おはようございます。梅雨らしいジメジメ模様です。こういう時こそ、上手に汗をかいてサッパリしましょう。
さて、歯痛で歯科に行くと虫歯… そこで健康保険で治療します。そうすると治療箇所は銀歯になります。通称、銀歯と言っているには、つめ物(インレー)やかぶせ物(クラウン)です。 この銀歯は、実は銀ではなく金銀パラジウム合金です。
銀歯の成分は、銀が48%、パラジウムが20%、銅が17%、金が12%、その他、亜鉛・イリジウム・錫(すず)などが3%です。その他、金属のかぶせ物やつめ物の一部にはニッケルクロム合金・銀合金などを使っています。
昔は虫歯を削った後の穴に埋めるものといえばアマルガムです。アマルガムは水銀と銀などの合金の総称です。虫歯治療後に銀歯としてよく使われてきたつめ物の材料です。アマルガムは非常に優秀な材料で、何より抗菌性が高いのです。
普通、一度、虫歯治療をした歯は2次カリエスといって再び虫歯になる可能性が高くなりますが、アマルガムを詰めた歯の周りには虫歯はほとんど起こらないのです。
また、治療の際には柔らかいため、穴の部分に密着させて詰めることができ、その後、噛み合わせに耐えるほどまで強度を増します。その割に他の歯にダメージを与えるほどではないという程よい自然な硬さでした。アマルガムの利点もありますが、実は大きな欠点が指摘されています。
金属の指輪やネックレスが金属アレルギーを引き起こすことはよく知られています。それと同じように歯科治療で使用する金属(メタル)のかぶせ物やつめ物も全身の健康に悪い影響を与えることがあります。銀歯が長期間口腔内に入っていると、唾液によって金属イオンが溶け出します。これらを毎日、体内に飲み込んでいる訳です。
ですから金属が体内に蓄積されます。体内に金属イオンが入ると免疫機能がそれを異物と見なして、口内炎、歯肉炎、舌炎、歯肉の黒ずみ、皮膚の湿疹といった金属アレルギー症状を引き起こします。 つづく・・・
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