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種苗法改正案(2020年) 2

おはようございます。すでに沖縄は梅雨入り。
東京も梅雨寒のような天気が続いています。

さて、農水省のHPには「種苗法の一部を改正する法律案について」が掲載されています。しかし、この種苗法改正案は農業者に対し十分に周知されないまま進んでいます。しかし、昨日の2020年5月20日、自民党の森山裕国対委員長は種苗法改正案の今国会での成立見送る方針を示唆しました。廃案ではありません

この改正案での対象は8000品種余の国の登録品種です。米、果物、野菜の9割前後の一般品種は制限せず、「ゆめぴりか」「つや姫」のような米や、イチゴの「あまおう」、「シャインマスカット」のようなブドウといった登録品種について自家採種などを制限する内容です。

時間と費用をかけて開発した育成権者を守り海外流出を防ぐのが目的です。自家増殖の禁止は国の知的財産戦略の一環です。例えば、日本で登録されたシャインマスカットの苗木が中国韓国海外流出してしまっています。出願期限が切れたサクランボ品種「紅秀峰」などの優良品種も海外流出しています。これらの事例は現行法では違法ではないのです。

また現在は登録品種が販売された後、海外に持ち出されることは違法ではありません。さらに登録品種が自家増殖された後に海外に持ち出されることは違法ですが、農水省によれば増殖の実態が把握できないため抑止できないとしています。登録品種の果樹などを接木で自家増殖したものの一部が採取されて海外に流出してしまうケースがあったとしても把握できないのが現状です。ですから農水省は種苗法の改正で自家増殖を禁じていれば、国内で苗の流れを管理でき流出を防ぐことができるとしています。

そこで法改正によって品種の育成者権者(農研機構や都道府県の試験場など)が輸出先国や栽培地域など条件指定できるようにするというです。その条件に反して海外へ持ち出したり、指定地域外で栽培した場合は育成者権の侵害となります。侵害罪10年以下の懲役または1000万円以下の罰金とすることが改正法案に盛り込まれています。農水省は輸出や栽培地域に関わる内容を農水省HPで公示し、登録品種であることと利用制限があることの表示も義務づけするとしています。  つづく・・・

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