかせいおん)はVero E6細胞におけるSARS-CoV-2の複製を有意に阻害し、炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6、CCL-2/MCP-1、CXCL-10/IP-10)の発現レベルを有意に低下させるとしています。

連花清瘟は幅広いスペクトルをもつ漢方の抗ウイルス剤として、呼吸器のウイルス感染症に対して中国の臨床現場で広く使用されている方剤です。連花清瘟の構成生薬は、麻黄、杏仁、甘草、石膏、連翹、金銀花、板藍根、貫衆、魚腥草、藿香、大黄、紅景天、薄荷です。連花清瘟は日本では発売されていない方剤ですが、効果としては「清瘟解毒、宣肺瀉熱」の効果を持ち、感染性の発熱およびそれに伴う症状と、肺の症状(咳・呼吸困難など)を改善する処方となります。

中医学の視点で見て見ると、新型コロナウイルス感染症では、原因ウイルスは中医学では外邪(がいじゃ)といいますが、これに対処すると同時に体の中ので生じた熱である内火(ないか)にも対処する必要があります。今回の新型コロナウイルス感染症場合であれば内火=肺炎です。原因を排除しながら発熱や発熱の再発を抑える処方になっています。

連花清瘟は新型インフルエンザの時にタミフルと比較した試験も行われましたが、症状改善や解熱に要する時間もタミフルに比べ経過も良好で期間も短かったという報告もあった方剤です。清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)は中国のガイドラインでは優先的に使用するよう提案していますが、連花清瘟についても過去の感染症で使用されたことから中国では多く使用されたようです。しかし清肺排毒湯も連花清瘟も予防的に飲む方剤ではありませんので、ご注意ください。  つづく・・・

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